まだまだ進化!最新「韓国コスメ」5つの注目ブランドレポ

笹山真琴 ビューティ&ヘルスケアジャーナリスト
更新日:2022-11-14 02:25
投稿日:2022-11-13 06:00
 まだまだちょっとずつトレンドを変えてブームが続いている韓国コスメ。先だって、注目の韓国コスメ関連のイベントが開催されました。コスメジャーナリストとしてはリアルにチェックできるようになり、やっぱり、テンションが上がります……!

試して気になった!最新韓国コスメブランド5つ

 とりわけ実りの多かったイベントは、2つ。10月前半に伊勢丹 新宿店で開催された、まるで美容皮膚科の施術を受けたかのようなハイパフォーマンスコスメばかりを集めたセレクトショップ「Beauty Queen」と、10月26日、27日に開催された、韓国政府の関連機関である大韓貿易振興公社KOTRA(コトラ)主催の「2022日韓ビジネスパートナーシッププラザ」です。

 現地で気になった5つの最新ブランド&アイテムを紹介します。

まるで美容皮膚科に行ったみたい! な感覚で使えるコスメばかりの新業態「Beauty Queen」

「Beauty Queen」は今年の秋に誕生した、日本のビューティ商社MIKが仕掛ける、旬のハイパフォーマンスコスメが一堂に会するセレクトショップです。10月前半に期間限定の伊勢丹 新宿店でのポップアップショップが好評を博し、12月21日からは東京・西武池袋本店でのポップアップショップも決定! 見逃した人は楽しみにしてくださいね。

「Beauty Queen」で思わず気になったブランドはーー。

1. 「KoY(コイ)」

 KoYは、過酷な環境下で育つセリ科の植物、クリスマムマリチマムというセラミドをキー成分にした、「美しさは休息から生まれる」をコンセプトにしたナチュラル派コスメ。ジェンダーレスコスメでもあります。

 中でもすごかったのは、「FLOW CELL -CODE MASK PADマスク」。直径10センチほどのパックで、目元、口元など気になる部分ケアに使います。

 説明では「ジェル状」と書いてありましたが、超ウォータリーで、とろけるジュレみたいです。もはや糸を引くくらい!生地の重さの約60倍の美容液が入っているというのも納得です。

 目元に乗せると、保湿力はいままで体験したことのないプルルン感。お試しで店内にいる間、手の甲に乗せているだけでホワイトニングも体感できるほど、韓国コスメらしいハイスペックなパックでした。

 クリーンで爽やかな香りで男性も好きそうなので、パートナーとペアで使うのもオススメです。リモートワークで酷使している目元にぜひ。

2. 「LAVIDA(ラヴィダ)」

「LAVIDA(ラヴィダ)」は、「細胞間の信号伝達」物質をキー成分にした、高機能でラグジュアリーなブランド。脂質成分が細胞間のセル信号伝達過程に関与することに着目し、皮膚のバリア機能に重要な役割を果たしている、人間の皮膚でも作られている物質の類似成分「フィトS1PTM」を搭載しています。

 韓国の建国大学アン・ソングァン教授陣と共同開発しているという裏付けもエイジングケア魂をそそられるアイテム。

 他にも、キャビアコラーゲン抽出物質を88%使用したリンクル美容液など、韓国ハイスペコスメ未経験の方ならぜひ一度は試してほしいブランドです。ちなみにお値段もお高め清水系!

