探し物のほうも「見つけられるタイミング」をうかがっている

小原玲 動物写真家
更新日:2023-12-06 06:00
投稿日:2023-12-06 06:00
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナガの写真とともに、勉強に仕事に恋愛に、毎日をがんばる私たちの背中を押してくれる、きょうのシマエナガちゃんの“ひとこと”です。

 探し物はなんですか~? 見つけにくいものですか~?

 何かを探すときに流れるのは、井上陽水の「夢の中で」の歌い出しだけど、探すのを諦めると、思ってもみないところから見つかるのもまた探し物。

 もしかして、向こうも「見つけられるタイミング」をうかがっていたりして。

 探し物とはちょっと違うけど、欲しい物を手に入れるためのテクニック(?)をひとつ。野生動物を狙うハンターは、相手に気持ちを悟られないよう、あえてリラックスした素振りで近づいたりするんだって。

 僕らはハンターじゃないけれど、ギリギリまで欲をみせない手法は狩猟でなくても役立ちそうじゃない? ほら、恋愛とか仕事とかでさ。

小原玲
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動物写真家
1961年、東京都生まれ。茨城大人文学部卒。写真誌「フライデー」の専属カメラマンを経て報道写真家として国内外の雑誌での活動後、動物写真家に転身。近著に写真集「シマエナガちゃんの日々 - ぼくはここにいるよ -」(ワニブックス)や「Kiss!」(小学館)や「アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ」(講談社)などがある。2021年11月、永眠。
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