「男の価値はお金」と言い切る女性が男を見分ける3つの基準

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-09-20 06:25
投稿日:2019-09-20 06:00
「どうしても、お金持ちと結婚したい!」と切に願っている女性ほど、相手の資産状況を死活問題として把握したがります。同時に“見せ金”だけで見栄を張る男をつかんでしまって「痛い目を見たくない!」という心意気も、かなりのようです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが「男をお金で選んでいる」と自負する女性たちが、男に対して“お金持ち認定している基準”を3選ご紹介します。

1:電子マネーの残高

 昨今は、タクシーの運賃からコンビニでの買い物まで、電子マネーで決済できる時代。そのため、電子マネーの残高をさりげなくチェックして、男の財力をはかる女性も。

「残高が数万円以上だと“ゆとりがありそう”って判断する」(27歳女性)、「電子マネーの残高が数千円とか論外」(33歳女性)と、かなりシビアな様子です。

 ひと昔前は、男の財布の厚みで財力をチェックする女性も少なくありませんでしたが、今の時代は電子マネー残高も、そのモノサシとなるのです。

2:実家絡みのSNS投稿

 SNSにはリア充な自分をアピールすべく、“いいところ”だけをポストする男も多い時代。しかし男をお金で選ぶ女性たちは、“ホンモノ”を見極めるべく、細かなところをチェックしています。

「年末年始とかお盆の投稿では、実家が出てくることも多い。そこで実家がどのくらいのレベルなのか、細かいところまでチェックする」(31歳女性)、「ひとり暮らしの男だと、家は質素な人も多い。実家関係の投稿を見ると、法事の規模とか実家の雰囲気とかがわかるから、そこで資産状況をチェックしています」(32歳女性)と、かなりの気合いの入れようです。

 実家の資産状況や家柄を、チラ見えしている些細な情報から推し量ろうとするなんて、かなりの凄腕です。ひと昔前までは、実家なんて深い仲にならないと見えなかったのに、SNSがあるって便利ですね。

3:車の購入店

 “お金持ち=車を持っている”とは言い切れないだけに、自家用車があるというだけでは、お金持ち認定するわけにはいかないのが常。そこで彼女たちにどこをチェックするかと聞けば、“車の購入店”なのだそう。

「単に高級車に乗っているというだけでは、財力まではわからない。車に貼ってある点検のシールなどを見て、きちんとしたディーラーから買っているかチェックしている」(34歳女性)、「ベンツだBMWだって高級車でも、もしかすると中古かもしれないじゃないですか。正規ディーラーから新車で買っているかどうか、さりげなくチェックします」(32歳女性)とのこと。

 ここまで細かなところにも目を光らせているなんて、アッパレです。でも確かに、今の時代はレンタカーやシェアリングカーも充実しているので、高級車に乗っているだけではお金持ちとは限りませんものね。

 ◇  ◇  ◇

「男の人には財力を求めます」と言い切っている女性たちは、さまざまな経験からそのモノサシを磨いている模様。みなさんは、出会った男性を文字どおり“値踏み”した経験がありますでしょうか。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


