彼女と結婚しよう…彼氏が決意するちょっと意外な4つの瞬間

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-10-24 20:44
投稿日:2019-06-29 06:00
 周囲の友人たちが結婚していったり、出産ラッシュを迎えると、なんとなく焦る人も多いですよね。それほど、結婚への憧れは強い思いですよね。幼少期に母親の隣で「こんなお母さんになりたいな」と思った人も多いのではないでしょうか。自分も当たり前のように結婚すると思っていたのに、付き合っている彼氏から一向にプロポーズをされないなんて盲点ですよね。今回は彼女と結婚を決意した男性の心理について、追究してみましょう。

彼女と結婚をしようと思った男性たちの理由

 男性が彼女と結婚しようと決意するときは、私たちの想像と、かけ離れていることがあります。まずは男性心理をきちんと理解して、プロポーズしてもらえるように仕向けましょう。

仕事が軌道に乗り始めたから

「彼女と結婚しようと思ったのは、仕事がうまくいき始めたから。生活の基盤は、やっぱり大事なので、しっかりしてから結婚したい。彼女のことを本当に好きだからこそ、待ってもらってでも、男として責任を持ちたいです。結婚を待ってもらってる時に、催促するような彼女は嫌ですね。僕も真剣に考えているので」(Mさん・29歳男性/SE)

  ◇  ◇  ◇

 彼女が「プロポーズをされない」と悩んでいる間に、実は男性もしっかりと彼女と結婚するかどうかに向き合っている場合があります。彼氏としては不安や、結婚についての悩みを彼女に話すことで「カッコ悪い俺」にならないのか不安なもの。そんな時に、彼女が結婚に焦っている発言をしていると、彼氏も落ち着きません。結婚を待てない場合は、それとなく彼氏の結婚についてのイメージや、不安について寄り添うのが吉です。

彼女と穏やかに交際が続いたとき

「付き合ってる時に喧嘩しまくってるカップルが、結婚して彼女と上手くいくなんてことはないと思うんです。なので、彼女とはできるだけ穏やかに落ち着いた交際がしたいです。デートのたびに、煌びやかなスポットに出かけるとかではなくて。例えば、お家デートした時に“無言で一緒にいてもキツくない”とか波長が自然に合う感じ。そういう彼女であれば、結婚してもきっと上手くいくと思うんですよ」(Hさん・32歳男性/看護師)

  ◇  ◇  ◇

 男性は、好きな女性の前ではカッコよくいたいもの。それに、好きになった女性には尽くします。しかし、本当は“めんどくさがり”でもあるので自分が頑張らなくても、ちゃんと愛してくれる女性を求めているのです。口下手な男性からすれば、喧嘩はアクシデント。女性ほど口で上手に伝えられないので、“話し合い”のつもりが、男性からは喧嘩に受け取られることも。いつも穏やかな口調の女性は一緒にいて安心できるようです。

感情が動くタイミングが似ている時

「男って女性よりロマンチックですよ(笑)。“不倫や浮気をしまくる最低男”は、ごく一部だと思うんです。本当は結婚したら奥さんに優しくされたいし、甘えたいのが男というもの。だからこそ、笑うタイミングが一緒だったり、考えてることが同じだったりしたら“運命? 彼女と結婚しようかな”とか簡単に思うものです。女性が考えている料理教室とかプロポーションのためにヨガとかは今後のためにって感じですけど、男はピュアなんで……。いつまでも青春してたいです」(Mさん・29歳男性/税理士)

  ◇  ◇  ◇

 ロマンチックな男性は、女性が思うほど現実的な問題には興味がありません。ルックスが綺麗な人と結婚式をしたいということより、どこか運命を感じさせるシチュエーションに弱いのです。女性はあれこれと理論的に脳内で考えて結婚したいなと思う人が多いはず。しかし、男性はフィーリングが合うかどうかで結婚を決めている人も多いようです。女性ほど結婚に理由を求めていないのも事実なので、女性からは結婚に無関心に思われがちです。

喧嘩した後の乗り越え方をみてる

「よくドラマなどの演出で“君を幸せにしたいんだ”って、プロポーズする男いますよね。そんなことは口にしなくても、彼女と結婚しようと思った時に考えています。問題は、辛い時や不遇な状況に追い込まれた時に、僕と一緒に乗り越えてくれるかということですよ。不況と言われていますし、草食系男子も騒がれていますよね。男たちは今、結婚に対して彼女にカッコつけられないんですよ(笑)。例えば、些細なことで彼女のことを怒らせてしまった時にも、穏便に僕と向き合ってくれる彼女であれば、すぐさま結婚したいです。”男として……”と責められちゃうようでは、結婚は無理かなって」(Kさん・31歳男性/弁護士)

  ◇  ◇  ◇

 一昔前に植えつけられた、“男として”の定義が労働環境や長い不況から変わりつつありますよね。そんな時に定義だけ押し付けられることは、男性としてとても自信を失うものです。結婚の申し出は、“自分と一生一緒にいてくれ”と申し出ることですから、自分に自信がないとプロポーズしようと思えないもの。彼女からの評価にビクビクしているので、頭ごなしに否定したり意見を封じ込むのはやめましょう。

彼女から結婚して妻になることは意外と簡単!?

