夫にするとケンカが絶えない男の微妙な“会話のクセ”3大NG

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-09-10 09:27
投稿日:2019-02-22 06:00

「あばたもえくぼ」「恋は盲目」とはよく言ったもので、恋愛中にはさほど気にならなかったことが、結婚後にはイライラの元凶になるケースはたくさんあります。

 夫となる男に微妙な会話のクセがあると、それも妻を毎日いら立たせる原因になりがち。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男にありがちな会話のNGグセに迫ります。

1.基本、主語がない

「昨日、スーパーに行ったんだよね。そしたら魚を買ったんだって」など基本、“主語がない”話し方をする男を夫にすると、話を聞いている妻は「誰が何をした話?」がいちいち不明瞭なことから、いら立ちを覚えがちです。

 結婚生活における事務的な会話でも、“誰が”が不明だと誤解を生じることも多く、これが地味に妻のストレスになる恐怖も潜みます。

 主語を使わずにいくつかの文章が繋がると、誰が何をどうしたのか、妻が脳内変換をしながら聞き進める必要もあり、そのうちに会話が面倒に感じ「夫の話を聞くのって、疲れる」ともなりがちです。

2.語彙力が極端に低い

 美味しいものを食べに出かけた感想を聞けば「うん、楽しかったね」、飲み会に夫婦で参加した感想を聞いても「楽しかったね」など、基本的に同じ単語しか使わずに会話をする男性を夫にすると、妻はそのうちに物足りなさを感じがちです。

 何を話しても単調な返事しか返ってこないとなると、いつしかコミュニケーションもつまらなく感じ、会話も減りがち。

 他愛もない会話が盛り上がらないとなると、夫婦の円滑なコミュニケーションに、危険信号がともります。

3.話が長く、起承転結もオチもない

 「職場にいるAさんは20代の奥さんがいるんだけどさ、そのAさんが今日、大きなミスをやらかしたんだよね。そこでミスをするのも理解できるんだけど、Aさんの場合はなんでそうなったのか分からない。でも、ミスが起きたから対処をしなくてはならなくて、僕は今日、とても疲れたよ」

 こんなふうに、“今日は、Aさんがミスをしたから仕事が大変だった!”を伝えたいだけの会話で、不要なインフォメーションがやたら多かったり、起承転結もオチもなかったりする会話を好む夫がいると、妻は日々、微妙なストレスを抱きがちに。

 よく話す男は、家庭を明るくする存在ではあるものの、毎度、オチも起承転結もない話を延々と聞かされるとなると「お願いだから、簡潔に話して!」とイラつきながら感じるのも妻の心理です。

 恋愛時代にはさほど気にならなかった会話のクセも、結婚となると話は別です。

「夫の話は、何が言いたいのかサッパリわからない」となると、夫婦間のコミュニケーションも激減する要素になりやすいです。こんなクセがある男を夫に選ぶと、想定外の苦労が絶えないかも……。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


人生初の女風を予約。肝心のデートで“ドタキャン”食らったアラフォー女性のモヤッ
 寂しくて、恋人をレンタルしようとする女性がいます。女性用風俗サイトなどでは、デートコースを設け、そうした女性のニーズに...
内藤みか 2024-08-08 06:00 ラブ
「魔性の女」を自称する者よ、自信はどこから? 赤っ恥エピとその頭ん中
 自称 “魔性の女” を名乗る女性に限って、痛いエピソードはつきものだったりします。「恋愛相談なら私に任せて!」「男たち...
恋バナ調査隊 2024-08-08 06:00 ラブ
若さ至上主義にうんざり!レス夫の「この人老けたね」の一言が嫌いなワケ
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  夫がテレビに...
豆木メイ 2024-08-06 06:00 ラブ
ハイスぺ女子はモテない説を逆手に取り、男の庇護欲をくすぐる3つのツボ
 高学歴で、仕事もバリバリこなす高収入のハイスペ女子。女性としては羨ましい限りですが、実は意外にも男性にモテないと悩む人...
恋バナ調査隊 2024-08-06 06:00 ラブ
“いいね500件楽勝”の茶飯ボンビー女が化石男子とAIマッチングした話
 学生時代、知り合いから頼まれマッチングアプリにはびこるサクラのアルバイトをしていた。 一般ユーザーに扮してマチアプに登...
時短美容協会 2024-08-06 06:00 ラブ
禁断の恋が燃え上がるのは一瞬だけ…ダブル不倫のキレイな別れ方4つ
「ダブル不倫、そろそろ潮時な気がする…」「夫を裏切り続けるのはもう耐え切れない」このように、ダブル不倫に足を踏み入れてし...
恋バナ調査隊 2024-08-05 06:00 ラブ
彼とはセックスレス。5つの性欲解消法で不満や寂しさを抱えない!
 交際期間や夫婦生活が長くなると、セックスレスになりやすいですよね。日本では「20代から40代夫婦のセックスレス率が4割...
恋バナ調査隊 2024-08-04 06:00 ラブ
仕事を干され、月収10万円に激減しても彼女より猫と暮らしたい男の本音
「冷酷と激情のあいだvol.206〜女性編〜」では、自立した大人のパートナーシップを前提に、交際を続けてきた恋人・ユウジ...
並木まき 2024-08-17 08:49 ラブ
彼が緊急事態!メンタル崩壊を助けたいが、猫とは暮らせない犬派女の主張
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-03 06:00 ラブ
私よりもTwitter(Xでしょ)ですか!  ツイ廃彼氏の驚愕あるある4選
 現代では、男女関係なくSNSに依存してしまう人が増えています。その代表例が「ツイ廃」(※Xに改名したのは知ってます! ...
恋バナ調査隊 2024-08-03 06:00 ラブ
元NGT48の中井りか《ウエディング写真が怖い》と話題…距離置きしたい友人をSNSで見分ける方法
 今年3月にテレビ東京のプロデューサー・三宅優樹氏との結婚を発表した元NGT48中井りか(26)のウエディングフォトが「...
実は夜職で稼いでいます! で、彼氏に言うor黙ってる? どっちが得策か
「夜職をしていることを、彼氏に正直に言うか迷う…」こんな悩みを抱えている女性もいるのではないでしょうか。  今回は、夜...
恋バナ調査隊 2024-08-02 06:00 ラブ
遊びと本気入り混じるマチアプで「奇跡の出会い」を狙うには? プロフの検索ワードが超重要
 結婚するカップルのうち、出会いのきっかけがマッチングアプリだという人は年々増加し、今や5組に1組がマチアプ婚なんて話も...
内藤みか 2024-08-01 06:00 ラブ
“西園寺さん”に憧れます! 子持ち男性と結婚するメリット5つ。ダントツ優良物件って本当?
 ドラマ「西園寺さんは家事をしない」観てますか〜? 娘ちゃんを抱っこするシンパパ・松村北斗(楠見くん)がたまらん♡ と...
恋バナ調査隊 2024-07-31 06:00 ラブ
バツイチ同士の恋愛の悩み4選 元嫁、子問題…頭では理解できても心は別!
 独身同士の恋愛とは違う、バツイチ同士の恋愛では何やら悩みが尽きない模様です。彼の元嫁にモヤモヤしたり、子どもにどう打ち...
恋バナ調査隊 2024-07-30 06:00 ラブ
親の離婚で子どもは不幸確定?自分の幸せを追求するのはわがままじゃない
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。 「子どもの...
豆木メイ 2024-07-30 06:00 ラブ