彼に嫉妬させたいはNG! 3つの“匂わせ”失敗例から学ぶこと

内藤みか 作家
更新日:2022-01-06 06:00
投稿日:2022-01-06 06:00
 彼が全然プロポーズしてくれない、もしくは彼が全然付き合おうと言ってくれないと悩んだ時、ついやってしまうことがあります。それは、他の男性の存在を匂わせて、彼を嫉妬させて焦らせよう作戦。でも自爆することが多いので、やらないほうがいいのです。

なぜ他の男性を匂わせたくなるの?

 多くの女性は、男性をじれったく感じた時に、秘密兵器として「他の男の存在」を持ち出します。「私のことを放っておくと、他の人に持ってかれちゃうけど、それでもいいの?」と彼に伝えたいからです。つまり「早くプロポーズしてよ(もしくは付き合ってと言ってよ)」と促しているのです。

 けれど、ほとんどの場合、その作戦は失敗に終わります。少なくない男性が「嫉妬させようとしているな」と敏感に察知し、そんなふうに自分を試すのか、とかえって印象がマイナスになってしまうのです。いくつか失敗事例をお伝えします。

他の男の人に誘われたと伝える

 A子さんには、時々一緒に出かける男性がいます。週末によく一緒にいるし、恋人状態だと思うのですが、それを確認する勇気がありません。なので「このあいだ、他の男の人にデートに誘われたの」と彼に言ってみました。彼が嫉妬して「行くな。お前は俺のものだ」と止めてくれることを期待したのです。

 けれど逆効果でした。彼は「行ってきなよ」とむしろA子さんの背中を押してきたのです。「止めてくれないの?」と驚くと、「どうして止めるの? 恋人でもないのに。A子には幸せになってもらいたいから、その男に会ってきなよ」と言われてしまったのです。

飲み会で他の男と楽しく語る

 B子さんはとても恥ずかしがり屋で、同じ会社の同僚である好きな男性の目を見たら緊張してしまいます。そのため、飲み会でも、ついつい彼の隣の席の男性のほうばかり見て話をしてしまいました。そのため本命の彼は、シラけてしまったのです。

 B子さんとしては、なかなかただの同僚から抜け出せない彼を刺激したくて、間近で他の男性としゃべっていたという狙いもあったのですが、後日、勇気を出して本命の彼を食事に誘ってみたところ「アイツのことを好きなのになんで俺を誘うの?」と言われて、断られてしまったのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


墓場まで持っていく覚悟で…不倫カップル「密会デート」スポット5選
 既婚者の男性の70%、女性の30%が経験済みといわれているのが、不倫。読者の女性の中にも、もしかして不倫をしている方が...
恋バナ調査隊 2023-09-11 06:00 ラブ
妄想は自由です!アプリもいいけど憧れる「ロマンチックな出会い方」6選
 現代の出会いの場といえば、マッチングアプリ。昔はマッチングアプリでの出会いはマイナスのイメージが定着していましたが、今...
恋バナ調査隊 2023-09-10 06:00 ラブ
結婚から介護まで直滑降かも…すごい年上を好きになったら覚悟すべきこと
 自分よりも年上の男性には、包容力や安定感など、なんとも言えない魅力がありますよね。10歳以上、年の離れた男性と結婚する...
別れたら彼女が不憫でしょ? セックスレスと冷めを自覚する30男の葛藤
「冷酷と激情のあいだvol.159〜女性編〜」では、半同棲中の恋人・カズナリさん(31歳・仮名)に対して、夜の生活を「生...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
夜のベッドインは「褒美デー」限定! 年下男調教中の34歳女が漏らす不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-09 06:00 ラブ
タトゥーの入った彼と恋愛、そして結婚…心配する周囲との付き合い方は?
 最近では、ファッションとしてタトゥーを入れる人が増えていますよね。とはいえ、まだまだ日本はタトゥーや刺青に厳しい国とい...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ
生理前後にムラムラするの、私だけ? 女性の性欲が強くなるメカニズムとは
「生理前になるとなんだかムラムラする」「生理後はセックスしたくてたまらなくなる」など、生理前後で性欲が強くなる女性は多い...
恋バナ調査隊 2023-09-05 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-05 06:00 ラブ
私が結婚したのは「貝」なのか? 夫との会話レス対処法3つ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