同棲解消って大変…トラブル回避のための事前準備や切り出し方

恋バナ調査隊 ライター女子部
更新日:2021-04-01 06:00
投稿日:2021-04-01 06:00
 一緒に住んでいた彼と同棲を解消したいと考えている女性は、「どう切り出したらいい?」「トラブルにならない?」「2人の持ち物はどうやって分けるの?」と、疑問と不安でいっぱいでしょう。そこで今回は、同棲解消時のトラブル回避方法や事前準備、彼への切り出し方をご紹介します!

同棲を解消する時に起こりやすいトラブル

 まずは、同棲を解消する際には、どんなトラブルが起こりやすいのかをご紹介します。

金銭トラブル

 同棲解消の際に一番トラブルになりやすいのが、金銭問題です。同棲を解消するということは、今まで2人で出し合っていたさまざまな支払いを別々に戻す必要があるということ。そのため、しっかりとした話し合いが必要なのですが、前向きではない同棲解消の場合、話し合いがうまくいかないことも。

 きまずい空気になってしまっても、引っ越しまでは同居しながら話し合いを進める必要があります。場合によっては金銭トラブルで揉めてしまい、話がまったく進まなくなるケースもあります。

共有財産の分配で揉める

 家に今ある家電や家具なども、分ける必要があります。特に、共同で購入したものは、どちらが持っていくのかで意見が合わないこともあり、トラブルに発展しやすいです。

 また、2人で育てているペットについては、どちらにとっても家族同然。強引に一方がペットを引き取ったりすると、最悪の場合、相手に訴えられてしまうことも。泥沼の同棲解消になる可能性があるため、注意が必要です。

同棲解消までにしておきたい事前準備

 同棲を解消する際には、事前準備も必要です。そこで、以下のことをチェックしておきましょう。

引っ越し先を決める

 当然ですが、同棲解消をするためには、引っ越し先を先に決める必要があります。おすすめは、敷金礼金が必要なく、彼が住む生活圏内から離れた場所。近すぎると、コンビニやスーパーなどで顔を合わせるなど、気まずい思いをすることもあるので要注意。

 また、引っ越し資金が足りない人は、一時的に実家に帰ったり、友達にルームシェアなどをさせてもらうという方法もあるので、検討してみましょう。

次に住む物件の初期費用&引っ越し費用を貯める

 引っ越しをするためには、さまざまな資金が必要になります。たとえば、かかる費用の平均は……

・今住んでいる部屋の修繕等の退去費用……5〜8万円程度(ワンルーム〜2LDKの平均)
・新居の敷金・礼金……共に家賃の1〜2カ月分、
・引っ越し業者に払う費用……2人で50km以内の場合4〜8万円程度
・新生活に必要な家具一式……5万円
・新生活に必要な家電一式……12万円
・生活用品……5万円
・その他 管理費・共益費・火災保険料 etc……

 引っ越し費用は、条件によって金額の差が大きいのが特徴。たとえば、引っ越しの時期が繁忙期、距離が遠い、購入する家具&家電や敷金礼金によっても、金額は大きく変わってきます。ある程度の目星がついたら、手元の資金が足りているかをチェックしてみましょう。

泥沼にならないように…上手な同棲解消の切り出し方

 同棲を解消したいと思ったら、どのように相手に切り出すかがとても重要です。どんなに相手に恨みがあっても、泥沼にならないよう慎重に伝えるようにしましょう。

相手の都合を考えて話す時期を決める

 同棲解消を切り出す時期は、相手の様子をよく観察して決めることをおすすめします。たとえば、会社の昇進試験の前や、体調を崩している時、2人の仲が険悪で感情的になっている時などは避けるようにしましょう。

 また、話をするのは休日の前の日がおすすめです。翌日に仕事がある日は、話が長引くと結論が出ないで終わってしまうこともあるので、数日前に「話したいことがあるから時間をとってほしい」と伝えて、相手に決めてもらうとよいですね。

外で話し合いをする

 話し合いをするタイミングが決まったら、できるだけ第三者のいるカフェや外などで話をするようにしましょう。お互い感情的になるのを抑えることができますし、ショックを受けた彼との突発的なトラブルも回避することができます。

否定的&一方的な意見だけはNG! 相手を立てながら話す

 同棲解消を申し出る時は、どんなに相手が悪いとしても、一方的にこちらの意見だけを伝えたり、否定的な言葉を連発したりするのは絶対にやめましょう。相手を立てながら落ち着いて、はっきりと気持ちを伝えることが肝心です。

 どこをとっても相手に非がある場合は、「家族が病気だから帰省して面倒をみたい」「家族が心配だから近くに住みたい」など、家族を理由にして伝えるのもありです。

自分が出ていく

 話が揉めそうな時は、自分が家を出ていくのがおすすめです。相手としては、突然の同棲解消の話に資金の用意などをしていないこともあるからです。相手が引き続きその家に住めば、金銭的な負担なども少なくなるので、OKしてもらえる可能性が高くなります。

 とはいえ、折半していた家賃が全額になってしまう負担などはあるので、相手の意見を聞きながら揉めないように話を進めていきましょう。

同棲解消を先延ばしにするとさらに大変! 早めの決断を!

