元カレでもいい…「リサイクルセックス」に走る女性の心理

内藤みか 作家
更新日:2021-08-26 06:00
投稿日:2021-08-26 06:00
 コロナ禍により、男女の出会いの機会が一気に減ったこの頃。あまりの出会いのなさに、元カレや元ダンナと再び関係を持つ女性が増えています。一度終わったはずの相手とのセックスをリサイクルして、何を求めているのでしょうか。

新しい相手が怖い

 感染症が流行しているため、新しい相手に出会うという行為がかなりハードルが高いものになっています。相手がどんな人なのかよくわからないからです。感染しやすい状況にある人なのか、不特定多数の人と遊んでいる人なのか不透明なので、会う時にはかなりの覚悟が必要なのです。

 今までは、気が合いそうだったらすぐにふたりきりで会うこともありました。お茶くらいならと気軽に約束もできたし、女性から誘うこともあったのです。けれど今は、前よりもずっと慎重に判断しなくてはならないため、新規の出会いをとても面倒に感じる人も多いのです。

元カレなら怖くない

 そして、新たな出会いに躊躇するなか、頭に思い浮かべてしまうのが元カレや元ダンの存在。相手の職業や行動範囲もよくわかっているし、馴染んだ相手ならむしろ安全だと感じてしまうのです。

 久しぶりに自分から連絡して会う約束を取り付けてしまう女性が最近かなり増えています。相手にまだ新しい相手ができていない場合、会える率もわりと高めです(過去に彼を束縛するなど嫌がられるようなことをしていなければですが)。

だけど復縁はしない

 これらの動きに共通しているのは、すぐに復縁したいという気持ちはないということ。コロナ禍で何かと不安だし、いざとなったら助けてくれる男手も欲しい、という気持ちが前面に出ているからかもしれません。そのため、いつもだったら会うなり復縁を迫るような女性でも、そのような動きには出ないのです。

 こうした女性たちのなかには、復縁を望んですらいない人もいます。「今さら元カレ(元ダン)とよりを戻すつもりはないけれど、出会いもないし」という少し後ろ向きの気持ちでいるのです。コロナ禍が過ぎ、新しい相手が現れるまでのつなぎとしての関係だと考えているのかもしれません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

エロコク 新着一覧


脳みそがまさかの「性感帯」に…81歳によるわたしの破壊的H
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
マゾで無理やり願望がある私…憧れの3Pも本番でアクシデント
 そんなわけで幾人かの男性と逢瀬を重ね、出逢い系にも慣れてきた私。次なるチャレンジは……そう、3Pです。
「男性をHな映画に誘って発情させる作戦」が失敗する理由
 先日、とある20代のイケメンくんが私にグチってきました。年上の女性に映画に誘われました。それがかなり濃厚なシーンが多い...
内藤みか 2019-09-23 06:23 エロコク
チクニーに病みつき…乳首をい~い感じにくすぐる専用グッズ
 チクニーという語を聞いたことがありますか?  自分で乳首を刺激して気持ち良くなるプレーを指す語で、男性の間でかつ...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
81歳のせいで超絶「セックス依存」になったわたしの日常とは
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
2人から同時に愛されたい…“複数プレイ”の楽しみ方と注意点
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-09-18 18:38 エロコク
普通の新卒OLも…副業に「高収入アルバイト」を選択する理由
「高収入アルバイト」を検索してみたことはありますか? 女性なら考えたことがある人も多いかもしれません。でも、やっぱり怖い...
伸びたアンテナが往復ビンタ…優しい刺激に甘やかされたい
 まず、この「ザロ ヒーロー」に付けられたキャッチフレーズを紹介します。「クリトリスを甘やかす」――。なんてすてきなの!...
桃子 2019-11-12 04:45 エロコク
操縦桿さえ…淫乱男を操縦するために必要なただひとつのこと
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
密着され撫でられ…際限のないセクハラに私の体調は悪化
 その女、「G」に出会ったとき、私は30代で、フリーランスの仕事をしていました。彼女は40代後半。私に仕事を依頼した会社...
男性の「賢者タイム」 女性が有効活用する方法を考えてみる
 カップルにとって避けては通ることができない問題――それが「賢者タイム」の存在です。  賢者タイムとは、男性がエッチの...
女性器リノベに投資する女たち#4…彼も私も満たされる膣改造
「膣の入り口をキュッと締めても、中のほうは締まっていない気がする」「セックスの時、彼はどう感じているのだろう?」「中イキ...
「48手ヨガ」女性ホルモンが増えてポカポカになるって本当?
 48手とはなにかご存知でしょうか。本来は相撲の決まり手の種類でしたが、江戸の頃からセックス時の体位バリエーションという...
内藤みか 2019-09-09 06:00 エロコク
連載史上最もハードな1本 挿入すると雷に打たれたような衝撃
 今回は、当連載が始まって以来、最もハードな1本を紹介します。「マイスティム ティックリング トルーマン」は黒々としたボ...
桃子 2019-11-12 04:44 エロコク
ひろしのネオ☆プロ彼女たちによる華麗なる世代交代とは?
 わたしとひろしの48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものなのか。ホットな...
その女と出張へ…ケイタイに登録されていた私の生理周期
 その女、「G」に出会ったとき、私は30代で、フリーランスの仕事をしていました。彼女は40代後半。私に仕事を依頼した会社...