家事したくない日は誰にでも…苦手意識と隠れた心理と克服法

コクハク編集部
更新日:2022-03-13 06:00
投稿日:2022-03-13 06:00
 家事に苦手意識があり、部屋を片付けようと思っても、なかなか手を付けられない人もいるのではないでしょうか。特に、一人暮らしをしていたら家事は必須! 何もしなければ、生活がままならなくなってしまうため「どうにかしなければ……」と、悩んでいる人もいるでしょう。
 今回は、家事が苦手な人に隠れた心理と克服する方法をご紹介します。

どうして家事がこんなに苦手なの? 隠れた3つの心理

 家事が苦手と思っている人の中には、「どうして、こんなに家事が嫌なんだろう」と感じている人もいるでしょう。そんな人は、自分でも気づかないこんな心理が隠れているかもしれませんよ。

1. 終わりがないと感じている

 家事は、仕事のようにゴールがありません。しかし、生活をしていくためには、料理や掃除、洗濯がどうしても必要です。これにより、「家事には終わりがない」と感じ、やる気をなくしてしまう人が多いです。

2. 親が嫌そうに家事をしていた

 子供の頃の環境は、大人になっても影響することが多いです。そのため、親が嫌そうに家事をしている姿を見てきた人にとっては、「家事は嫌なもの」と擦り込まれてしまっているかも。そんな人は、いざ家事に取り組んでみると、意外と「楽しい」と感じるかもしれません。

3. 頑張っても誰も褒めてくれない

 生活をするうえで家事は必要不可欠なものではありますが、どんなに頑張っても褒められることはありません。そのため、やりがいを感じられず、家事に苦手意識を持ってしまう人もいます。

苦手な家事を克服する5つの方法

 家事が苦手な人の多くは、生活をスムーズにするためにも「なんとかしたい」と思っているでしょう。でも、大丈夫! どんなに苦手なものでも、工夫次第で克服できるはずですよ。

1. 好きな音楽をかけてテンションを上げる

 家事を苦手に思っている人の多くは、やる前から「嫌だな」と思っているでしょう。まずは、その嫌な気持ちを排除するために、好きな音楽をかけてテンションを上げていきましょう。

「そんなことで、苦手が克服できる?」と思うかもしれませんが、自分自身の気分を上げるのはとても大切です。「よし、やるぞ!」というスイッチが入りやすくなりますよ。

2. 気分を高めてくれる家事アイテムを購入する

 苦手な家事を楽しくするためには、気分を高めてくれるアイテムを揃えるのもおすすめです。たとえば、可愛い調理器具を揃えたり、便利な最新の掃除グッズを揃えてみましょう。

 アイテムが揃えば、それを使うことを楽しめるはず! そうなれば、自然と家事への苦手意識が減ってくるでしょう。

3. 友達や家族を招く

 家事は誰にも褒めてもらえませんし、お給料も出ないから「やる気が起きない」と感じている人もいます。そんな人は、友達や家族を家に招いてみましょう。

 当然、人を招くとなれば掃除をしなければいけなくなりますし、料理なども振舞うでしょう。そうすれば、招かれた人から「綺麗にしているね」「料理、上手だね」と褒めてもらえて、家事スイッチが入るきっかけができるかもしれません。

4. ご褒美を用意しておく

 当たり前のようにこなさなければいけない家事も、苦手な人にとっては一つ一つがストレスに感じているでしょう。

 そんな人は、自分へのご褒美を用意しておくのがおすすめ。「ここの掃除を終わらせたら、好きなスイーツを食べる」と、ご褒美を設定しておけば、自然とモチベーションも上がるはずです。

5. どうしても苦手な家事はプロに任せる

 家事と一言で言っても料理に掃除、洗濯とさまざまな仕事があります。中には「片付けだけは、どうしてもできない」なんて人もいるでしょう。

 そんな人は、すべてを自分で抱え込むのではなく、家事のプロに任せるのも一つの方法。月に数回の家事代行サービスなどで、ストレスを解消できるでしょう。

苦手な家事も工夫次第で楽しめる! 快適空間を作って♪

 社会人になると、仕事だけでなく家事もこなさなければいけません。しかし、忙しさに追われて家事が疎かになってしまうと、生活が乱れてしまうこともあります。そうならないためには、ちょっとした工夫をして家事への苦手意識をなくすことが必要。家事が楽しくなれば、生活のクオリティーも上がってくるはずですよ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「妊娠アウティング」経験者たちのエピソード 悲劇はどうすれば防げたのか
 皆さんは、「妊娠アウティング」という言葉を知っていますか? もしかしたら、実際に被害を受けたことがある人もいるかもしれ...
あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話
 テレビ画面に映し出される南海トラフの「巨大地震注意」の文字…。不安で心が押しつぶされそうになりますな。ワタクシが生...
アプローチ中のおんにゃの子は塩対応? “たまたま”の恋の行方にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
盆地を見下ろす丘で
 盆地を見下ろす丘で。  くるくると回る風に吹かれ、空に風の交差点を観た。
ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...
スメハラ? 90年代の出版社は“異臭”がプ~ン…男と香水と時代の変化
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
移住の思わぬ落とし穴。収入激減で大後悔!こんなはずじゃなかった…
 コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調...
直木賞作家・荻原浩氏インタビュー 世にはびこる誹謗中傷「耳の痛い意見が人を成長させるとは言い切れない」
 パリ五輪でも選手や審判などに対する誹謗中傷は深刻な問題となっている。誹謗中傷は、他人への悪口(誹謗)と根拠のない出鱈目...
まるで最高級の餡子玉! 黒猫のプリプリ“たまたま”がキュートすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(後編)父を亡くした喪失感を「ゆみ子」に重ね合わせた
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル