嫌いな同僚と上手に付き合うには?6つのポイント&NG行動

コクハク編集部
更新日:2021-11-17 06:00
投稿日:2021-11-17 06:00
 職場にはさまざまな年代、価値観の人が働いているため、中には「どうしても、気が合わない」と思う人もいるでしょう。中には、嫌いな同僚がストレスになっている人も少なくありません。しかし、どんなに嫌いであっても大人として接することが必要! そこで今回は、嫌いな同僚と上手に付き合うポイント&気を付けたいNG行動をご紹介します。

嫌いな同僚とどう接する? 上手な付き合い方のポイント6つ

 嫌いな同僚とは、できれば付き合わずにいたいもの。しかし、仕事上の付き合いとなると、そうもいきません。上手に付き合うには、これからご紹介するポイントを知っておくと便利ですよ。

1. 一定の距離を保つ

 一緒に働いている仲間だからといって、嫌いな同僚に無理をして好かれる必要もありませんし、好きになる必要もありません。

 同僚はあくまでも仕事上の関係ですから、一定の距離を保って付き合うことが大切! 会話も仕事に関することだけと考えれば、負担は少なくなるはずです。

2. 客観的な目を持つ

 嫌いな人に関しては、つい、いろいろなことが気になってしまうもの。「なぜ、こうなるの?」と、イライラすることもあるでしょう。

 しかし、客観的に「こんな人もいるんだなぁ」と思うことができれば、イライラすることもなくなるでしょう。

3. 気の合う同僚を意識する

 職場に一人でも嫌いな同僚がいると、どうしてもその人にばかり目がいき、気持ちも沈んでしまうでしょう。

 しかし、気の合う同僚だっているはずです。わざわざ嫌いな同僚のことを考えるのではなく、気の合う同僚を意識するようにしましょう。

4. 悪い部分を変えようと思わない

 嫌いな同僚を見るたびに、「こういうところが変わらないだろうか?」と、相手に期待してしまう人もいるでしょう。

 しかし、人はそう簡単に変わりませんし、嫌いな人を変えるためにわざわざエネルギーを使う必要はありません。相手の悪い部分を変えようとしないことも、時には必要です。

5. 相手のペースに飲み込まれない

 気が合わない人と話をしていると、相手のペースに飲み込まれて疲れてしまう人も多いでしょう。ネガティブな感情を抱いてしまい、落ち込む人もいます。

 でも、嫌いな同僚と話す際には、相手のペースに飲みこまれないことが大切! 自分の考えや価値観がブレないように、気を付けましょう。

6. あくまでもこれも仕事と割り切る

 職場は仕事をする場所であり、友達と楽しむための場所ではありません。だからこそ、嫌いな同僚との付き合いも「これも仕事」と割り切るようにしましょう。

 上手に割り切ることができるようになれば、人付き合いも楽になってくるはずですよ。

嫌いな同僚でも付き合いは必要! 気を付けたいNG行動

 嫌いな同僚がいると、態度に出てしまう人もいます。しかし、どんなに嫌いな同僚であっても、社会人として気を付けなければいけないNG行動があります。

1. 完全無視

 誰だって嫌いな人とは関わりたくないもの。もちろん、プライベートであれば無視して、関わりを絶つのもありでしょう。しかし、職場の同僚となればそれはNG! 仕事や職場環境に影響を及ぼすこともありますから、完全無視などの子供っぽい行動はやめましょう。

2. 悪口を言う

 嫌いな人の悪口は、話すとすっきりするものです。しかし、職場での悪口はどこで誰が聞いているか分かりません。悪口を言って不信感を持たれてしまえば、仕事に支障をきたしてしまうことだってあります。自分自身を守るためにも、悪口はやめましょう。

3. 冷たい態度をとる

 嫌いな人と接する時、態度に出てしまう人もいるでしょう。無意識に態度に出てしまっている人もいるかもしれません。しかし、これでは仕事に影響が出るだけでなく、余計に関係が悪くなってしまう可能性があります。

 仕事をスムーズに進むためにも、人によって態度を変えないことが社会人としてのマナーです。

ポイントを押さえて嫌いな同僚とも上手に付き合おう!