 同棲解消には、多くの負担と忍耐、寂しさや辛さが付き物なので、ついだらだらと同棲生活を続けてしまう人も多いようです。でも、関係が悪化してからの同棲解消は、さらに大変……。

 そうなってから後悔しないためにも、心の声をよく聞いて早めの決断をするようにしてくださいね。

恋バナ調査隊
記事一覧
ライター女子部
趣味:恋愛、特技:恋愛――。3度の食事よりも男女の話題が大好き。日々、恋愛や結婚について考え、あれこれ調査しているアラサー&アラフォー女性集団。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


女をダメにする「メンヘラ製造機」男のヤバすぎる6つの特徴。当てはまったら即逃げて!
 不安が爆発して泣きじゃくったり、ヒステリックになって彼を追い詰めたりする、精神的に不安定なメンヘラ女は男性に敬遠されが...
恋バナ調査隊 2025-04-21 06:00 ラブ
「許されたとばかり…」10年前の浮気で離婚宣言された48歳男の遅すぎる後悔
「冷酷と激情のあいだvol.242〜女性編〜」では、夫の浮気を10年許すことなく、ついに離婚を切り出した美幸さん(仮名)...
並木まき 2025-04-19 06:00 ラブ
「10年前から決めていた」夫と不倫相手の妊娠騒動を耐えた45歳女の復讐
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-19 14:52 ラブ
おいおい…既婚者からLINEで告白、どうかわす? NG返信で1つですべてを失うかも!
 既婚者にLINEで「好き」と言われたら、どう返信するのがよいのでしょうか?  実際に経験がある女性たちにやりとりを見...
恋バナ調査隊 2025-04-19 06:00 ラブ
「女は求められてなんぼよね」還暦女とも男女の仲に…若旦那を共有するセレブ妻らの同盟 #3
 静香さん(35歳茶道講師/既婚子供アリ)は、祖母、母と3代にわたり、都内の邸宅で茶道教室を開いている女性だ。彼女は懇意...
蒼井凜花 2025-04-18 06:00 ラブ
会えなくて不安…彼と休みが合わない問題、どう乗り越えた? 長続きカップルに聞く秘訣
 休みが合わないカップルは、寂しさや不安が膨らんだり、相手への気持ちが分からなくなったりしがち。ただ、長く順調に付き合っ...
恋バナ調査隊 2025-04-18 06:00 ラブ
専業主婦なんてもってのほか! 正社員じゃなくなった途端、モテなくなっちゃう婚活の超リアル
 正社員の時には、婚活アプリに男性からのアプローチがたくさん届いていた……それが退職して無職になった途端、激減したという...
内藤みか 2025-04-17 06:00 ラブ
夫の育成に失敗した女たちの悲劇。「門限0時」に設定したら帰ってこなくなっちゃった!
「夫にはこうであってほしい」と、夫の育成を試みる女性もいるのではないでしょうか? でも育成方法を間違えると、自分で自分の...
恋バナ調査隊 2025-04-16 06:00 ラブ
「もう向き合う気力もない」夫婦のセックスレスに疲れました。自分を守るたったひとつの方法は?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  セックスレスや夫...
豆木メイ 2025-04-15 06:00 ラブ
「GPSアプリ入れて」と要求されたらどう思う? アラサーアラフォー世代の男性のホンネ
 相手がどこにいるのかリアルタイムで把握できるGPSアプリ。若いカップルの間では利用している人が少なくないようです。 ...
恋バナ調査隊 2025-04-15 06:00 ラブ
「ドキドキしてる」にテンション爆上がり!デート前日のLNEは女からが吉
 意中の彼とのデートが間近に迫っている女性は必見! 今回は、男性が喜ぶデート前日のLINEをご紹介します。いったい男性は...
恋バナ調査隊 2025-04-13 06:00 ラブ
「俺もいいトシのおじさんですから」燃える恋愛より穏やかな関係を求める52歳男性の達観
「冷酷と激情のあいだvol.241〜女性編〜」では、カツノリさん(52歳・仮名)との交際を検討している瞳さん(47歳・仮...
並木まき 2025-04-12 06:00 ラブ
「寂しいアラフィフ女認定は嫌!」自分のブランディングに翻弄される47歳女性の見栄
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-04-12 06:00 ラブ
「色白のお肌がいっそう映えますね」呉服屋・イケメン若旦那は熱海の旅館でマクラ営業? #2
 静香さん(35歳・茶道講師/既婚子供アリ)は、祖母、母と3代にわたり、都内の邸宅で茶道教室を開いている女性だ。彼女は懇...
蒼井凜花 2025-04-11 06:00 ラブ
年親を安心させたい。でも、30代で付き合った不倫相手が忘れられません(44歳女性、IT勤務)
 都内のIT企業で働く44歳女性です。年収は1000万円弱で、経済的には自立していますし、年齢的にも子供も望んでいません...
植草美幸 2025-04-11 06:00 ラブ
どんな“優良物件”も劣化させちゃう悲しきモンスター! 男をダメにする女の5つの特徴
「男を見る目がない」「ろくな男がいない」と嘆いている女性の中には、男をダメにする女が含まれているのも事実。あなたもそんな...
恋バナ調査隊 2025-04-11 06:00 ラブ