ペア読書で会話も広がる
ビジネスシーンで話題の本を読むきっかけにも
「気にはなっていたけど、実は読んだことなくって……」という”いまさら”な本を読むきっかけにもなります。例えばビジネスシーンでよく勧められる「7つの習慣」「嫌われる勇気」「伝え方が9割」などの実用書。女性はなかなか手に取るのが苦手な人も多いかもしれませんが、これならお互いに仕事に役立つこともあるかもしれません。
また、実用書のペア読書では普段思っていた相手への気持ちも言えることがあるかもしれません。ビジネスやコミュニケーションの実用書の感想を絡めてなら、恋人に普段感じている相手の短所も、「〇〇くんは、ちょっとこういうふうにしちゃうところ、あると思う」と冷静に伝えやすいです。
感動モノの小説で気持ちを共有する
小説のペア読書もおすすめです。何を選ぶかは2人次第なのですが、例えば東野圭吾や湊かなえなどのミステリー小説を選べば、伏線の回収などもいつもより念入りに楽しめちゃうかも。
あるいは、誰もが教科書で見かけたようなものをじっくり読み返してみるのもアリ。夏目漱石「こころ」や梶井基次郎「檸檬」、太宰治「斜陽」――。教科書に何が載っていたかは地域差もあるので、本選びも盛り上がりそう。読んだ後の感想では、聞いたことがない当時の青春の思い出の話も聞けるかも。
一緒に見た映画の原作を読んで思い出を深める
彼と一緒に見たことがある映画の原作を読んでみるのも、新しい発見があっていいかも。ジブリ映画は誰でも見たことがあるでしょうし、原作は雰囲気が違うものがあるのでおすすめです。
邦画なら原作が探しやすいものも多いので、映画館に一緒に観に行ったものの原作を探してみては。2019年流行した「愛がなんだ」や、往年の名作・村上春樹の「ノルウェイの森」など……。恋愛の小説なら男女の価値観の違いがモロに出て面白いかもしれません。
ペア読書で自己啓発とカップル仲を同時に深めよう
最近マンネリ化していて、どこにデートに行こうか悩んでしまう、なんてカップルにも、いつもとは違うスパイスを与えてくれると思います。
しかし、なんと言ってもペア読書の一番の利点は、普段”積ん読”してしまいがちな本をしっかりと読み切りやすいということです。まずは気軽な気持ちで彼を誘ってみましょう。
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