ずるずるは嫌…不倫の上手なやめ方! やめる準備&注意点

リタ・トーコ ライター
更新日:2021-02-12 06:00
投稿日:2021-02-12 06:00
「不倫がいけないこと」というのは、誰もがご存知の通り。しかし、人知れず不倫をはじめる人は、あとを断ちません。とはいえ、気軽に始めたはずが、いつの間にかどハマりしてしまい、「やめたいのにやめられない……」という悩みを抱えている人も多いようなんです。そこで今回は、不倫の上手なやめ方についてお伝えしたいと思います。

不倫をやめたい……独身女性がそう思う時4選

 まずは、既婚者と不倫関係にある独身女性が「不倫をやめたい」と思う瞬間から、ご紹介します。

家庭で過ごす彼の姿を想像した時

 不倫をしている既婚男性には、当然、家族がいます。一緒にいる時は愛を伝えてくれても、結局、家庭に戻れば夫であり、父親であります。

 そんな家庭で過ごす彼の姿を想像した時、ハッと気付くのが「私には、こんな未来はこない」という事実。いつまで経っても一人きりの自分と、恋愛と家庭のいいとこ取りをする相手を見た時、不倫をやめたいと思う女性は多いです。

結婚や出産で幸せな女友達を見た時

 “結婚をして家族を作る”というような、男女として当たり前の将来がないのが「不倫」。そのため、結婚適齢期を迎え、周りの友達が結婚や出産で幸せそうにしている姿を見た時に、「このまま不倫を続けちゃいけない」と、気づく人も多いでしょう。

 また、自分と同じように不倫をしていた女友達が不倫をやめ、充実している姿を見て、「私もあとに続きたい」と思う人もいるようです。

待つことに疲れた時

 不倫だったとしても、お互いに惹かれ合い、本気になってしまうケースはあるでしょう。「別れるから時間が欲しい」「子どもがもう少し大きくなったら」という言葉を信じて待ってはみるものの、いつまで経っても進展が見えなかったり、実質離婚が難しそうな様子が見えた時、「待つことに疲れた」と、不倫をやめたくなる女性は多いでしょう。また、はっきりしない男性に嫌気がさしてしまう場合もあります。

都合がいい女?と感じた時

「会う時はいつも相手の都合」「ドタキャンは当たり前」、そんな既婚男性に振り回されている日々にうんざりして、不倫をやめたくなる女性もいるでしょう。「都合がいい女」として見られてしまうのは、女性として絶対避けたいことですよね。

 一緒にいる時には楽しく過ごせていても、しっかりと家庭に帰っていく男性を見て、「結局、私は便利な存在?」と感じ、熱がひゅっと冷めてしまうこともあります。

不倫はいつでもやめられる! やめるための3つの準備

 波風を立てずに過ごせば、いつまででも続いてしまう不倫ですが、その反面、実は自分次第でいつでもやめられるのも不倫なんです。不倫をやめたいと考えているのであれば、以下の準備をしておきましょう。

1. 人生計画を立ててみる

 独身女性の場合、まずは「◯才までに結婚をして、◯才までに子供を◯人産みたい」のような人生計画を立てるのがおすすめ。

 結婚はいつでもできますが、男性と違って女性には「出産」というタイムリミットがあるのが現実。いつか子供を産みたいという願望があるのであれば、その時期から逆算して、「最悪、◯才までには不倫をやめる」と決意を固めておきましょう。

 また、お互いに本気の場合には、やめたほうが良いのかさえ、わからなくなってしまう人もいるでしょう。でも、不倫という関係を続ける限り、日の当たる場所を歩けないのが事実。自分がそれを許容できるのかできないのか、しっかり線引きをしておくことで、判断できるはずです。

2. 彼がいなくても困らない状況を作っておく

 不倫をしている独身女性が陥ってしまうのが、「彼がいない人生なんて考えられない」と既婚男性に“依存”してしまうこと。

 不倫をするのはお金がかかりますから、ある程度経済的に余裕がある既婚男性が相手である場合が多いです。高級レストランに行ったり、高価なプレゼントをもらったり、場合によっては生活を助けてもらったりと、今までになかった経験をしている独身女性もいるでしょう。しかし、生活までも彼に依存していると、いつまで経っても不倫から抜け出せません。

 大人女性としてきちんと自立して、彼がいなくても困らない状況を作っておくことも大切です。

ほかの男性と接する機会を作っておく

 不倫にのめり込んでしまうと、彼一色になってしまう女性は多いです。でも、ほかの男性と接する機会を作っておくことはやめないようにしましょう。

 不倫をやめたくてもやめられない女性の多くは、「本気で好き」という気持ちゆえ。頭では「いけないこと」だと分かっていても、気持ちに区切りをつけるには、相当な覚悟が必要です。

 その点、ほかの男性に目を向ける機会があれば、すんなりやめられるチャンスも多くなるでしょう。月並みですが、やはり新しい恋に敵うものはありません。

「不倫をやめる」と決めた後の注意点

 ただでさえこんなご時世ですから、独身女性が新しい恋を見つけるよりも、既婚男性が新しい不倫相手を見つけることのほうが難しいでしょう。だからこそ、「関係を続けたい」と、別れ話をうやむやにしたがる既婚男性も多いです。そんな誘惑に負けないためにも、不倫をやめると決めたのであれば、以下の注意点をチェックしてみましょう。

彼にとって「いい女」でいようとしない

 不倫とはいえ、本気で好きになった相手とは「綺麗に終わりたい」と思うもの。でも、「彼を傷つけたくない」「彼にとっていい女で終わりたい」なんて考えは捨てましょう。

 不倫中はたくさんの我慢もしてきたはずですから、やめるタイミングは自分勝手で良いでしょう。“思い立ったが吉日”と言いますが、「今、やめられそう!」「幸せになりたい!」と思ったタイミングが、一番良い時。関係を終わりにすると決めたのであれば、嫌われても良いというくらいの覚悟で臨みましょう。

