更新日:2021-02-06 04:41
投稿日:2021-02-06 04:30
病気の妻を受け入れてあげてるのに
一度だけ、Yさんにも直接そう伝えたことがあるというTさん。しかしそのとき、妻からは「そんな理屈はおかしい」と一蹴され、理解されないまま今日に至るのだとか。
「妻だって、病気になりたくてなったわけではないだろうから、あまりそのことを言いたくはないですけどね。
でも、こんな風に言ったら悪いけど、そこも受け入れたうえで、こっちは結婚しているわけですよ。
なのに、夫であるあなたは家事や生活費を人並みにしろって、僕にだけ負担を強いる妻の理屈がまったく理解できません」
妻との別居生活が始まって3ヶ月。今でも毎週のようにLINEが届き、離婚の話し合いに応じてほしいと頼まれているものの、結婚2年目で離婚に応じるつもりは「さらさらない」というTさんの真意は意外なところにありました。
離婚したらみっともない
「ここで離婚したら、周りから見ても『あの人の結婚って、なんだったの?』って感じで、みっともなくないですか?
それに別居生活のほうが、一緒に住んでいるより快適だし。
今の生活を僕は気に入っていますから手放す気はありません。浮気をする気もないです。
まぁ、向こうが離婚調停とか裁判とかしてきたら、そこで考えるかなって感じです」
恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
ラブ 新着一覧
彼氏のことは好きだけど、「なんかダサい……」と感じている女性は少なくないようです。しかし、実際はというと、ダサいと思い...
好きなタイプの男性からアプローチされたら、すぐにOKしてしまう女性もいるでしょう。でも、どんなにタイプでも、相手をしっ...
大好きな彼氏とのはじめてのお泊まりデート。ドキドキワクワクしながら家に向かってみたら、彼氏の素顔や知られざる真実にドン...
付き合っている彼氏に食べ物の好き嫌いが多いと、とてもストレスが溜まりますよね。一緒に食事をする時も、好き嫌いに合わせて...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.96〜女性編〜」では、結婚後に夜の生活への執着が強まった夫・タケシさんに苦痛を覚えている妻・...
恋人関係を継続させるためには、お互いの信頼関係が必要不可欠! どんなに愛情があっても、信頼できない相手とは一緒にいるこ...
大人になると、お金のなかった学生時代に比べれば、自由に行ける場所も増えれば自由に使えるお金は増えているはず。それなのに...
彼との久しぶりのデートやお泊まりの日、生理がきてしまうとがっかりしてしまいますよね。しかし、男性にはわからない体調不良...
マッチングアプリで年下男子を求める年上女性が増えています。見事年下男性とデートできる女性もいますが、なかにはなかなかデ...
スマホ1台で簡単に異性と交流できるマッチングアプリ。なかには「素性を明かさず利用できる」というメリットを武器にして、女...
大人の男性に「どんな女性がタイプ?」と聞くと、「一緒にいて疲れない子」と答える人の多いこと……。仕事や趣味に忙しく、少...
夫婦の結婚生活に、激しいストレスを感じている女性は多いようです。どの夫婦も結婚式ではあんなに幸せそうだったのに、なぜそ...
恋人や気になっている人に甘えたいけれど、年齢が上がっていくうちに甘え方がわからなくなってしまう「甘え下手症候群」になっ...
シャイな男性たちは、恋をしてもなかなか感情を見せてくれません。奥手な男性を好きになると「私に興味がないのかな」と心配に...
近頃「キスフレ」や「ソフレ」など、男女間の“恋人ではない新しい関係性”が話題になっていますが、中でも“体の関係はいっさ...