幸運の花はいつも太陽を見つめてる!何事にも強靭“スナップ”

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-12-01 06:00
投稿日:2021-12-01 06:00

花屋が伝授!長持ちの秘訣

 園芸品種としてのスナップは水はけの良い場所を好みますが、切り花のスナップは実は水をガブガブ飲みます。つまり、水揚がりが早い反面、水下がりも早いです。

 アナタの少しの気遣いで、スナップの花の寿命は季節にもよりますが、1週間から2週間のロングライフなお花でございますのよ。

スナップを美しく長持ちさせる3つのコツ

1. 茎は斜めに切る

 ほぼすべての花に有効な、洗面器などに貯めた水の中で茎を切る「水中切り」が理想。

 この方法は茎を切るのと同時に水を吸い上げるのでございますが、切ってすぐにお水に入れていただければ、まぁ問題ございません。

 ただし、茎の切り口は“斜め切り”でお願いいたします。

2. 下葉を取ったところまで水を入れる

 水が汚れるのを防ぐため、水が浸かるところまでの葉は除去するのですが、水の上まで葉っぱを除去してしまうと、葉を取った茎の穴からせっかく吸いあげた水が揮発していきます。

 ストックと同じくスナップも揮発が結構激しいのでございます。

3. 水の中にフードを入れる

 開花期間の長いスナップは、水に切花延命剤が入っているか否かで開花期間の長さや美しさが変わって参ります。

 花の劣化の多くは開花による栄養不足だから。お花はキレイに咲くために糖を消耗してしまうので、どんなお花でも栄養が必要でございます。花瓶の中に微量の砂糖を入れることも有効ではございますが、花の大敵バクテリアの発生を促します。

 素直に延命剤を入れるのが一番無難でございます。

幸運の花

 色のはっきりしたスナップは、あなたが望む運気アップに使うにはもってこいのお花でございます。特に恋愛運には良いと言われておりますが、東南方向に飾るピンクのスナップは特に有効。

「恋愛の花」ガーベラなんぞと一緒に飾るのも効果が期待できるかもしれませんな。

 そして、特にアナタに申し上げたいのは白いスナップの効果でございます。

 悪運を払拭し、どの方角に飾っても吉とされる白い花のなかでも、白いスナップは特別。透明感のあるスナップの花弁からは、美しく光が透けて見え、花首はいつも健気に太陽に向かって移動しております。豊富なスナップの中で白いスナップだけが「純真な心」という花言葉が許されたのも頷けます。

 幸運の花「スナップ」をアナタの豊かな暮らしにご活用くださいませ。

 ステキな香りとともにアナタのお部屋の幸運がやってきますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


動物&飼い主のほっこり癒し漫画/第54回「真夏のシンジツ」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
「売れ残り」って心が折れた…思春期の甥&姪からの切ないLINE3選
 甥や姪が可愛くて仕方ない人は多いでしょう。兄弟姉妹の子供って、特別ですよね。小さい時から見ている人も多く、中にはかなり...
「偽善者か?」歌舞伎町の野良猫に2年間、毎日ご飯をあげ続けた男性の話
「かわいくないんですよ~(笑)。『なんだよ』って文句しか言っていない。好き嫌いは多いし、忙しいときに限って、ご飯を食べて...
小汚いサンダルをやめた女性の成功話!メイクや髪形より「キレイな靴」
 みなさんは“人の足元”って気にして見るほうですか? 私は靴が好きなのもあって、よく見ているほうだと思います。ただし、自...
真夏を彩る花 2023.7.28(金)
 こうも暑いとゲンナリするけど、むしろ過酷な状況を楽しむかのように咲く。  逆境でがんばる花のたくましさに驚く。 ...
皆が皆、社交的ではないよね…懇親会が苦手な人が“極力疲れない”対処法
 会社員だと避けて通れないものの一つが「懇親会」。参加人数が多かったり、他部署と交流をしないといけなかったりと、「正直疲...
対応ミスると悲惨! お盆の義実家トラブル5つの地雷&回避術
 お盆も間近! 義実家への帰省が憂うつという奥様は、あなただけではありません。気を使っているつもりでも、義両親を怒らせて...
華やか! チャトラ軍団のウキウキ上機嫌“たまたま”が大集合
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
手芸初心者が挑戦!思い出の子供服をくるみボタンに 2023.7.27(木)
 子供の思い出の服を手もとに置いておきたいけど、かさばる物は増やしたくない。子育て中のママやパパには地味に悩ましい問題。...
マジで使える! 夏に強い切り花と長持ちさせる秘訣を“開運花屋”が解説
 今夏の暑さは「暑い」より「痛い」の方がしっくりくる感じがいたします。更年期ど真ん中のワタクシ、本当にシビれますわ。 ...
費用0円!「いま暇?」LINEに付き合ってくれる“神友”との暇つぶし3選
 暇で退屈な時に、暇つぶしに付き合ってくれそうな気の知れた友達に「いま暇?」とLINEを送ってしまうこと、ありますよね(...
美術館で「名画の習作」から教えられたこと 2023.7.26(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
昔は仲良かったのに…友達との溝ができる5つの理由と対処法
 学生時代から続いている友達とは気心が知れているものですが、だからといって永遠にいい関係が続くとは限りません。また、大人...
業務スーパーが有能すぎる! おすすめ食材5選&飽きないアレンジ方法
 プロ仕様の食材や調味料が大容量で買えると人気の「業務スーパー」。一度にたくさん買うのでお得だし、おいしい食材もたくさん...
4回の引越しで実感!家族で住みやすい土地にする3カ条、転勤族でも安心
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
夕暮れが忍び込む街 2023.7.24(月)
 日差しが落ち着いて、街が暖色に染まる時間。  自分が生まれた場所でもないのに、なぜだか懐かしい気持ちになる。 ...