Snow Man体調不安説浮上で初の国立ライブに暗雲…ささやかれる旧ジャニーズからの悪しき「働き過ぎ文化」の影響
デビュー5周年を記念し、初のスタジアムライブ「Snow Man 1st Stadium Live Snow World」を4月に控えるアイドルグループ、Snow Manに健康不安説が浮上している。
メンバーの多忙さはファンや関係者からの懸念が続いているが、文化放送のラジオ番組「Snow Manの素のまんま」の3月13日放送回でメンバーの佐久間大介(32)は「ライブのリハに全然来れない人がチラホラいて大丈夫なのって不安。全揃いが本当に少ない」とコメント。2024年の5大ドームツアーでも、あまりに多忙でメンバー9人揃ってのリハが出来なかったことを明かし、宮舘涼太(31)が「国立ライブはもっと集まれてない」と続けて、心配したファンからは「スケジュールが詰まりすぎ」「休息が必要では?」との声が挙がっているというのだ。ジャニーズ時代から取材する担当記者が言う。
「Snow Manは2020年1月デビューですが、2012年の結成からジャニーズJr.としての公演から舞台『滝沢歌舞伎』などで活躍してきました。デビュー前後はさらに過密スケジュールをこなし、アクロバティックなパフォーマンスを披露する彼らには身体的な負担が大きかったと思われます。デビュー後はさらに精力的に活動し、シングルやアルバムのリリースにコンサートツアーをこなしつつ、メディア露出も増え、現在目黒蓮は俳優業で、向井康二はバラエティ番組番組と、個々での活動も目白押しなのですから、ファンを心配させてしまうのも仕方ないでしょうね」
それでも「ファンのために頑張りたい」「自分たちの夢を叶えるために努力する」と前向きな発言を繰り返し、メンバーが過労を訴えるようなことはないが、目黒蓮は体調不良で一時活動休止したり、昨年大みそかのライブでは大量の発汗があったと報じられた。向井の体重減少説などもあるというから、ファンの心配は募るばかりではないか。
STARTO ENTERTAINMENTのタレントの労働環境確保にも疑問符
だが、それはジャニーズ事務所時代からの「伝統」という指摘もある。
「芸能界には特有の体育会系文化のようなものがあって、超過密スケジュールも売れている証拠としてタレントが酷使されてきました。ジャニーズだけではありませんが、創業者ジャニー喜多川氏とメリー喜多川氏時代から、タレントはスケジュールも事務所の圧倒的な管理下に置かれ、過重労働にさらされてきました。稼ぎ頭となるときちんとした睡眠時間もあるのか心配されるほどでしたけど、それにタレントが異を唱えることもできないのか、物申したという話はほとんど聞いたことがありません。二代目の藤島ジュリー景子社長もそれを引き継ぎ、嵐やKing & Prince、SixTONESのあまりの多忙さが指摘され、タレントたちが長年にわたって適切な労働環境の確保や保護を受けられていなかったと見られています。ジャニーズへの忖度から、メディアがそれに気付いても報じず、みて見ぬふりをしていたことでそれを助長させた部分もあります」(前出の担当記者)
ジャニーズからマネジメントを引き継いだSTARTO ENTERTAINMENTが「働き過ぎ文化」も継承したということか。企業風土の改革までは至っていないのかも知れない。
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さまざまな問題、亀裂も取り沙汰される旧ジャニーズのタレント。【もっと読む】では『5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差』などもご参照ください。
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