男と女のちがい
男性は左脳型で論理的、女性は右脳型で直感的な傾向にあると言われています。男と女では根本的に考え方が違うというのは、日頃のカウンセリングにおいても感じることです。
考える基準が同じであれば、端的に自分に置き換えることで答えが出やすいですが、私的には遺伝子の違いも大きく影響しているという仮説を立てております。
古来から、男性は狩りをして食べ物を調達する、女性は家と子供を守るという役割分担がありました。
競争と戦いの歴史から見ても、男性の遺伝子には「負けたくない」「強くあれ」「泣いてはいけない」が、多かれ少なかれ組み込まれていると思います。女性は成長過程で教育されない限り、そういった根本的な志を持ちません。
また、言葉を発さない動物を見ても、きちんと発情期に子孫を残すという行為を教わることなくやってのけます。まさしく、“本能”です。恋愛でうまくいかない人は、このように少し離れた感覚で相手を観察すると答えが出やすいです。
妻が夫に求めること
多くの女性が求める代表的なことは、「思いやり」というアンケート結果があります。
女性は相手に思いやってもらい、安心したいのです。
「奥さんのお誕生日を忘れるとエラいことになりますよ! 」と男性に常々言うほど、女性は記念日を大切にします。女性からすると、記念日は相手の思いやりを計り知ることができる機会なので、「忘れたら喧嘩になってしまった」は、よくある話です。
結婚記念日にプレゼントをくれなかったことがきっかけで離婚を考え出した奥様もいるほど、女性は男性に思いやりを与えてもらうことで、喜びを感じます。
「狩り→獲物を持ち帰って食べさせてくれる」は、現代でいうと「お金」が獲物に置き換えられるでしょう。
結婚したこと自体が愛の証
「私のこと好き? 」と、女性は時々、愛の確認をします。
ぶっきらぼうに「うん」と答える男性や、「言わんでもわかるだろ」と、一言多い男性もいます。
女性は「愛している」と言ってもらうことで、安心します。「簡単なことなのに、いつもきちんと言ってくれません」と、不満を持つ女性も多くいます。
かたや、男性は結婚したこと自体が愛の証だと思っているので、「言わんでもわかるやろ~」と、面倒臭く感じるわけです。「大好き」「愛してる」と妻が言い続けるのは、もちろん嫌なことではないですが、男性は言葉よりも肉体的・精神的なサポートを喜びます。
夫が求める一番のこと
さて、男性が妻に求めるたったひとつのコト。それは「信頼」です!
信じて頼る。このツボを押さえれば、男性は奮い立ちます。
また狩りの話に戻しますが……。
「あの人は必ず獲物を捕ってくるわよ!」と、妻はお腹を空かせた子供たちと信じて待つ。
夫が「獲物、捕ったぞー!! 」と雄叫びをあげて洞窟に戻ると、妻は「さすがね!」と頼りがいのある夫に惚れ惚れとする……。
つまり、「さすがあなた! 」「あなたならできる!」と、世の男性はみんな言われたいのです。
まとめ
夫婦関係は“尊敬”と“信頼”。特に男性は、信頼されると頑張れますよ!
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