SNS全盛時代だからこそ!嫉妬心とうまく付き合うポイント

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-07-09 06:00
投稿日:2021-07-09 06:00
 自分より何かが秀でてる人のことを羨ましいと思ったこと、きっと誰でもあると思います。もしかしたら嫉妬心からちょっと意地悪してしまった……という経験がある人もいるかもしれませんね。生きていれば無意識に人と自分を比べてしまうものですが、この嫉妬心とはうまく付き合っていきたいものです。どろんぱは今日も元気に営業中ですが、コミが何やらグチグチ言っているみたい。

嫉妬心とうまく付き合う方法

 羨ましいとか妬ましいとか、そんな感情はきっと誰の心にもあるはずです。私の場合は自分よりかわいい人、絵が上手い人、人気作家になっている人…あげればキリがないくらい羨ましいと思う対象が多いです。だけど、個人的には嫉妬心が湧くことは悪ではないと思っています。

 “嫉妬心”と聞くと、なんとなく“醜い”という言葉がセットになって出てきたりしますよね。漫画なんかでも「嫉妬にかられた女性が他の女性をいじめて~」みたいなものはいつの時代も人気があります。それはやっぱり、誰の心にもある感情だからだと私は思うのです。

 聖書には七つの大罪のうちのひとつとしても出てきますし、生きていれば嫉妬心は湧いて当然のものなんですよね。ただこの嫉妬心は攻撃に変わりやすいものでもあります。とくにSNS全盛時代である今、それは顕著にみられるような気がします。アンチコメントや誹謗中傷の中には、嫉妬心が原因のものもたくさんあるはずです。

 誰にでもある感情だからこそ、うまく付き合っていかなくてはいけないのです。私が実践してみておすすめなのは、(1)嫉妬心が芽生えるものを目に入れない (2)「羨ましい」と口に出して言う、の二つです。

 羨ましいなと思ってしまうような情報はそもそも見ないこと。そして心の中に芽生えた嫉妬の気持ちは殺さずに吐き出すこと。これだけでも結構スッキリします。「あ、羨ましい」と感じた時はぜひ試してみてください。

登場人物紹介

コミ
どろんぱのホステス。いつもSNSのキラキラアカウントを見ては羨ましく思っている。隙あらば仕事をサボるプロ。

ママ
どろんぱのママ。SNSには疎いが、女の子たちからの情報でなんとなく知ってはいる。コミのサボりを見つけるプロ。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
切り取られた街を見上げる 「もっと見たい」は人間の性かな
 ふと見上げたら、切り取られた街が隙間からのぞいていた。  これもチラリズムなのか。全体を見せられるよりも刺激され...
海外駐在妻の驚愕実態!閉鎖的な女のドロドロ、とかくママ友が面倒くさい
 海外駐在ママというと、どこか華やかで羨ましいイメージがありますよね。でも、中には、現地でのママ友との面倒くさい関係に疲...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...