自分でも嫌になる…優柔不断になる原因&やめる6つの方法

コクハク編集部
更新日:2021-01-31 06:00
投稿日:2021-01-31 06:00
 人はそれぞれ、育ってきた環境や生まれ持った性質により、性格が違います。だからこそ人付き合いは楽しいものですが、中にはなかなか物事を決められなかったり、それにより周りをイライラさせてしまう優柔不断な性格に悩んでいる人もいるでしょう。そこで今回は、優柔不断になる原因や、やめる方法をご紹介します。

どうしてこんなに迷ってしまうの? 優柔不断になる3つの原因

 優柔不断と自覚している人は、何でも即決できる人を見ると「羨ましい」と思っているでしょう。実は、このように迷ってしまうのは、自分でも気づいていない原因が隠れているのかもしれません。まずは、優柔不断になる原因を突き止めていきましょう。

1. 真面目過ぎる

 実は、真面目な人に優柔不断な人が多い傾向にあります。真面目な人は、何事に対しても真摯に向き合おうとするため、その結果、良い結論を導き出そうとしてさまざまな選択肢を考えてしまのです。

「こういう時には、このパターンでいこう」なんて選択肢が増えると、最終的に何が良いのか分からなくなってしまい、決められなくなってしまいます。

2. 自分に自信がない

「今日の晩御飯は魚にするか、肉にするか?」など、普段の生活の中にはいろいろな選択があります。そう考えると、私たちは常に何かを選んでいることになります。

 しかし、過去に失敗経験があると、「本当にこっちで良いだろうか?」と不安になってしまいがち。失敗した経験によって自分の選択に自信が持てず、物事を決められなくなってしまうのです。そんな人は迷うたびに、人に答えを委ねるようになるでしょう。

3. 周りの評価や反応が気になる

 あなたは、日頃から周りの目は気になりますか? 確かに仕事で評価されたり、好印象を持たれることは嬉しいものです。しかし、これを気にしすぎることが、優柔不断の原因になることもあるんですよ。

 実は、優柔不断な人の中には、周りの評価や反応が気になって物事が決められなくなってしまう人がいます。「これを選んだら、上司は評価してくれるだろう。でも、同期はどう思うだろうか?」なんて考えていると、いつまで経っても決められなくなってしまいます。

優柔不断をやめる6つの方法

 レストランに入った時、「優柔不断でメニューがなかなか決められない」という人は多いでしょう。でも、そんな性格も、意識次第で変わることができるんですよ!

1. 完璧を求めない

 何かを決める時には、誰だって「失敗したくない」と思うものです。それと同時に、あれもこれも……と、知らず知らずのうちに完璧を求めてしまいます。

 しかし、優柔不断をやめたいと思うのであれば、まずはこの完璧を求めないこと。求めすぎると、必ず手に入らないものが出てきてしまいますから、「これだけは成功させたい」というメインのことだけを考えて選択しましょう。

2. 迷ったら、いつまで決めるか期限を決める

 物事をすぐに決められない人は、「後から考えよう」と思う傾向にあります。即決できないからこそ、「先送りにしよう」と考えます。しかし、これではいつまで経っても優柔不断をやめることはできません。

 そこから抜け出すためには、「30分以内に決める」といったように、期限を設けることが必要です。期限が決まっていれば短時間で考える癖がつき、いつの間にか優柔不断から抜け出すことができるでしょう。

3. 迷っても、人に意見を求めない

 何か迷った時には、ついつい人を頼りたくなるもの。家族、親友などに「どっちが良いと思う?」と相談する人も多いでしょう。

 しかし、優柔不断をやめたいと思うのであれば、人に意見を求めないことが必要です。人に委ねる癖が抜けなければ、自分で選ぶことはできないでしょう。どんなに迷っても、「自分で決める」という決意を曲げないようにしましょう。

4. 直感を大切にする

 決断や選択をする時、迷いながらも「こっちのほうが私らしい」「これは間違いない」と、なんとなく直感が働くことがあります。

 優柔不断をやめたいと考えている人は、この直感を信じてみるのも一つの方法でしょう。直感は頭ではなく感覚で選んでいるため、意外と後悔しない選択をしていることも多いんですよ。

