バカにしてる、よね? 部下になめられる理由と上司が改めたい悪癖3つ

コクハク編集部
更新日:2023-12-22 06:00
投稿日:2023-12-22 06:00
 キャリアアップはうれしいけれど、部下ができると「なんだかなめられている気がする…上司としての威厳がないのかな?」と新しい悩みが生まれます。
 実は部下になめられる人には共通の特徴があるのだとか。対処法をチェックして部下になめられない、頼れる上司を目指しましょう!

部下になめられる人の特徴3選

 部下になめられる人には、いくつか共通点があります。ここで紹介する3つがもし全部当てはまっているなら、部下になめられている可能性がだいぶ高いかも!

1. 気が弱すぎる

 気が弱すぎる人は、部下からなめられてしまう典型的なタイプです。

 上層部からの無理な注文や取引先からのいちゃもんに近いクレームなど、ビジネスに理不尽なトラブルはつきもの。

 そんな場面で正当な主張もせずにただただ平謝りしている上司の姿を見ると、部下は「この人は意見を貫けないんだな」「何かあったときも守ってくれず、上に謝るだけだろう」と上司を信頼できなくなり、むしろ下に見るように。

2. 決断力がない

 決断力がない上司も、部下からバカにされやすいです。

 たとえば、部下の間で意見が割れて仕事が進まない、方針を決めないと次のステップに進めないなどの場面では、上司が責任を持って決断を下さなくてはいけません。

 それなのに上司が決断せずに「判断は君たちに任せるよ〜」と自主性を重んじているかのようなトンチンカンなコメントをすると、部下は「責任持って指示を出してくれ」とうんざりしてしまうのです。

 部下を信頼して仕事を任せることも大切ですが、ときにはビシッと指示を出せないと部下からなめられてしまいます。

3. マネジメントができない

 上司の1番の仕事は、部下をマネジメントすること。

「そんなの当然のことでしょ」と思うかもしれませんが、マネジメントしている気になっていて実はできていない課長や部長はよくいます。

 先述したように部下に大事な決断を丸投げしたり、毎日「元気〜?」と話しかけて雑談したりすることがマネジメントではありません。

 部下が上司に求めているマネジメントは、現場の仕事に集中できる状態に整えてもらうこと。

 部下がやる気を持って仕事をできるような評価制度を整えたり、仕事を進めやすいように他部署にかけあったり、いわゆる「裏方役」を務めることを求められています。

 上司の権限を振りかざして雑務や環境を整える仕事を部下に任せきりにしていると、部下は「自分の仕事の集中したいのに、上司のマネジメント力がないせいで自分にしわ寄せが来ている」と不満がたまり、上司をなめるようになってしまうというワケです。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【動物&飼い主ほっこり漫画】第108回「ぬくぬく温活ニャン」
【連載第108回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
結婚、結婚うるさ~い! 帰省する気が失せる親のLINE3選。「子ども14人へのお年玉」に絶望…
 毎年帰省している人は、帰省しない人に対し「どうして帰らないの?」と疑問を抱くかもしれません。しかし、こんな背景がある場...
「この初老の女が私?」映像に映った“残酷な姿”に凍り付く。もう若くない…悟った女が辿りついた答え
 中堅出版社に勤める綾女は、管理職につくことを打診されて落ち込む。失意のうち向かった先は渋谷にある元恋人・崇が経営するバ...
「私、まだ終わってない」出世は現場からのリストラだ…50前、あがく女が縋った“男との復縁”という選択
 中堅出版社に勤める綾女。昇進の辞令があったものの、現場から離れる立場になったことに落ち込む。向かった先は渋谷にある元恋...
「年齢なんてただの数字!」45歳、気持ちはアラサー。変わり続ける渋谷で“迷走する女”が見た現実
 ひさしぶりに 来た渋谷は 少しだけ昔と 違ってみえる…。  なんて、思わず替え歌を口ずさんでしまうくらい、この街...
65歳童貞「高齢者は“中学生マインド”で生きろ!」僕が月10万円でもワイルドに暮らせるワケ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
夜職の女が店外で“カスハラ”する謎。「お客様は神様」に物申したい!
 接客業をやっていると、嫌でも態度の悪いお客に当たるもの。  これ自体は仕方がないので、諦めているのですが、中には...
今すぐ帰りたい~!義実家へ帰省時の“珍”失敗談4つ。夫との“ラブ時間”を見られて赤面…
 結婚すると、長期休みや年末年始に夫の実家に帰省する人が多いですよね。そして、夫の実家への帰省中に、夫の家族から引かれる...
社内忘年会って実は悪くない!?  狙いはイケメン、夕飯タダ…女たちの“ナナメ上”な楽しみ方4つ
 年末の恒例行事「忘年会」。仕事納め前のリフレッシュや、同僚との親睦を深める場…という建前はあるものの、実際のところはみ...
“にゃんたま”ホストクラブへようこそ!魅惑のハチワレグレイに堕ちちゃいそう♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「男の子って可愛いの!」義母vs実母の“孫マウント合戦”の果て…35歳女性が見た滑稽な対抗心
 幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おばさんは美容医療より「医療」に夢中。肩こり、首こり、腰痛…不具合だらけの私が辿り着いた救済策
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
え、余ったお菓子を持ち帰り? 非常識すぎる「手土産」エピ6選。アレルギー食材は絶対アカンでしょ!
 友達とのパーティ、取引先への訪問時など意外と多い「手土産」が必要なシチュエーション。  そんなときあなたは、どん...
「謝りたい」ってどの口が! いじめっ子とまさかの再会、6人の攻防エピソード。反撃のチャンス到来!?
「謝りたい」ってどの口が! いじめっ子とまさかの再会、私のとった行動6つ。反撃のチャンス到来!?
30秒でピカピカ!? 噂の「洗面ボウルクリーナー」を試したら、あまりの結果に無言になった【ガチレビュー】
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
“にゃんたま”王者決定戦! プロレスの決め手はポロリ? 会場のボルテージも最高潮♪
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...