体の関係を残さない

 不倫と体の関係は切っても切れないもの。でも、「最後に一回だけ」「次の人が見つかるまで」と、体の関係だけ残してしまうと、大抵の場合、やめられなくなります。

 女性は、体を許した相手に心までも許してしまう傾向にあります。せっかくの決心がゆらいでしまわないよう、冷酷な態度も時には必要。流されてしまいそうであれば、最初から密室で会わないなどの工夫をしましょう。

“恋は盲目”かもしれない…まずは準備をはじめよう

 過去にあんなに好きだったのに、時が経つと「冴えない人だったなぁ」と感じることってありますよね。これは不倫も同じ。やめる時こそ固執しても、しばらく経つと「なんであんな人を好きだったんだろう」と、思うことも多いんです。まさに、“恋は盲目”でしょう。

 不倫は、どこまでいっても不毛です。現在の気持ちに区切りをつけるのが難しければ、まずは不倫をやめる準備からはじめてみてくださいね。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


結婚しないカップルの特徴 幸せの価値観は人それぞれだもの
 彼氏がいて、ある程度の年齢になると多くの人は結婚を意識するでしょう。でも、必ずしも結婚しなければいけないというわけでは...
恋バナ調査隊 2022-05-18 06:00 ラブ
これが現実? 40代女性マッチングアプリ発の“笑撃”LINE4選
 手軽にたくさんの人と繋がることができる、マッチングアプリ。年齢も趣味も違う異性と簡単にやり取りできてしまうツールですが...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:29 ラブ
夫に不倫がバレた! 対処法5つ&絶対にやってはいけない3つ
 結婚生活が数年続くと、刺激を求めて不倫に走ってしまう女性がいます。一般的に恋愛は自由なものではありますが、既婚者の場合...
恋バナ調査隊 2022-05-17 06:00 ラブ
“結婚は必要ない派”の男女が急増 長所と短所を改めて考える
 時代が大きく変化する中で、人々の結婚に対する認識も大きく変わっているようです。特に現代の人に急増しているのが、「結婚は...
恋バナ調査隊 2022-05-16 06:00 ラブ
膝枕好きの彼はマザコンの証?男性心理を知って愛深めるテク
 膝枕が好きな男性は多いですよね。でも、彼氏からあまりにも膝枕を求められると、マザコンだったり、頼りない甘えん坊なのでは...
恋バナ調査隊 2022-05-15 06:00 ラブ
「ドラレコで見えてるよ」浮気がバレる“冷や汗たらり”LINE
 連絡ツールとして定番のLINEですが、浮気している人にとっては、相手に浮気がバレるきっかけとなる危険なツールでもありま...
恋バナ調査隊 2022-06-01 12:26 ラブ
「彼氏に尽くすのをやめたい」無理した恋愛から脱出する方法
 尽くせば尽くすほど彼氏がわがままになっていって、幸せから遠ざかる……そんな悩みを抱えていませんか? 実は、彼氏に尽くし...
恋バナ調査隊 2022-05-14 06:00 ラブ
「不倫ずるずる」やめたいのにやめられない恋に悩む貴女へ
 相手が既婚者なのにも関わらず、関係を持ってしまう「不倫」。本当はやめたいと思っているのに、どうしてもやめられずにずるず...
恋バナ調査隊 2022-05-14 06:00 ラブ
37歳レス妻の孤独感「結婚3年目、夫と心が通じ合わない」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-05-14 06:00 ラブ
「他人が家にいる」恋愛結婚した妻に興味が湧かない夫の胸中
「冷酷と激情のあいだvol.90〜女性編〜」では、夫であるヒロムさんと心が通い合っていない虚しさに苦しむ妻・夏夜さん(仮...
並木まき 2022-05-14 06:00 ラブ
母性本能くすぐる男性にキュン♡ 演技か天然か見極めて落とす
 男性の中には、自然体なのになぜか母性本能をくすぐる言動をする人がいます。そんな男性に出会うと、心を掴まれてしまう女性も...
恋バナ調査隊 2022-05-13 06:00 ラブ
“性欲&食欲”忠実あれ!アラフォーの恋愛こそ食の好みも大事
 大人の恋愛の相性を考える時に大事だとされるのが「体の相性」と「食の好み」です。ただ、多くの女性は「体の相性が合わないの...
恋バナ調査隊 2022-05-12 06:00 ラブ
「積極的な女性が怖い」意中の彼が“そうそう苦”に陥る前に!
 好きな人ができた時、相手からのアプローチを待つ女性が多い反面、自分から積極的にアプローチする女性もいます。中には、なん...
恋バナ調査隊 2022-05-12 06:00 ラブ
「ネットの出会い」罠だらけ!? 信頼できる“SNS垢”の見極め方
 コロナ禍の際にマッチングアプリ以外に登録し、その後も継続して使っている人は少なくないようです。けれど会ったこともない相...
内藤みか 2022-05-12 06:00 ラブ
「お金を出さない彼氏」のトリセツ!“ヒモ男”を卒業させる法
 楽しみにしていた彼氏とのデートで、「お金がないから」とケチなデート内容にされたり、割り勘になったりすると、なんとなくも...
恋バナ調査隊 2022-05-11 06:00 ラブ
「結婚のメリットがわからない」と彼 意識改革“必勝”術あり〼
 パートナーとの関係は良好で自分は結婚したいけれど、相手に将来のことを聞いてみると「結婚のメリットがわからないから……」...
若林杏樹 2022-05-11 06:00 ラブ