 誰だって、職場に一人や二人嫌いな人はいるものです。嫌いな同僚とは、無理に付き合う必要はありませんが、社会人として、大人としてのマナーを持って付き合うことで、お互いに気持ちよく仕事もできるはずですよ。ぜひ、ご紹介したポイントを押さえて、上手な付き合いをしてくださいね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


親戚との会話に困ったら?「5つの話題」と相槌と“離れ技”で乗り切る戦法
 お正月やお盆の時期などに、頭を悩ませるのが親戚付き合いです。年に数回しか会わない親戚とは、何を話したらいいかわからず、...
動物&飼い主のほっこり癒し漫画/第55回「宅配トリモノチョウ」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
たまごっちってうんち垂れ流ししないの!?「平成レトロ」なおもちゃの今
 最近ちまたで注目を集めている「平成レトロ」。平成レトロとは「平成を懐かしく想う文化的風潮」のこと。1989(平成元)年...
2023-08-12 06:00 ライフスタイル
もう義母になめられない! 帰省時に役立つ「良好関係キープ術」4つ
 結婚すると気になるのが、義母との関係。仲良くいられるかどうかで、結婚生活が大きく変わってしまいますよね。特に多いのが、...
嫌われ街道まっしぐら! 後輩・部下にやってはいけない4つのこと
「なんだか部下との関係が良くない気がする」「後輩に避けられているのはなんで?」と悩んでいる方必見! 今回は、職場の後輩や...
オトナになっても残る呪縛!「長女をやめたい」と感じた瞬間&苦労あるある
 姉妹(きょうだい)で何番目に生まれたかどうかは、その後の生き方に大きな影響を及ぼしますよね。それぞれの立場でメリット・...
雨上がりの公園、誰にも大切な時間がある 2023.8.11(金)
 おのおのが好きな姿勢で好きなように過ごす人とハト。  近すぎず、離れすぎず。ほどよい距離感ってある。  会...
ペットボトルの炭酸水で考えてみた 物の価格・人の価値は「環境」次第!
 みなさんは“自分の価値”について悩んだ時はありますか? 職業柄と性格のせいで、私はけっこう考え込んでしまうタイプなので...
季節到来・台風や大雨が「大地震」の引き金になる研究も…相関関係は?
 九州・沖縄地方に大きな被害をもたらした台風6号に続いて、お盆休み真っただ中の14日近辺に強い勢力で関東上陸の可能性が高...
のんびりと見せかけて…カメラバックを守る“たまたま”警備隊
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
輸入ものに強い「カーニバル」初体験!高OFF率狙い 2023.8.10(木)
 前々から気になっていたグルメキッチンマーケット「カーニバル」。カルディ、成城石井、ジュピターコーヒーなどの“競合”で輸...
テッパンはなに? お世辞を言われた時の上手な返し方【職場・友人編】
 お世辞を言われた時、皆さんはどのように返事をしていますか?「お礼を言うべきなのか、否定をするべきなのか、イマイチ反応に...
屋外の鉢植え植物をレスキュー!灼熱地獄から守る「正しい置き場所」は?
 観測史上最高気温の更新上げ幅がエゲツなく「地球沸騰化時代到来」なんて言葉、聞けば聞くほど恐ろしいとしか言いようがござい...
そろそろ散髪の時期かな? 2023.8.9(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
無意識ポロリしてない? 今すぐ直したい「人に嫌われる相づち」4選
 話していて相づちが鼻につく人っていますよね。相づちの仕方は癖や習慣になっているケースが往々にしてあり、もしかしたらあな...
新幹線で帰省中、ヤバい親子に遭遇!「お互い様」の解釈について考える
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...