話題の「オープンマリッジ」関係、“セカンドパートナー”と何が違うの? 特殊な結婚観に世間の風当たりが強いわけ
 YouTuberのヒカルさんが、突然「オープンマリッジ」を宣言し、彼のフォロワーが10万人以上も激減するという事態に陥...
内藤みか 2025-09-18 11:45 ラブ
恋してないけど…結婚アリ?「恋愛感情ナシ婚」を選んだ人たちのリアルな本音と意外なメリット
 近年、「結婚に恋愛感情はいらない」といった考え方が広まりつつあります。特に婚活中の女性からすると、紹介された男性に短い...
恋バナ調査隊 2025-09-18 08:00 ラブ
ヒカルの“オープンマリッジ”宣言、結婚する意味ある?「自由が欲しい」に抱く違和感。妻の発言も本心なのか
 人気YouTuberのヒカルが、新婚わずか数ヶ月で「オープンマリッジ」にすると発表し、話題になっています。  オ...
豆木メイ 2025-09-17 11:45 ラブ
「俺抜きで楽しく過ごすの?」“君のため”は愛情か支配か。号泣と怒りを繰り返す30歳男のワナ
 最初は誠実で気遣いにあふれていた彼が、気づけば行動を制限し、自由を奪っていく——。「愛情」と「支配」の境界線とは?
おがわん 2025-09-17 11:45 ラブ
恋愛でメンタル崩壊→「ゴムに穴開けた」って何考えてんの? 女たちの“ヤバいLINE”エピソード
 恋愛は、人の心や感情を大きく揺さぶります。恋愛がきっかけでメンタルのバランスが乱れてしまう人も…。  今回は、「...
恋バナ調査隊 2025-09-17 08:00 ラブ
彼女が推しに大金、許せる? 恋人の“理解できない”お金の使い方を調査!「男が奢って当たり前」にイラッ
 恋人がなににお金を使おうと自由。ですが、結婚を考えたとき、金銭感覚の不一致は大きな問題になるでしょう。
恋バナ調査隊 2025-09-16 08:00 ラブ
妻の「専業主夫になれ」にウンザリ。罵倒にメンタル崩壊寸前の47歳夫、家事は手抜きのくせに…とため息
「冷酷と激情のあいだvol.263〜女性編〜」では、15年ほど前に子育てのためにキャリアを捨てた紀江さん(仮名)の憤りを...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
「節約なんて楽しくない!」専業主婦になった元バリキャリ妻の大きな後悔。23年の結婚生活で失ったもの
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-13 11:45 ラブ
どうせ疑われるなら――友人3人の絆が崩壊。束縛女、浮気男、略奪女…本当に悪いのは誰?
本当に悪いのは誰? 同期の絆を壊した“束縛妻”の暴言…くたびれ果てた男は「不倫」に逃げた
蒼井凜花 2025-09-12 11:45 ラブ
「裏アカに盗撮写真が…」彼氏がストーカー化。重すぎる愛がこじれた恐怖体験談
 彼女のことが大好きな一途な彼氏って最高ですよね。ところが、ある日を境にストーカー化したという怖い体験談が寄せられました...
恋バナ調査隊 2025-09-12 08:00 ラブ
ブームの“学び直し”は「恋のリスキリング」の絶好チャンス? 講座での出会いで陥りがちな落とし穴
「学び直し」をする人が増えています。これまでならカルチャースクールに通う程度だった熟年層の学びは、大学院に入り直したり、...
内藤みか 2025-09-11 11:45 ラブ
「私はペット代わりじゃない!」“犬ファースト”男が求める伴侶の条件。28歳女性が別れを決意した瞬間
 ペットは家族同然、大切にする気持ちは素晴らしい。けれど、その愛情が恋人関係をも上回るとすれば…? 
おがわん 2025-09-10 11:45 ラブ
許せない! 既婚男性が狙う女性の特徴「自信がない子は落としやすい」要注意の危険サイン6つ
 既婚男性が不倫相手に選ぶ女性には、いくつか特徴があるようです。「なぜか既婚者にばかり好かれる」「今まさにアプローチされ...
恋バナ調査隊 2025-09-10 08:00 ラブ
恋愛対象外です! 男が避ける“NG女”6つの特徴「あの人、キモくない?」は即アウト
 一般的に、男性は女性よりストライクゾーンが広いといわれています。ですが、そんな男性にも“許せない言動”があるようです。...
恋バナ調査隊 2025-09-09 08:00 ラブ
再婚希望の51歳男「アプリの女はレベルが低い」美女と会えない理由を“離婚成立前だから”と考える能天気さ
「冷酷と激情のあいだvol.262〜女性編〜」では、結婚22年目にして夫婦ともに離婚を決断したものの、手続きの面倒さ故、...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ
48歳妻が1年以上“仮面夫婦”でいるワケ。結婚22年目「もっと若い頃に離婚していれば」と後悔する夏
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-09-06 11:45 ラブ