悲しみにサヨナラしたい…心の傷を癒すたった1つの方法とは

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-10-03 06:00
投稿日:2021-10-03 06:00
 信頼している人に裏切られるって、想像以上にしんどいことですよね。その相手への好意や信頼が大きければ大きいほど傷も深くなって。でもどんな傷も気がつけばふさがって、古傷になっていたりもします。じゃあ一体、何が傷を埋めているのでしょうか? 本日のどろんぱには、めちゃくちゃ傷心のお客さんが来ています。

絶えずアップデートすることが唯一の治療法

 私は基本的に、恋愛で負った傷は恋愛、仕事で負った傷は仕事でしか癒せないと思っています。もちろん落ち込んだ気持ちは、ほかのことをやって紛らわせることはできます。でもやっぱり傷のことを忘れることはできないですよね。時間が経てばそれなりに痛みがおさまったりもするけど、やっぱり気になってしまう。

 心の傷というと一番わかりやすいのは失恋でしょうか。

 その昔、大失恋をして悲しみのドン底だった私に「早く新しい彼氏見つけたほうがいいよ」と言ってくれた友人がいました。彼女はとんでもなくモテる人だったので、恋愛に疎めの私は「モテる女のアドバイスなんか役に立つか!」と思ったりもしていましたが、うーむ、これは真理ですね。

 結局、その失恋の傷も、新しい恋人ができることで思い出すことすらなくなりました。あんなに辛かったことが夢のようだなぁと思えたのです。傷を癒すのは、その傷と同じ性質のものなんですね。

 これは仕事でも人付き合いでも、何にでも当てはまることだと思います。人を信じられなくなった時には、信じられる人に新たに出会わなければいけない。皮肉なようだけど、傷を癒すためには常に歩き続けるしかないんですね。

 もし今、立ち直れないほどの傷を抱えた人がこれを読んでくれていたなら、この記事が最初の一歩を踏み出す小さなキッカケになりますように……。私もがんばるぞー!

登場人物紹介

コミ
どろんぱのホステス。嫌なことはお酒を飲めば忘れる理論で生きている。人生において恋愛の優先度が高くないので、恋愛相談をされるのがちょっと苦手。

ママ
どろんぱのママ。その豊富な人生経験からお客さんにもよく相談を受ける親分肌。が、常連客が他の店に浮気していたと聞くと問いただしたり、高いお酒を入れさせたりもする。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...