恋人が寂しがりやだと泥沼になる可能性も
「結婚3年目になりますが、テレワークで夫婦関係が悪化したこともあり、別居を申し出ました。夫婦関係においては、期限のある別居は有効だと思っているので僕としては建設的な提案だったのですが、妻は猛反対。毎日ケンカばかりしているから少し離れたいと言ったのに、『浮気するつもりなんでしょ』と泣いてわめく妻。
持ち家があるので妻はそのままそこにいてもらって、僕だけ数ヶ月の間マンスリーマンションを借りようと思っていたのですが……。『そんなお金があるならもっと私に使ってくれたらいいじゃん』と余計大きなケンカになってしまいました。強行突破で家を出て1ヶ月。いまだに怒っている妻を見て、なんのために家を出たのかちょっと分からなくなりました」(37歳・専門商社)
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別居の申し出をするだけのつもりが、そのまま別れを加速させてしまったという人たちもいます。同棲や結婚をしている二人にとって、別居とはとても大きな選択です。「コロナでダメになるカップルは、どうせいつかダメになっていたカップルだ」なんて言いますが、別居においても価値観の違いが露呈するだけになってしまうこともあるようです。
「別れではない」なら、ポジティブに考えるのもアリ
別居を検討する人々は、仕事が無期限のテレワークになってしまった人が多いようです。生活スタイルが変化し、家の中で一緒に過ごす時間が長くなって、お互いの距離感が上手く測れなくなってしまった、それでも相手をこれ以上嫌いになっていきたくない……そんな時に出てくるのが「別居」という暮らし方です。
好きで一緒にいる人と離れるのはツライことかもしれませんが、それと同じくらい、好きな人とケンカばかりする日々もツライもののはず。テレワークじゃなかったころは今より上手くやれていたなら、割り切ってこの期間だけでも離れて住んでみるのも一つの手かもしれません。
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