「例のヤツ、今日あるの?」
猫店長「さぶ」率いる我がお花屋さんに、本日も「例のブツ」をお目当てのお客様がやって参りました。
ワタクシ 「すみません!今日は入荷無いです…」
お客様 「あ、そう。んじゃ帰るわ」
ワタクシ 「え~! 帰っちゃうの~!」
お客様 「うちの奥さん、アレを買って帰ると喜ぶからさ~。またね~」
「例のブツ」をお目当てのお客様、一体今日は何人帰っちゃったのかしら?
一度でも「例のブツ」を経験してしまうと、その代用ではお気に召さないご様子。
意外と希少価値が高いから、なかなか手に入らないのでござんすよ。
女性はもちろんのこと、ダンディーなお客様も名指しでこぞってお買い求めにいらっしゃる「例のブツ」とは何ぞや…。
ということで、今回は「出会いの奇跡に感謝! 魅惑の八重のユリ」の解説でございます。
驚異的な人気の「八重のユリ」
「八重のユリ」と聞いて、画像がピンときたアナタ。それは、かなりのユリ好きでございます。
ユリの花びらは通常6枚で構成されておりますが、近年、ユリの育種家の努力で花びらがやたらと多く、その咲き姿がまるでバラの花のように見える「八重のユリ」が登場してまいりました。
見るからに豪華絢爛。この上なくゴージャスで、「可愛らしさ」と「エロティックさ」を併せ持つ不思議なユリは「八重のユリ」。
近年の日本では、驚異的な人気を誇っております。大きさも小輪から大輪までとさまざまで、色は白やピンク、オレンジや黄色などなど……。
ただでさえユリは、花の日持ちに関しては「優良選手」。しかし、「八重のユリ」に関しては、さらにその上をいく超ド級の「優良選手」でございます。
あまりの人気のせいか、その色や種類、大きさなど年々増えて参りました。
増えてはきたものの、やはり未だ希少価値が高く、お花屋さんの店頭でお目にかかれたらその日のアナタはラッキーデー!
そのままの勢いで宝くじでも買ってください!とでも、ワタクシ言いたくなってしまう心持ちでござんすよ。
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