個人的やり取りのスタート
送りのホストは1人しか選べません。つまり、一番気に入ったホストを選ぶ、いうことになります。選ばれたホストはとても喜びます。なぜなら「次にあなたを指名する可能性がとても高いですよ」ということだからです。なので必ず「連絡先を教えて」と聞いてきます。LINEなどでメッセージ交換を続け、また店に来てもらおうとしているからです。
ここでひとつ注意したいのは「ホストが私に連絡先を聞いてきたわ!」「ホストが電話していい?って私に囁いていたわ!」と舞い上がってしまうこと。「彼、私のことが好みなのかしら!?」という思い込みをしてしまっているのですが、それは違います。彼らは仕事でホストをしているので、恋に落ちたわけではなく、売り上げが欲しいだけ。送り指名をしてくれた女性には必ず連絡先を聞いているものだ、ということは、しっかりと認識しておきましょう。
店に来た理由を思い出す
私が女友達を連れてホストクラブに行くと、しばしば送り指名を迷い、何分も苦しむ女性が出ます。右も左もかっこいいイケメンばかりで、1人に決めかねてしまうのです。何しろ彼らのキャラはいろいろ。体育会系なオラオラもいれば、目がキラキラのアイドル風もいるし、クールなモデル系もいれば、お笑い担当も。どのホストも楽しかったので、誰を選べばいいのかわからなくなってしまうのです。
けれど、話は簡単です。店に行く前の自分の気持ちに戻ってみればいいだけ。どんなホストがいたらいいな、と想像していたか思い出してみましょう。たとえば「今日は友達と一緒に行くし、面白いホストがいてみんなを笑わせてくれたらいいなあ」と考えていたのなら、送りホストもお笑い系の人を選べばいいのです。きっと気の利いた言葉でご機嫌に送り出してくれることでしょう。
想定外のこともある
とはいえ想定外のこともあります。「まさかこんな素敵な人がいるとは思ってもいなかった!」という嬉しい誤算です。たとえば「大好きな芸能人に似ている!」とか「初恋の男性に似ている!」などという、無条件で大好きなタイプがホストをしている場合です。もちろんそうした思いがけない喜びをもたらしてくれたホストだったらその人を送りにしてもいいでしょう。
けれど、あまりにも好みだった場合は、気をつけましょう。そんなどストライクな人とLINEの交換をしたら、本当に好きになってしまうかもしれませんよね。そしたらまた彼に会いたくなって、今度はひとりでホストクラブに行ってしまうかもしれません。そして彼のためならと高いボトルを入れるような、貢ぐ人生が始まってしまうかもしれないのです。もちろん「そんな堕ちる人生を実は私、望んでいたの」なんていう人もいるので、ケースバイケースなのですが、好みすぎるホストを送りにするのは、ある程度の覚悟が必要かもしれません。
ホストクラブはひとりで行ってもみんなで行っても楽しいところ。この楽しい気持ちが続くような、そんなホストを選べば間違いはありません。時々「彼はとても頑張ってくれていたから」とか「彼は新人で指名の人が誰もいないと言っていたから」などと同情で送りのホストを選ぶ人もいますが、そういう人は後になって「やっぱり好みの人を呼べばよかった〜」と悔やむことも。やはり自分の気持ちに素直になって、ホストを選ぶのがベストだと思います。
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