春を運ぶ花「ストック」は幸運も運ぶ! 魅力や花持ちのコツ

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-02-10 06:00
投稿日:2021-02-10 06:00

根強い人気の春の花

 猫店長「さぶ」率いる、我がお花屋さんでは、春先になると欠かさず入荷する、昔から根強い人気のお花がございます。

 待ちきれないお客様が、水揚げ作業の途中からお買い上げになられるこのお花は、「色がキレイ!」「安い!」「この香り大好き!」と、特にご年配の女性にやたら大人気なのでございます。

 圧倒的にボリュームがあるのに、優しいお色が見た目のインパクトを和らげる、且つ、コストパフォーマンスが良いあのお花。

 さらに、冠婚葬祭やイベントには欠かせない、花屋さんの「花仕事」を底支えしてくれるステキなお花とはいかに?

 ということで、今回は「春を運ぶ ストック」の解説でございます。

ストックってどんな花?

 ストックは11月から5月あたりまで咲く、ヨーロッパ原産アブラナ科の「春」を連想させるお花でございます。

 いくつものたくさんの可愛らしいお花が、太い爽やかなグリーンの茎先にお行儀よくくっついている様子がなんとも華やか。

 花持ち・香りともによくできたお花。花言葉が、「永遠の美」とはよくいったもんです。

 八重咲きタイプもあれば、一重咲きタイプもあり。一本シュッとした風情のものや、いくつにも枝分かれしたものもあったりと、色・種類ともに豊富なラインナップでございますよ。つまりは、ストックが昔から変わらず根強い人気のある証拠ってことでござんすね。

 冬から春の終わりまで、花屋さんの店頭を長期間ずっと守り続けてくれるのが、このストック。手頃な価格でありながら、長生き。ボリューム満載で、色もピンクや黄色、白や紫と、濃淡をふくめたら選択肢がたくさんで、選ぶだけでも楽しくなってしまいます。

 また、切花としてはもちろんのこと、ガーデニングの商材としても、年末あたりからグーンと人気が出てきております。

 冬独特の重く暗い雰囲気を華やかな色と香りでパァっと変えてくれるのが、ストックのスゴいところ。なんといっても、開花する花が少ない冬の時期に、バッチリ高い背丈で色鮮やかな花壇を演出してくれるナイスな心意気に、ワタクシたちはもっと感謝すべきでございますよ。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


恋愛運も女の色気もアップ! 華麗な大輪「ダリア」の飾り方
 この時期、どこのお花屋さんも年度末商戦で大忙しでございます。  猫店長「さぶちゃん」率いるワタクシのお花屋さんも...
無理は禁物…妊娠初期の辛い“つわり”におすすめの飲み物5選
 女性のライフスタイルが大きく変わる出来事の一つに妊娠があげられます。  その妊娠の初期に起こるのが「つわり」。妊娠に...
大漁満足&五穀豊穣のご利益?“にゃんたま”様に手を合わそう
 えびす様のご利益「大漁満足」と大黒様のご利益「五穀豊穣」を併せ持つような“にゃんたま様”に出逢いました。  あ...
ついサボっちゃう…在宅ワークの効率をUPさせる“3つのコツ”
 最近、テレワークやリモートワークという言葉をよく聞くようになりました。オフィスではなく自宅で仕事をすることは、自由であ...
フェムテックって? 生理痛や更年期障害に技術で立ち向かう
 突然ですがみなさん、「フェムテック-Femtech-」って聞いたことがありますか? フェムテックとは、女性の悩みをテク...
【女性向け】ハッピーメールで素敵な男性と出会える理由!優良マッチングサイトを徹底調査してみました♪
 みなさんは、マッチングサイトの「ハッピーメール」をご存知ですか? きっと、「見たり聞いたりしたことはある」「ネットで出...
「このまま死んでしまうのでは」重なる不調にメンタルも限界
 潜在的な患者も含めるとおよそ30〜60人にひとりの女性がかかると言われている甲状腺疾患。バセドウ病は、甲状腺機能が亢進...
グッとくるぅ~!男性があがる「色気」ある女性の特徴って?
 女性ウケと男性ウケが違うのはわかるんですが、男性からモテたいと思ったとき、避けては通れない要素、それは「色気」。はぁ…...
友達になりたいな…遠い記憶がよみがえるシャイ“にゃんたま”
 新学期、転校生と校門で目が合って、声を掛けようとしたらサッと行ってしまった…….  きょうは、そんなことを思い出...
淡い恋を失った心に入り込む“優しい男”…優紀さんのケース#3
 A氏からのメールには、写真の仕上がりを見せたいから事務所に来てほしい、と書いてありました。「新しい優紀が誕生したよ。俺...
媚びない女性が学ぶべき上手な媚び方!あざとさと可愛げの違い
 あなたは、“媚び”を上手に使っていますか?「媚びを売る」というと、異性の前でぶりっこをしたり、色目を使ったりと何かとマ...
花の癒しは効果絶大!強い心で自粛期間を乗り切るための方法
 およそ1ヶ月の「自粛」があったからこそ今の感染者数で収まっているのか、あるいは、実は殆ど意味なんて無かったのか……。個...
今時の専業主婦ってどう?メリットとデメリットをチェック!
 一昔前までは、女性は結婚したら家庭を守るのが当たり前でしたが、今では結婚後も仕事を続ける女性がほとんど。兼業主婦として...
長い連載を書き終えて…心の傷と向き合う痛み、新しい出会い
 Gをセクハラパワハラで訴えるか否か。現在、弁護士たちと協議を重ねているところです。つくづく、訴訟を起こすには多大な時間...
将来は駅長さんか観光大使!夢いっぱいの兄弟“にゃんたま”
 きょうは、仲良しωωにゃんたま兄弟です。  真っ黒なあんこ玉君と、白黒のタオ君、  ふたりはずっとくっつき...
韓国映画「パラサイト」を観て“私も…” 風俗嬢が語った苦悩
 米アカデミー賞4冠に輝いた韓国映画「パラサイト 半地下の家族」は、半地下に住む家族が金持ちに“パラサイト”していくスト...