20歳下の美青年の申し出に興味津々
――意気投合したとはいえ、いきなり「奴隷にしてください」とは驚きです。続きをお聞かせください。
「はい、私も驚きました。でも飲み会の際、私のピンヒールを見て目を輝かせる表情は明らかに欲情していましたからね。クラブ時代は様々なお客さまの接客をしていましたから、Tクン自身、「マゾ」の性癖があるんだろうなと思いました。
で、私も彼には興味津々だったので、もちろんOKしましたよ。
ちなみに、『奴隷にしてください』への返信は、『私、SMにはあまり詳しくないの。奴隷とか言われてもイマイチ分からないわ。それでもいい?』と正直に伝えました。
すると、『もちろん大丈夫です。P子さんに逢えるだけで嬉しいです』と返信が来て、ちょっとキュンとしましたね(笑)。
20歳も年下の美青年に言われて、嬉しくない40代女性はいませんよ(笑)」
M男としての彼を知りたい
――続けてください。
「彼が指定してきたのは、渋谷にあるSMの道具なども貸し出しているラブホテルでした。いきなりラブホテル? とびっくりしたのですが、その時にはセックスをするしないよりも、M男としてのTクンをもっと知りたい気持ちのほうが強かったでしょうか。
デート日は、主人は出張で、小4の息子も友達の家に泊まりに行くタイミングにし、黒のレザースカートにピンヒールブーツ、トップスは赤のニットで行きました。
待ち合わせたのは午後4時。2人で部屋に入ると、ブラックとシルバーの調度がシックでメタリックな空間が現れました。
その非日常の光景を見ると、私の胸奥はドクンと高鳴ってしまって……。
『M男のTクンをいたぶりたい』と思いつつも、目の前に置かれたキングサイズのベッドが否応なく男女のセックスを思わせるんです。
まさかの衣装持参! 網タイツまで…
今日はS女に徹しなくちゃと思いつつも、彼に組み敷かれる自分を想像してしまって……そうこうしているうちに、彼がバッグの中から包みを差し出しました。
その時の会話は以下のようなものです。
――これ……着て欲しいんですが。
見れば、黒いエナメルのボンテージ風ワンピースでした。前がジッパーになっており、ハイネックで膝上15センチくらいの超ミニスカなんです。
――これを、私が……?
――ダメでしょうか? 僕、P子さんに着て欲しくて思わずネットで買っちゃいました。あと、これも一緒に穿いて欲しくて……。
おずおずと差し出してきたのは、太ももまでの網タイツと、伸縮性のある紐パンでした。網タイツもショーツも黒で、彼はブラックへのこだわりがあるらしくて……(笑)」
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