猫を飼い始めて変わった交友関係
猫が来てから、人がうちに遊びに来るようになりました(引っ越して我が家が最寄り駅から近くなったことも理由かもしれませんが……)。
特に2匹が来たばかりの頃は、「子猫見せてー!」と毎週末、誰かが遊びに来ていたように思います。こちらも見せたくてたまらないので、とてもうれしい。そして新しいおもちゃやちゅーるをお土産に持ってきてもらえるのも、ありがたくて。遊びたいさかりの子猫とずっと遊んでいるのは疲れるので、友人が猫と遊んでくれている間に休めるのもよかったです。
また、しばらく連絡をとっていなかった猫飼いの友達と頻繁にやりとりするようになったり、友人が猫飼いの友人を紹介してくれたり、話したこともなかった会社の猫飼いの先輩と食事に行くようになったり、と猫を介して交友関係が広がっていきました。広がったというよりも、変わっていったと表現するほうがいいのかもしれません。
LINEグループの仲間とあれこれ情報交換
とくに独身40代女性4人のLINEグループ「猫会」の存在は大きいです。年齢も職業も近く、保護猫を2匹ずつ飼っているところも、猫の年齢も近い。ちょっと猫の様子がおかしければ写真を撮って送り、「こんな感じなんだけど大丈夫かな?」と相談。
「うちもそうだったけど、サプリでよくなるよー」
「それはすぐに病院に行った方がいいかも! 私の友達のところも猫も大変だったみたい」
など、友人のそのまた友人の体験までもをアドバイスとしてもらえるんです。
2カ月に一度くらいの頻度で、それぞれの家で猫を眺めながらお茶やお酒を飲んだり、その近所のおいしいお店で食事をしたり。話題は猫のことから仕事のことまで盛りだくさん。
「その爪とぎ、どこの?」
「へー、こんな猫砂(トイレの砂)使ってるんだ」
「このご飯、うちの猫は食べなかったからだれか持って帰らない?」
と、情報交換に物々交換。ありがたい存在です。そして皆当然、うちの子自慢も忘れません(苦笑)。
ママ友のつながりより平和
はじめての猫育てはわからないことばかり。ひとりで考えるよりも身近な人に相談することで、解決することもあります。ママ友みたいな関係ですね。ママ友と違うのは、猫は学校に行ったり、スポーツをしたりしないので、「〇△ちゃんちの子はいい学校に行ったのに!」という嫉妬などが起きません。平和な友人関係ですね。
SNSでも広がる“猫友の輪”
今朝もオスの天ちゃんの片目が開いてなかったので、写真を撮って猫会にLINE。すると「喧嘩で眼球に傷がついてるといけないから早く病院に行った方がいいかも。ちょっと前にうちもそう言われたから」と教えてもらい、早々に近所の動物病院へ行ってきました。傷はなく、結膜炎だったので大事に至ることはなさそうですが、診察代は1万2800円。ゲボー。
しかも目薬を点すとびびって天ちゃんが50㎝くらいジャンプして逃げていくので、これを2種類も点すのが大変。
また、インスタグラムに猫の様子を投稿すると、「うちの猫とそっくりですね!」とか「そのおもちゃ、どこで買ったんですか?」といったコメントがたまにつき、SNS上での交流も楽しめます。うちの猫と、同腹きょうだいの猫の飼い主さんからコメントがついたときには感動しました。
あいにく、その猫ちゃんは猫白血病FIPで亡くなってしまったのですが、少しだけでもきょうだいの様子が見られると嬉しいものですね。先方もうちの猫の投稿を楽しみにしてくださっているようなので、週に1回くらいは画像をアップするようにしています。
そして気づけば自分がフォローしているのも猫アカウントばかり……。人脈ならぬ猫脈はさらに広がっていく気がしています!
次回に続きます。
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