見た目のインパクトがすごい!「フウセントウワタ」の魅力

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-11-17 06:02
投稿日:2021-11-17 06:00

ドライフラワーとしても人気

 昨今のドライフラワーブームもあり、フウセントウワタはその商材としても人気でございます。

 風通しの良い場所に適当に吊るしておけば勝手にドライフラワーになりますが、これからの年末シーズンでは花束を逆さに吊るした壁掛の「スワッグ」や、クリスマスリースをはじめとした「リース」の商材としても最適。

 大気が乾燥気味になるこれからの季節は、ドライフラワー作りにはもってこいのシーズンの到来でございますよ。

 100円ショップなどでもリースの土台は販売しており、クリスマスのオーナメントも入手しやすい季節でございます。

 アナタの最寄りのお花屋さんでも、今のシーズンはリース商材のグッズやモミの木などのグリーンを豊富に取り揃えている頃でございますので、手作りクリスマスリースの中にフウセントウワタの実をプラスしてみてはいかがでしょうか。

 製作するときはフレッシュでも、勝手にドライフラワーになってくれる、お利口さんな植物でございます。松笠と同様に使えば、結構なインパクトのクリスマスリースができるはずでございますよ~。

フウセントウワタの注意点

 ただし、生花のフウセントウワタを扱う上でのご注意ポイントがございます。

 フウセントウワタの唯一の弱点は、「茎から出てくる白い樹液」でございます。

 これは茎を切ると出てくるものですが、この樹液には若干の毒がございます。この汁のついた手で目をこすると角膜炎を引き起こす可能性がございます。

 また、皮膚の弱い部分に付着すると、かぶれの原因にもなりますので、扱うときに手袋をはめたり、触った後には手をよく洗うなどの予防策を取っていただくことをオススメいたします。それさえご注意頂ければ、心配ない植物でございます。

 パンパンに膨らんだ風船のような実。まるでたくさんの夢が詰まっているイメージもあり、花言葉も「いっぱいの夢」や「楽しい生活」など、ユニークな実から連想するような前向きな花言葉ばかり。そしてもう一つ「逆境からの繁栄」というのも、泣かせる花言葉でございます。

 ちょっと元気のないお友達に、花言葉を添えてプレゼントしてみたい植物でございます。お試しあれ!

 楽しいこと、いっぱいの夢でいつもアナタが幸せを感じてくれますように……。遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


服が捨てられない!片付け下手に神グッズ 2022.10.18(火)
「1枚服を買ったら1枚は捨てる」「触ってみて心がときめくか」「お店のように美しく飾る」などなど、クローゼットを整えるメソ...
どうしてそんなに尊いの?“たまたま”を真面目に考察してみた
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
家庭で簡単にできる節電対策6つ 子供が楽しめるアイデアも!
 東日本大震災のあと、日本中で節電運動がはじまった時、当たり前にある電気のありがたさを痛感しましたね。震災後ではなくても...
いつもの道にも秋が落ちている 2022.10.16(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ママ友地獄LINEにムカッ「その歳でアンパンマン」何が悪い?
 大人になると、付き合う人って自分で選べますよね。でも、子供を産んだらそうはいきません。  子供同士のつながりで出会っ...
今日からできる「SDGs」スーパーの食品棚は手前から選ぶ!
「継続可能な開発目標」の略称として「SDGs(エスディージーズ)」の言葉もだいぶ浸透してきましたね。将来の地球を守るため...
断るのが苦手!身内の弔事を使い尽くした私のテッパンワード
 気分の乗らない誘いを断る時、みなさんはどうしていますか?  私は「今日は体調が悪くて……」とか「どうしても外せない...
神戸っ子溺愛!「とくれん」まみれの部屋 2022.10.13(木)
「とくれん」――。それは、神戸っ子が歓喜する魔法の言葉。1970年代から学校給食のデザートとして登場した冷凍フルーツゼリ...
実はハイスぺ!“たまたま”の後ろ足が実力を発揮するのは…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
幸せは庭やベランダから!春まで百花繚乱「秋に仕込む植物」
 ワタクシの住む神奈川では、今年も「いきなりの冬」のような事態でございます。昨日までは冷房だったのに今日から暖房かよ……...
同じような毎日に飽きたら 2022.10.12(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「女性の新成人は30歳」では?20代で結婚が叶わずヘコんだ夜
 みなさんは「30歳を迎えた時」「30代を迎える前」どんな思いがありましたか? 29歳の時、女性はさまざまな葛藤を抱えま...
私、狙われてる?「重い話をされやすい人」の特徴と対策
 付き合いが浅いのに、重い話を打ち明けられたらあなたはどうしますか? おそらく多くの人は、返答に困ってしまうか、「なんで...
おちび“たまたま”の戦いごっこ♡ 勝ったのはどっちかにゃ?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
僕らはジョン・レノンがいない世界を生きる 2022.10.9(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
今時は「さっしー推し」で生理用品を買う!? 2022.10.8(土)
 以前、取材で伺ったフェムテック専門店のポップアップストア「byeASU(バイアス)」(埼玉・越谷市「イオンレイクタウン...