自分のお金は自分だけのもの! 鬼嫁たちの呆れた金銭感覚

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-11-30 06:00
投稿日:2021-11-30 06:00
 鬼嫁は常に自分のことしか考えず、夫は「自分のために存在している人」でしかない様子。金銭的な面についても、“結婚”という共同生活において独りよがりな判断を下すことが多いようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんな鬼嫁の実態に迫ります。

1:自分だけシーズンごとに洋服を買い増し!

「親しくしているママ友は、自らも『私は鬼嫁』と公言するほどの悪妻っぷり。結婚したくなかったのに夫に懇願されて入籍をしたそうで、仕事もせずに、旦那さんの収入で楽しそうに生活をしています。

 と言っても、旦那さんの収入もそこまで良くはないみたい。家族で出かけているところに遭遇すると、旦那さんの服はヨレヨレの着古しだし、言っちゃ悪いけど子どもの服も安っぽい感じなのですが、ママ友本人だけは常に綺麗な最新ファッションに身を包んでいるんですよね。

 鬼嫁を公言しているから旦那さんも納得しているのかもしれないけれど、はたから見ていると、ちょっと滑稽です……」(37歳女性/パート)

2:インスタのために借金…

「知り合い界隈では、まぁまぁ有名なインスタグラマーになった学生時代の友人は、インスタの投稿だけ見ていたら、キラキラのセレブ生活。

 だけど共通の知人から聞いた話では、住んでいる家は狭くて古いアパートで、インスタのために借金までしているとか……。

 数年前に結婚したと聞いているので、ご主人もその子のインスタのために見栄を張る生活に付き合わされているんだろうなぁと思ったら、同情しましたね。

 その子自身は、確かアルバイトをしていたと思うのですが、もともとかなり気が強い子で、学生時代から彼氏のことをアゴで使うタイプ。自分の思い通りにならないとキレる性格だったから、さぞかし鬼嫁っぷりを発揮しているんだろうなぁ……」(35歳女性/IT)

3:自分の収入は全部お小遣い

「職場の同僚女性は、年下の旦那さんのことを、いつも馬鹿にした口調で話します。私が一番びっくりしたのは、自分の収入は全部“お小遣い”として自由に使い、生活には旦那さんの稼ぎしか使わないという話。

 その女性は管理職に就いていて、そこそこ高収入なのを知っているので、家にまったくお金を入れていないなんて……と、驚きました。

 “旦那さんの稼ぎは良くないから、旦那と旅行に行ってもしょぼいホテルしか泊まれない。だから、旅行に行くのもいつも夫婦じゃなくひとりで行くのよ!”なんて得意げに話していましたけど、夫婦なんだから旦那さんの分も出してあげればいいのに……って思っちゃいました。

 自分だけが贅沢して旦那さんには平気で我慢させるあたりに、鬼嫁っぽさを感じざるをえないです」(36歳女性/アート関係)

  ◇  ◇  ◇

 “鬼嫁”と呼ばれる人たちは、家庭内のお金にまつわる部分でも、暴挙を繰り返す人が少なくないよう。みなさんのまわりにも、こんな女性がいますでしょうか……?

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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