5. 失敗を恐れない

 たくさんの選択をしていれば、当然、失敗することもあります。即決が得意な人でも、多くの失敗を重ねてきているはず。

 優柔不断をやめたいと思うのであれば、最初から失敗を恐れないことも大切。失敗したとしても、「経験を活かして次に活かせばよい」と考えておけば、気持ちが楽になるでしょう。

6. 周りの目を気にしすぎない

 何かやりたいことや発言したいことがあっても、周りの目を気にしすぎると何もできなくなってしまいます。

 しかし、あなたの発言や選択について、周りの人はあなたが思うより気にしていません。「どう思われるか?」なんて考えず、まずは自信を持って選択し、発言していきましょう。

優柔不断は自分次第で変えられる! まずは意識を変えて♪

 大人になって性格を変えるのは、なかなか難しいものです。でも、優柔不断は意識次第で変えていくことができるんですよ。

 選べない性格は、時として仕事やプライベートで支障が出ることもあります。そんな悩みを抱えている方は、思い切ってこの機会に自分を変えてみましょう。自分の決断を信じて、優柔不断から抜け出してくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


大阪万博ロス民から熱い視線も…地元民が「横浜花博」に“不安”を覚える3つの理由
 去る10月13日に大好評のまま閉幕したEXPO 2025 大阪・関西万博。マスコットキャラクターのミャクミャクはまさに...
2025年、私が選ぶ“今年の漢字”を大発表! 太、離、粉…え、なんでそれ?
 いよいよ今年も残りわずか。2025年の漢字には「熊」が選ばれましたが、あなたの一年を漢字で表現するならなにを選びますか...
【漢字探し】「姉(アネ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
“にゃんたま”は青い空がよく似合う♪ 寒い冬でも心ぽかぽかになる癒しパワー
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
やべっ!忘年会の“やらかし”エピソード4選。「ホテル街で見かけたよ」で修羅場、契約破棄で大損害…
 職場や友達、趣味仲間や親の会など、さまざまな忘年会が開催されるこの時期。そこで気をつけたいのは“やらかし”ではないでし...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第108回「ぬくぬく温活ニャン」
【連載第108回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
結婚、結婚うるさ~い! 帰省する気が失せる親のLINE3選。「子ども14人へのお年玉」に絶望…
 毎年帰省している人は、帰省しない人に対し「どうして帰らないの?」と疑問を抱くかもしれません。しかし、こんな背景がある場...
「この初老の女が私?」映像に映った“残酷な姿”に凍り付く。もう若くない…悟った女が辿りついた答え
 中堅出版社に勤める綾女は、管理職につくことを打診されて落ち込む。失意のうち向かった先は渋谷にある元恋人・崇が経営するバ...
「私、まだ終わってない」出世は現場からのリストラだ…50前、あがく女が縋った“男との復縁”という選択
 中堅出版社に勤める綾女。昇進の辞令があったものの、現場から離れる立場になったことに落ち込む。向かった先は渋谷にある元恋...
「年齢なんてただの数字!」45歳、気持ちはアラサー。変わり続ける渋谷で“迷走する女”が見た現実
 ひさしぶりに 来た渋谷は 少しだけ昔と 違ってみえる…。  なんて、思わず替え歌を口ずさんでしまうくらい、この街...
65歳童貞「高齢者は“中学生マインド”で生きろ!」僕が月10万円でもワイルドに暮らせるワケ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
夜職の女が店外で“カスハラ”する謎。「お客様は神様」に物申したい!
 接客業をやっていると、嫌でも態度の悪いお客に当たるもの。  これ自体は仕方がないので、諦めているのですが、中には...
今すぐ帰りたい~!義実家へ帰省時の“珍”失敗談4つ。夫との“ラブ時間”を見られて赤面…
 結婚すると、長期休みや年末年始に夫の実家に帰省する人が多いですよね。そして、夫の実家への帰省中に、夫の家族から引かれる...
社内忘年会って実は悪くない!?  狙いはイケメン、夕飯タダ…女たちの“ナナメ上”な楽しみ方4つ
 年末の恒例行事「忘年会」。仕事納め前のリフレッシュや、同僚との親睦を深める場…という建前はあるものの、実際のところはみ...
“にゃんたま”ホストクラブへようこそ!魅惑のハチワレグレイに堕ちちゃいそう♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「男の子って可愛いの!」義母vs実母の“孫マウント合戦”の果て…35歳女性が見た滑稽な対抗心
 幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。