こうなると手遅れ…夫が離婚を本気で考えた時の3つのサイン

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-04-10 12:39
投稿日:2021-04-10 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。離婚を切り出すのは女性からというイメージが強いかもしれませんが、家庭裁判所で離婚の申し立てをする男性は約4割もいます。別れたい理由はさまざまですが、離婚を真剣に考え出した男性は必ず”決別したいサイン”を出しています。悪夢が起こる前触れを事前にキャッチできれば対策を練ることも出来るかもしれません。今回は関係修復不可能になった夫たちの行動についてお話ししましょう。

1. 妻の料理は食べないと決めた夫たち

「そういえば……ここ1年は朝は食欲がないから食べないと言って、夜は帰宅が遅く会社の近くで食べていたみたいです」

 子供がまだ3歳の専業主婦A子さん(32歳)は、食事の支度をしなくていいのは内心ラッキー!と喜んでいましたが、夫からまさかの離婚宣告を受けてしまったのです。「食べないって言うから作らなかっただけなのに……」

 うつむき加減のA子さんは別れたくないと涙を流しました。旦那さんの言い分は、もう一緒に生活するのが嫌になったということでした。食事も食欲がないから食べなかったわけではなく、妻の手料理を“拒否”していたそうです。

 “離婚したいほど嫌いな嫁さんの料理は食べられない”ということでした。筆者は数々の男性側のお別れ相談も受けてきましたが、離婚希望者も同棲解消も男性は共通して彼女の手料理を頑として食べません。

 コンビニ弁当をぶら下げて帰るようになったら手遅れの末期です。言い方を変えると、家でご飯を食べているうちは2人の関係を修復できる見込みがあるということです。ただし夫が食べたいものをリクエストしなくなったら危険信号です。

2. 帰宅をわざわざ遅らせる夫たち

 外食する金銭的余裕がない夫たちは、食事は家にあるもので済まさなければなりません。浮気調査専門の筆者の調査歴では、「家に帰る時間が遅いので浮気をしているのでは?」という漠然とした依頼がよくあります。

 そんな夫たちを尾行しても、自宅にすぐ帰らず大型の書店やコンビニで長時間滞在、もしくは車の中で眠っていたりして、明らかに時間をつぶしているのです。駅のホームのベンチでずっとスマホゲームをしながら最終電車待ちしている依頼者さんの夫もいました。

「そこまで家に帰りたくないんかい!?」と、なんだか可哀想な気持ちになったものです。

 嫁さんの作ったものを食べる姿を見られると、妻に負けたような気がするとおっしゃった男性もいました。

 とことん妻を拒否する夫は夜中に帰宅後、自分で食事の支度をするそうです。寝静まったあとなら顔を見なくていいし、会話もしなくていいという理由から頑張ってわざわざ遅く帰っているのです。

 男性は、あまりごちゃごちゃと不満を言いたくないという習性から“黙る”を選んでいます。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


恋愛とキャリア、どっちも身の丈で両立させるにはどうする?
 仕事が大好きで、キャリアアップすることが何よりも楽しいと感じるバリキャリ女子。でも、恋愛面においては「どう仕事と両立し...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ
疲れたから寝るLINEを送ってきた彼と道ですれ違う?最悪な恋愛の思い出
 恋愛で得られるのは幸せだけではありませんよね。好きな人と付き合えたとしても、最悪な出来事に見舞われるケースもあるはずで...
恋バナ調査隊 2023-10-22 06:00 ラブ
整形美女との結婚話を破談にしたい37歳男、老いるほどいじるでしょ?
「冷酷と激情のあいだvol.165〜女性編〜」では、結婚の話が出ながらも、なかなか具体的な行動に進んでいかない恋人に悩む...
並木まき 2023-10-21 06:00 ラブ
美意識高い系40女、婚約者とのシラけた夜の生活に努力してるのになぜ?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-21 06:00 ラブ
不倫沼に陥った女が失う「5つのモノ」友達 仕事 時間 自尊心そして…
 既婚者と不倫をすると、相手の家族を苦しめることになります。でもそれだけでなく、不倫をした当の本人たちが失ったものもたく...
恋バナ調査隊 2023-10-21 06:00 ラブ
遠野なぎこは食い逃げ被害2日後に新恋人…チャチャッと付き合う女って?
 女優の遠野なぎこ(43)が今月16日、自身のインスタグラムで《ルンッ♪が、ルンッ♪な事になりまして。 無事にアプリを退...
愚痴るの、待って!自分の恋愛相談を友達にしないほうが良い4つの理由
 好きな人とうまくいかないときや彼氏とケンカしたときは、つい友達に相談したくなりますよね。でも、相談することにはいくつか...
恋バナ調査隊 2023-10-20 06:00 ラブ
マッチングアプリの恋活要注意!「どこ住み?」は“ヤリモク男性”の手口
 コロナ禍以降、マッチングアプリで恋活や婚活をする女性が増加傾向にあります。真剣な出会いを求める男性ばかりならいいのです...
内藤みか 2023-10-19 06:00 ラブ
えっと、女の武器ってなんですか?さりげなくモテる人の4つのテクに学ぶ
 昔から女の武器を使ってモテる女子には、同性からも「ずるい」と批判の目が向けられてきました。でも、同性から好かれようとし...
恋バナ調査隊 2023-10-19 06:00 ラブ
マジ羨ましい…神のように優しい「神彼氏」の作り方とは?
 友達の彼氏がレストランで毎回ご飯を奢ってくれるって聞いて、「うちの彼、全然そんなことしないよな」と思った経験はありませ...
若林杏樹 2023-10-18 06:00 ラブ
付き合ってもソッコーで破局の謎…恋愛が短期間で終わるタイプの問題点
「好きな人と結ばれてもすぐに別れてしまう」。そんな悩みを抱えている女性もいるのではないでしょうか? 短命な恋愛ばかりだと...
恋バナ調査隊 2023-10-18 06:00 ラブ
貴女はどのディズニープリンセス気分?フェロモンジャッジ愛され香り術
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-10-17 06:00 ラブ
脳内で美化されてない? 元彼と復縁→後悔した女性とそのトラブル
 別れた彼に未練がある女性は復縁を望むでしょう。ただ、復縁しないほうが幸せになれるケースもあります。  元彼に復縁を迫...
恋バナ調査隊 2023-10-17 06:00 ラブ
夫の過去の嘘許せますか?交際人数盛り申告からマジで笑えない婚姻歴まで
 信用している夫に嘘をつかれるのは嫌ですよね。たとえ結婚前の過去の話だとしても、内容によっては不信感を持つでしょう。 ...
恋バナ調査隊 2023-10-16 06:00 ラブ
「体の相性?子作りには支障ない」結婚延期の不満を切り出せない42歳男
「冷酷と激情のあいだvol.164〜女性編〜」では、プロポーズをしてきた恋人のカズトさん(42歳・仮名)との体の相性が悪...
並木まき 2023-10-14 06:00 ラブ
気持ち良くも楽しくもない…体の相性が最悪で結婚に踏み切れない39歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-14 06:00 ラブ