 彼氏が結婚を決意してくれないことで、「私のどこがダメなの?」と疑心暗鬼になってしまう人も多いのではないでしょうか。その結果、少しでも“結婚したいほどイイ女”になるために頑張ろうとします。

 しかし、その女磨きが彼氏のツボを押さえていなければ、ただの空回りになってしまいます。男性が、彼女との結婚を決意する瞬間は、私たちが想像するよりピュアで単純なものかもしれませんよ。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

ラブ 新着一覧


もう「恋人と過ごす=勝ち組」はやめない? クリスマスは“特別じゃなくていい”と気づいたわけ
 20代の頃、クリスマスは恋人と過ごすべき特別な一日だった。でもアラフォーになった今はちょっと違う? 大人になって変化し...
おがわん 2025-12-23 11:45 ラブ
【漫画】「僕のマーメイド」元夫から届いたポエムメールに絶句…なにこれ?『元夫から「ロミオメール」が届いた件について』#3
【『60点の夫婦でいいのに』あらすじ】 『あの頃、まだ若い僕たちはなにが真実の愛なのかもわからず、ただ彷徨っていたね…...
「もう友達には戻れない」30代女性が忘れられない冬の夜。ふたりの“関係が変わった”背徳感
 クリスマスが近づくと、ふと昔の恋を思い出してしまう人もいるのではないでしょうか。  今回はアラサー女性が大学時代...
おがわん 2025-12-22 08:00 ラブ
【漫画】バカはそっちだろ!新婚早々、目撃した“最悪”の現場『元夫から「ロミオメール」が届いた件について』#2
【『元夫から「ロミオメール」が届いた件について』あらすじ】 『あの頃、まだ若い僕たちはなにが真実の愛なのかもわからず、...
聖夜に冷めるわ!クリスマスを台無しにする呆れたLINE3つ。「プレゼントは俺」って言う男いるんだ…
 街中がイルミネーションに包まれて、ロマンチックなムードが高まるクリスマス。心ときめくメッセージが届くのを期待していたの...
恋バナ調査隊 2025-12-21 08:00 ラブ
「俺が損してる」妻の“だらしなさ”を叱るのはモラハラか? 帰宅拒否寸前、44歳夫のストレス
「冷酷と激情のあいだvol.277〜女性編〜」では、結婚2年目にしてモラハラ疑惑が浮上した夫と、離婚以外の方法で問題を解...
並木まき 2025-12-20 11:45 ラブ
「お前は犬以下だな」夫のモラハラ発言が耐えられない! 40歳妻がそれでも離婚を拒む“打算的な”事情
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-12-20 11:45 ラブ
【漫画】結婚は“ゴール”じゃない…バツイチ女が「恋愛不要」と言うワケ『元夫から「ロミオメール」が届いた件について』#1
【『元夫から「ロミオメール」が届いた件について』あらすじ】 『あの頃、まだ若い僕たちはなにが真実の愛なのかもわからず、...
「熱い愛情表現がクセに…」脱いだら全身タトゥー!40代女性が“元ヤン男子”を手懐けた3つのコツ
 ヤンキーばかりが共同生活を送るNetflixの恋愛リアリティー番組『ラヴ上等』が大きな話題を呼んでいます。  マ...
内藤みか 2025-12-19 11:45 ラブ
「どちらも捨てられない」恋に溺れた男の苦渋の選択。恋人は“脳検査”まで…56歳が土下座に追い込まれた理由
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-12-19 11:45 ラブ
6割の女性が「オープンマリッジ」にNo、でも1割は賛成! “円満成立”するためのカギは?
 最近、「オープンマリッジ」という言葉を耳にする機会が増えています。結婚していても、パートナー以外と恋愛をしてもよいとい...
恋バナ調査隊 2025-12-17 08:00 ラブ
う、羨ましい~! 2025年、最高の恋愛エピソード6選♡ 10歳年下彼と交際、推しの連絡先をゲット
 他人の恋の自慢話なんて聞きたくない! 羨ましくなるだけ! という領域を超え、他人の恋バナでいいから聞きたい! きゅんを...
恋バナ調査隊 2025-12-16 08:00 ラブ
【2025年】私史上最大の“恋愛”失敗談を大告白!貢ぎすぎて借金、既婚者に騙された…
 2025年、恋が実った幸せな人もいれば、失敗に終わってしまった人もいるでしょう。今回は後者のエピソードを募集しました。...
恋バナ調査隊 2025-12-15 08:00 ラブ
「無駄が多すぎる!」だらしない妻に限界寸前の38歳夫。つけっぱなし、出しっぱなし…貯まらないお金にため息
「冷酷と激情のあいだvol.276〜女性編〜」では、日々の出費に細かく指示を出す夫が、その裏では自分だけマッサージやサプ...
並木まき 2025-12-13 11:45 ラブ
「夫の節約は間違ってる!」“おつとめ品”は買いたくない39歳パート妻の不満。働いているのは何のため?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-12-13 11:45 ラブ
「ホテル集合で」って舐めてんの? クリぼっち女の心をエグるLINE3つ。父の優しさが逆にツラい!
 恋人がほしいシングル女子にとってのクリスマスは、独り身を強く実感する日ではないでしょうか? そうした中こんなLINEが...
恋バナ調査隊 2025-12-13 08:00 ラブ