「怪しい」と思った時ほど冷静に
タレントの紗栄子さん(33)は23日、自らのインタスタグラムで浮気を肯定する一部の日本人男性の考え方に「今の時代はもうまかり通らない」と記しています。まったくその通りですが、古今東西、男女トラブルのトップが浮気問題であることは変っていません。
夫や彼氏の“異変”に気づいたら、どう対処するか。初動を誤ると、男性に逃げられたり、「オマエの勘違いだ」と言い訳されたりしてしまいます。自分のことを棚に上げて、逆ギレされたら、女性としては、はらわたが煮えくり返る思いでしょうが、なぜそんな結末を招くのかといえば、ズバリ、初動のミスが原因。では、どんな行動がよくないのでしょうか。
最初の証拠で相手を問い詰めてはいけない
相談者の女性の9割が、私のところに来られる前に相手を問い詰めています。何気なくスーツのポケットから出てきた、怪しげなレシートやメモを見つけて、「これ、何なの?」と言ってしまった。酔い潰れて放置したスマホが気になって、夫の指紋でロックを解除し、知らない女性とのやり取りを見つけ、翌朝、「説明して」と言ってしまった。程度の差はありますが、まずは男性を問い詰めて、尻尾が掴めなくなってから相談に訪れるという流れです。
パートナーに女の影を察知した女性はすぐ問い詰めますが、男性はウソや言い訳で逃げようとするのがお約束。「こいつは浮気相手で魔が差した……」と、正直に説明を始めることはまずありません。この段階では聞くだけムダ。一つの証拠で問い詰めても無意味なのです。
重要なのは、問い詰めてからの男性の行動。妻や彼女に問い詰められた後は、男性は「いかにバレないように彼女と会うか」を学習します。女性に「もう浮気はしない」と誓っても、すんなりやめることはありません。
そうなると、女性は地獄の始まりです。なんとなく浮気の影がチラホラ見えるのに、トカゲの尻尾のように、証拠をつかみ切れなくなるのです。女性が素性を知らない相手との浮気なら、なおさらでしょう。
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