乃木坂46メンバー卒業続々 生田絵梨花の次は新内眞衣も…
今月17日に放送された「ベストアーティスト2021」(日本テレビ系)に乃木坂46が出演。先月グループからの卒業を発表していた1期生・生田絵梨花(24)の卒業ソングとなる「最後のTight Hug」を披露した。
また同日深夜25時には2期生・新内眞衣(29)が、メインパーソナリティーを務めるラジオ「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)の生放送で卒業を発表した。
どちらも卒業にあたり前向きなコメントを出しているが、果たして彼女たちは本当に心から、乃木坂46を卒業したくて離れることになったのだろうか。
生田は先月25日のブログにて、卒業後は「新たな生き方や表現を模索」するとしている。すでに持ち前の歌唱力でミュージカルや舞台で頭角を現し、各演劇賞での受賞歴もある。音楽特番では乃木坂46として出演する傍ら、ソロ歌手としてもミュージカル界のスターたちとコラボで堂々と渡り合うなど実力は折り紙つきだ。おそらく、卒業後はそうした活動を本格化させるのだろう。
一方で同ブログでは「随分前から卒業はどこかで意識していたはずなのに気がついたら離れたくなくなっていました」とグループへの未練も感じさせた。だが同時に、14歳での活動開始から10年が経ったこと、25歳を目前に控え「今はすっかり年長」になったことなどにも触れている。
女性アイドルが直面する卒業と年齢の“壁”
同期の1期生が25歳前後~29歳になるまでに次々と卒業していき、若い3期生、4期生がグループの中心になっていかなければならない状況も彼女の決断を後押ししたはずだ。
新内は前述のラジオにて涙ながらに来年1月末での卒業を発表。その後については「何も決まっていない」という。卒業理由については「2022年の1月で30歳になるんですよ。改めて、30歳からは新しい私で人生を歩みたいと思って決断しました」と語っている。
21歳でグループに加入し、当初はOLと兼任するなど女性アイドルとしては遅咲きだったが、親しみやすいお姉さんキャラで、グループ冠番組ではよくイジられ、「オールナイトニッポン」メインパーソナリティーは5年半務めた。卒業後は別のメンバーに引き継ぐ予定だという。
乃木坂46の隆盛期を支えた1期生のツートップ、西野七瀬(27)は17歳から活動を開始し24歳で卒業、白石麻衣(29)は19歳で活動を開始し、25歳頃から進退を意識しつつ、28歳で卒業した。
現役アイドルとソロ活動の並行は難しい?
女性アイドルには自身の卒業について、まず25歳前後に決断の時が訪れ、30歳手前になるといよいよ定年かのように、当然の流れで卒業を選択せざるを得ないように見える。グループ在籍中にやりたいことを見つけ、卒業したら本格活動を開始するというのがお決まりのようになっているが、やはり、なぜジャニーズのように、現役アイドルでありながら並行してソロ活動も極めていくことができないのかと感じてしまう。
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