人生が好転するタイミングって? チャンスを逃さないために

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-05-17 06:27
投稿日:2021-05-17 06:00
 どん底にいるときに待ち望んでしまうのが「救いの手」。この状況から抜け出したい……誰かなんとかしてくれたら……そんな風に助けを待っていると、救いの女神はやってきてくれるものなのでしょうか。
 このマンガの主人公・リコちゃんも、生きていくための何かがほしい!と思うようになりました。でも、これといった趣味ややりたいこともなくて……人生を変えるチャンス、巡ってこないかな!?

準備不足だと、チャンスは掴めない

「チャンスの女神には前髪しかない」と言われています。後ろ髪がないから、通り過ぎたあとには掴むことができない、というわけです。チャンスは無情にも突然巡ってきて、逃すともう掴めないんですね。

 やりたい仕事を回してもらえるかもしれないとき、素敵な人が突然現れたとき、転職が決まりそうなとき……そんなチャンスがやって来たとき、素早く動いてものにしたいですよね。

 では、チャンスを逃さずものにするためにはどうすればいいでしょう? 私の考えでは、来たるべきチャンスに備えて準備をしておくしかない!と思っています。

 私自身、チャンスを掴んだことも逃したことも何度もありますが、チャンスを逃したときの原因は総じて準備不足・実力不足だったときでした。実力不足はまだ機が熟してないということなので仕方ないとして、準備不足でチャンスを逃すのは心底悔しいものです。

 大切なのは日ごろからいつチャンスが来てもいいように、目の前のことを一生懸命頑張ること。そしていざ勝負どころが来た!と思ったら、大胆に飛び込んでみることです。

 人生が変わるタイミングには、何かしらチャンスがあるもの。起死回生のチャンスをものにするには、今すべきこと、できることをしっかり準備しておいてください。もしかしたら次に来るチャンスが、あなたの人生を変えることになるかもしれませんから。

登場人物紹介

リコ
幸せの絶頂から一転、離婚から立ち直りたいアラサー。新しい彼の柏原さんとうまくいかなかったり、やりたいことがわからなかったり、なかなか人生迷走中。突然、記事を書いてなんて言われても……未経験だし、できるわけないじゃーん!!

ノラ
リコの高校時代からの友人。職場の求人にリコを推薦し、同じ社内の別部署で働いている。リコが恋愛ライターかぁ(とりあえず人に恋愛指南するのは無理そうだな……)。

風太
シンちゃんのフリーランス仲間で、グラフィックデザイナー。初対面のリコに「バカなの?」と毒舌をお見舞いした(42話参照)。一緒に仕事しているライターが飛んで3徹中……納期を守れるなら、この際誰でもいい!?

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ライフスタイル 新着一覧


なんて経済的! タフでお得な花々5選。おしゃれ植物「ラックス」はゴミ捨て場でも美しく咲く
 本日も猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に隣接している「ほっぽらかしラボ」(売れ残った二軍、三軍の花鉢商品の置き場)をボー...
もう嫌!「節約疲れ」する前に…ストレスなく試せる5つの貯金方法
「毎日毎日節約のために出費を抑えた生活をしていて、全然楽しくない」と感じているそこのあなた! それは、節約疲れが出てきて...
ツー“にゃんたま”撮影に成功!さらに茶色のイケ猫が…♡ 可愛いアクシデントあるある
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お客は昔の恋人か? 傲慢な一言に「じゃあ、あんたがやってみろよ」と反論するか問題
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
酔っ払い同士のLINEに爆笑! きのこたけのこ論争から記憶喪失コンビまで恥ずかしっ…
 人はお酒を飲むと日頃心に秘めている本音が出てきますよね。酔っ払い同士のLINEをのぞいてみると、本音同士の面白い会話が...
商店街で「縄張り荒らし」騒動が勃発! ムキムキお兄さんを近隣おじさまと奪い合う…顛末はいかに
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
中年のニラが歯に挟まる問題。口内インフラも老朽化するのだ。治療は保険治療か、それとも自費か
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ワーママも専業主婦も、みんな違ってみんないい。それでも女は“自分の収入”を持った方がいいと思う
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
切ない…親の老いを実感したエピソード。ゴミ屋敷一歩手前、母の死から父の独り言が急増
 GWや年末年始など、長期休みに帰省する人は多いですよね。実家で過ごすと「懐かしい」「ホッとする」と感じ、心身ともに満た...
アラフィフ独女が『人事の人見』を見て思うこと。平成の働き方はもう通用しない…私たちはどう振る舞うべき?
 アラフィフ独女ライターのmiraeです。前回のコラムでもお伝えしたとおり、アラフィフである私は、氷河期世代として社会に...
夫のいびきがうるせえ! 約6割の人が悩んでいる睡眠問題、「対処法がわからない」は卒業しましょ
 眠い眠い眠すぎる! 「春眠暁を覚えず」昔の人はよく言ったもので、つい昼間でもうとうと…。  この眠気、我が家に関して...
2025-04-29 06:00 ライフスタイル
シッポがピン!「今日のご飯は鯛だニャン♪」ご機嫌“たまたま”たちが集結したよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
脱「片づけられない女」宣言! この連休中こそ実行したい“断捨離”4つのコツ
 自宅の床には片方だけの靴下や、ぐちゃぐちゃのハンカチが転がり、デスク回りは書類と資料の山で作業するのも一苦労。そんなあ...
何気ない街の風景
 何気ない街の風景。  ここにいるよ…って呼ばれて振り返る。  心地良い風が吹いた。
【動物&飼い主ほっこり漫画】第95回「おーい! コテツ!」
【連載第95回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
夫よ「育休=自由」じゃないんだよ! 病む寸前まで追い詰められた女たちの叫び
 子供を出産してから、育休を取得する女性は多いですよね。また、出産後の妻を支えるために、育休を取得する夫は少なくありませ...