「甘すぎる私でも許すわけにはいかない」
フリーアナウンサーの小林麻耶(42)と元夫で整体師の國光吟氏(38)が、3月28日にそれぞれのブログで再婚することを発表した。2021年4月の離婚から1年ぶりの元サヤに戻るという。
この1カ月、世間の注目を浴びて“時の人”となった2人――。コトの始まりは、小林が3月に入り、自身のブログや國光氏のユーチューブで、亡くなった妹の麻央さん(享年34)の夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(44)との金銭問題などトラブルを告発したことにある。その後、元アパレル会社社長でユーチューブチャンネル『ガーシーch』の運営者、東谷義和氏とコラボ配信し、告発劇を繰り広げた。一連の行動で小林は父親に縁を切られ、母親との連絡も途絶えたことも告白。
30日には海老蔵からブログに関するお詫びの連絡があったと明かしたものの、「結婚してから約4年間海老蔵のせいで生き地獄でした。いくら甘すぎる私でも許すわけにはいきません。条件を提示し、許すかどうかとなるでしょう」などと引き続き、ファイティングポーズとも取れる投稿をしている。
そんな小林の予断を許さない暴露騒動について、先だって週刊誌の取材を受けた松居一代(64)が“参戦”したのは記憶に新しい。松居自身のブログで〈松居劇場はそれまでの芸能生活44年を投げ打っての戦でした〉〈小林様とはそのレベル感が違いすぎますね〉などと綴って注目を集めている。松居も2016年に俳優の船越英一郎(61)との別居が報じられ、 その後にYouTubeなどを使って、船越の不倫を暴露するなど“告発騒動”を起こしていた。
過去には歌手の泰葉(61)も、元夫で落語家の春風亭小朝(67)との離婚した後にブログで暴力行為などを告発して話題に……。こうした暴露系の女性には共通点があるという。明大講師の関修氏(心理学)がこう言う。
世間に知らしめ、無念を晴らしたい
「芸能人の場合は特殊ですが、まずは公共の場で暴露するのは注目を集められるから。真実を追求したり正義感というより、注目を集めて許せない思いを世間に知らしめることで無念を晴らしたい心理が大きいでしょう。メディアに取り上げられることが分かっていますからね。
その無念を晴らしたいというのは、情動的で根に持つタイプに多く見られます。一般人なら、夫の浮気を疑って会社に電話したり、夫婦の秘密を親戚の集まりで暴露したり。とくに専業主婦や仕事を休んでいて家庭だけに向き合っている時間が長いと情念的な意識が強まりやすい傾向にあるといえるでしょう。家庭とは親族に囲まれた利害関係よりも感情が動く世界で、他人の集まりで理性的な人間関係を築く会社世界とは違いますから。
逆に瞬間湯沸かし器のように怒りっぽい人は、その場で本人にキレますから、第三者への暴露には興味を持ちません。なだめられると理性を取り戻し、引きずらない傾向にあります」
小林は麻央さんの看病もあって長い間、仕事をセーブし、國光氏との結婚後に芸能界引退状態だった。内に秘めた思いがあったのだろうか。
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