恋愛テクニックを磨く前に…自分プレゼンテーションの極意

しめサバ子 マルチポテンシャライトライター
更新日:2019-04-23 06:00
投稿日:2019-04-23 06:00
 巷にはさまざまな恋愛テクニックがあふれています。「ギャップを演出しよう」「ボディタッチしてみよう」。はいはい、そんな小手先の技で本当に真実の愛に出会えると思っていますか?
 今回は、そうした恋愛テクニックに走る前に必要なこと。あなたというキャラクターをお相手にどうプレゼンテーションしたら良いのか、という点についてお話ししましょう。

プレゼンはビジネスも恋愛も同じです

 さて、プレゼンテーションと聞くとかなりビジネスライクな感じがしますが、この手法、実は恋愛にも適用可能なのです。

 プレゼンのコツとは、「相手の感情を動かすこと」。こちら、恋愛と同じではないですか?

 その極意を知れば、恋愛にも活かすことができるので、今回はそんなプレゼンのコツの中でも、とくに恋愛にも使いやすいものについて解説させていただきます。

コツその1 特徴ではなくベネフィットを語る

 まずはプレゼンのド定番。「特徴」と「ベネフィット」の違いはお分かりでしょうか?

 スティーブ・ジョブスのipodのプレゼンを事例にその違いを説明します。

「特徴」では感情が動かないため、相手が具体的にイメージでき、ワクワクできることが大切です。もたらされる恩恵、「ベネフィット」ですね。

 恋愛における特徴とは、よく自己紹介でやる「自分の趣味は料理です!」とか、「仕事ではマーケティングをしています!」という、自分の性質を相手に伝えるもの。

 ただ、これだけだと、聞いた相手は「そうなんだ、ふーん」で終わってしまいますよね。

 ここは、一歩先に進んで特徴を「ベネフィット」に変換して相手に伝えるようにしましょう。

ベネフィットで好感度が高まる

 例えば、料理が好きなのであれば、「相手に晩酌のおつまみを作ってあげるのが得意」とか、英語が得意なら、「海外旅行中でも現地の人と普通に話せる」とか、そんな感じです。

 例えば、飲み会にいた男性が「僕はマッサージが得意なので、彼女が疲れた時によく脚とか肩を揉んであげるんですよ」と聞くと好感度が高まりませんか?

「脚とか肩を揉んであげる」がここでいうベネフィットです。

 例えば、こちらはある女性が男性に提示した、実際のベネフィット。

 非常にチャーミングですよね。

コツその2 ストーリーを語る

 プレゼンの最終奥義といっても良い技法、それが「ストーリーテリング」。

 仲良くなる過程で必ず起こるのが、過去の恋愛や仕事の話ですよね。さて、ここでよくやってしまうのが「オチ」のない話をダラダラとしてしまう自分語り。

 ストーリーテリングのコツは、「問題に対する気づき」と「それによる変化や学び」を会話に盛り込むこと。

 ここをポジティブに伝えることができれば、相手はあなたの話に引き込まれ、もっとあなたの話を聞いてみたい、ときっとなるはず!

コツその3 好きなもの、嫌いなものを明確に

 こちらの名言は、人気漫画「HUNTER×HUNTER」の主人公ゴンの台詞です。

 そうなのです。人はその人のポジティブな面だけでなく、ネガティブな面、例えば怒りや悲しみといった側面に対しての方が共感を強く感じるものなのです。

 したがって、あなたをプレゼンする時には、自分が好きなものだけではなく、嫌いなものや自分のダメな部分なども話すようにしていきましょう。そうすることで、あなたの良さはより際立ちます。

 注意点は、ただのグチになってしまわないように!

まとめ

 あなたの魅力を伝えるためには、ビジネスのプレゼンを勉強するのもきっと役に立つはずです。

 自分の良さを客観的に見つめるためにも、一度あなたという存在をプレゼンするパワポ資料などを作ってみるのも良いかもしれないですね。

しめサバ子
記事一覧
マルチポテンシャライトライター
主に恋愛・性に絡むネタを執筆。ライター業以外にも法務や税務、イベント企画、プログラミング、起業、ひいては寿司を握るなど、興味を持ったことに手当たり次第に挑む。休日はシメサバ作りをこよなく愛する。
X

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「優しい男はモテない」説の真実…女が語る“ガッカリした”5つの瞬間。神対応は私だけじゃなかったの?
 多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
彼氏に「見知らぬ土地で置き去り→バックレ」って最悪じゃん! 人間性終わってた男の最低エピ5連発
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ
鈴木亮平似のアドバイス男、“頼りがいがある”のは幻想だった。「いい女になれないよ」に絶句…!
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」  そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
おがわん 2025-08-15 11:45 ラブ
ダメ男を“理想の夫”にアップデート! 5つの成功例を教えます。プライド激高→「洗濯したよ♪」に変えたテク
 夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...
恋バナ調査隊 2025-08-15 08:00 ラブ
イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ
 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。...
内藤みか 2025-08-14 11:45 ラブ
違うのに~! 彼氏に「浮気」を疑われた5人の体験談。首元のこれ、キスマークに見えちゃうの?
 男性に彼女の浮気に寛大なのかと聞くと「彼女が浮気をしたら別れる」と考える男性はかなり存在します。  そんな相手に...
恋バナ調査隊 2025-08-14 08:00 ラブ
イケオジが豹変!暴走する“勘違いおじさん”のリアル。「今日もキレイだね」大量に届くメッセージに戦慄…
 SNSで頻繁に話題にのぼる“勘違いおじさん”。自己評価がやたら高く「まだまだ俺は若い、イケる!」という勘違いのもと、だ...
浮気男に制裁! 街中で壮絶な修羅場…からのプロポーズにえっ? 怒涛の急展開に妊婦が下した決断
 出会いのきっかけとしていまや定番のマッチングアプリ。近年ではその出会いが結婚につながることも多いそうで、純粋な恋愛に活...
くらげ 2025-08-12 11:45 ラブ
浮気じゃないの!? 彼を疑った4人の末路。朝帰りで暴言→マジで仕事関係だった…
 好きな気持ちが強すぎて、彼氏の浮気を疑ってしまうときもあるでしょう。しかし、勘違いで責めれば彼氏に冷められるかもしれま...
恋バナ調査隊 2025-08-11 08:00 ラブ
駆け引き大失敗! 送って後悔したLINE3選。匂わせが「遊んでる女」認定で終わった
 好きな人の気を引くため、あるいは言ってほしい言葉を引き出すためにLINEで駆け引きする人もいるでしょう。でもその駆け引...
恋バナ調査隊 2025-08-10 08:00 ラブ
「俺ね、経営者なんですよ」慰謝料を拒否する夫のバカげたプライド。妻を“勝手に逃げだ”と非難する心理
「冷酷と激情のあいだvol.258〜女性編〜」では、5年前に離婚をした元夫から一方的に悪口を言われ続けている里香さん(仮...
並木まき 2025-08-09 11:45 ラブ
「5年前のことなのに!」友人からのDMにあ然…離婚した“モラハラ男”の執拗な攻撃にウンザリ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-09 11:45 ラブ