夫が妻に求めるたったひとつのこと~もっと愛される秘訣とは

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-06-19 06:39
投稿日:2021-06-19 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。“恋愛”と“結婚”についての話題って、尽きませんよね。わかり合えないから悩みますし、世のテーマの定番ジャンルなのでしょう。相手の気持ちを考えても理解できないからこそ、友達とお茶をして語り合ってしまいますが、実はとてもシンプルでわかりやすいのが男性なのです。夫が妻に求めている一番のこと! その正体がわかれば、今よりもっと愛されるはずですよ。

男と女のちがい

 男性は左脳型で論理的、女性は右脳型で直感的な傾向にあると言われています。男と女では根本的に考え方が違うというのは、日頃のカウンセリングにおいても感じることです。

 考える基準が同じであれば、端的に自分に置き換えることで答えが出やすいですが、私的には遺伝子の違いも大きく影響しているという仮説を立てております。

 古来から、男性は狩りをして食べ物を調達する、女性は家と子供を守るという役割分担がありました。

 競争と戦いの歴史から見ても、男性の遺伝子には「負けたくない」「強くあれ」「泣いてはいけない」が、多かれ少なかれ組み込まれていると思います。女性は成長過程で教育されない限り、そういった根本的な志を持ちません。

 また、言葉を発さない動物を見ても、きちんと発情期に子孫を残すという行為を教わることなくやってのけます。まさしく、“本能”です。恋愛でうまくいかない人は、このように少し離れた感覚で相手を観察すると答えが出やすいです。

妻が夫に求めること

 多くの女性が求める代表的なことは、「思いやり」というアンケート結果があります。

 女性は相手に思いやってもらい、安心したいのです。

「奥さんのお誕生日を忘れるとエラいことになりますよ! 」と男性に常々言うほど、女性は記念日を大切にします。女性からすると、記念日は相手の思いやりを計り知ることができる機会なので、「忘れたら喧嘩になってしまった」は、よくある話です。

 結婚記念日にプレゼントをくれなかったことがきっかけで離婚を考え出した奥様もいるほど、女性は男性に思いやりを与えてもらうことで、喜びを感じます。

「狩り→獲物を持ち帰って食べさせてくれる」は、現代でいうと「お金」が獲物に置き換えられるでしょう。

結婚したこと自体が愛の証

「私のこと好き? 」と、女性は時々、愛の確認をします。

 ぶっきらぼうに「うん」と答える男性や、「言わんでもわかるだろ」と、一言多い男性もいます。

 女性は「愛している」と言ってもらうことで、安心します。「簡単なことなのに、いつもきちんと言ってくれません」と、不満を持つ女性も多くいます。

 かたや、男性は結婚したこと自体が愛の証だと思っているので、「言わんでもわかるやろ~」と、面倒臭く感じるわけです。「大好き」「愛してる」と妻が言い続けるのは、もちろん嫌なことではないですが、男性は言葉よりも肉体的・精神的なサポートを喜びます。

夫が求める一番のこと

 さて、男性が妻に求めるたったひとつのコト。それは「信頼」です!

 信じて頼る。このツボを押さえれば、男性は奮い立ちます。

 また狩りの話に戻しますが……。

「あの人は必ず獲物を捕ってくるわよ!」と、妻はお腹を空かせた子供たちと信じて待つ。

 夫が「獲物、捕ったぞー!! 」と雄叫びをあげて洞窟に戻ると、妻は「さすがね!」と頼りがいのある夫に惚れ惚れとする……。

 つまり、「さすがあなた! 」「あなたならできる!」と、世の男性はみんな言われたいのです。

まとめ

 夫婦関係は“尊敬”と“信頼”。特に男性は、信頼されると頑張れますよ!

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
妄想は自由です!アプリもいいけど憧れる「ロマンチックな出会い方」6選
 現代の出会いの場といえば、マッチングアプリ。昔はマッチングアプリでの出会いはマイナスのイメージが定着していましたが、今...
恋バナ調査隊 2023-09-10 06:00 ラブ
結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ
生理前後にムラムラするの、私だけ? 女性の性欲が強くなるメカニズムとは
「生理前になるとなんだかムラムラする」「生理後はセックスしたくてたまらなくなる」など、生理前後で性欲が強くなる女性は多い...
恋バナ調査隊 2023-09-05 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-05 06:00 ラブ
私が結婚したのは「貝」なのか? 夫との会話レス対処法3つ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