実は日本の高機能コスメも充実

 スタッフさんが激推しだった国内ブランドは、くしくも2つともプラセンタ系。ひとつは、ユーグレナ社の、お肌の遺伝子配列にも関与するという、卵のプラセンタ由来の世界初成分「セラメント」を主成分にしたハイパフォーマンスコスメ「CONC(コンク)」。

 そして、老舗ハリウッド化粧品の知られざる名品「スキンコンセントレート ME」は、一滴もお水を使っていない超高濃度プラセンタ美容液。価格は4万円強! しかも1カ月で使い切りという豪華さ。

笹山真琴
記事一覧
ビューティ&ヘルスケアジャーナリスト
コンテンツ企画会社経営。医師や美容家など、医療・美容に詳しいオピニオンリーダーを取材し、最新のナレッジや製品について多数のメディアで執筆。グローバルにキュレーターを配する女性に向けたオピニオンメディア『UNICORN』主催。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


今夜もぐっしょり…寝室温度をめぐって夫と大喧嘩!【医療専門者監修】寝汗は更年期だけじゃない?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代が「垢抜け顔」になれないワケは?【美容家が使って実感】激推し最新コスメ3品
“垢抜け顔”になりたいけど、思いどおりの仕上がりにならない…。そんなお悩みは、選ぶコスメで解決!  40代の時短美容家...
生理前に限らず些細なことでイライラ!【医療従事者監修】アラフォーが注意したいPMSではない意外な理由
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
春先の紫外線も乾燥も怖くない!【美容家厳選】アラフォーに激推ししたい“二刀流”UV対策
 春の陽気を感じる日も増えてきましたね。日差しが強くなってくると気になるのは、UV対策です。春夏は特に紫外線量が増えるた...
加齢で増えがちな「ほくろ」はシミと何が違う?【美容外科医が解説】電気メスで削ると? 保険適用の条件は?
 この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問を分かりやすく“一発回答”。今回はお悩みの多い「...
うさぎ舌リップってなんぞ? 40代でも挑戦できる作り方と色選びのコツ
 純欲メイクや白湯メイク、地雷メイクなど、これまでいろいろなメイクがトレンドに上がってきましたが、もっかSNSで話題なの...
寒暖差疲労の原因と対処法【医療従事者監修】季節の変わり目はイベントてんこ盛りで休めない…どうする?
 寒暖差が激しい季節は、いつもと同じように睡眠時間を確保したつもりでも、なんだか疲れてしまいがち。そんな「寒暖差疲労」を...
40代がやりがちなNGメイクとインナーカラー全8選。痛いおばさんは回避したい…
 アラサー・アラフォー女子は、メイクやヘアカラーというパーソナルなことですら、常に厳しい目線を向けられてしまうから大変で...
長財布はダサい&時代遅れとされる3つの理由。令和におすすめの財布は?
 最近、長財布を使っている人をあまり見かけなくなってきましたね。今でも長財布を愛用しているものの、「もしかしてダサい? ...
女性は30代以降、筋肉量が年間1%ずつ減!?【医療従事者監修】今すぐ試せる“ぽっこり下腹”引き締め術3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
【検証】メイクしたまま寝ると汚肌一直線?20代美容ライターが3日間オフなしで過ごしたら意外な結果に…
「メイクを落とさないと肌が荒れる」とはよくいったもの。メイクをしたまま寝ると毛穴に詰まった汚れや皮脂が酸化して、肌荒れや...
「美容医療」反対派と賛成派の意見。トライする前の参考にしたい
 いつの時代も、女性は美しくなりたいと思うもの。そして、今の時代、美容医療や美容整形がより手軽になり、挑戦する人も増えて...
更年期の“意外と知らない”基礎知識/更年期症状は遺伝する? 出産経験の有無は影響する?【医療従事者監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
熱狂する韓国コスメブームに違和感。顔につけるのに、低価格、パケ買い、なんとなく…だけで買って大丈夫?
 つい先日、資生堂の最終赤字が100億円超との報道がありました。主な理由は中国での事業不振にあるそうですが、実際のところ...
急に夜が淡白になり、枯れてしまった彼氏…【薬剤師監修】浮気以外で考えられる原因は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代で「実年齢+5歳老け見え」は絶対回避したい!【美容家激推し】お助けアイテム3選
 40代を迎えると、ちょっとした老け見えにも落ち込みますよね。「43歳なのに、48歳くらいに見られた…」なんてしょんぼり...