どこが違うの? お金の話を積極的にできる人・できない人

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-02-18 06:00
投稿日:2022-02-18 06:00
 みなさんはお金の話をするのは得意ですか? なんだか「生々しくて苦手」と感じている人もいるかもしれません。どちらかと言えば、私も苦手なほうです。
 でも生きていくためには、お金について考えたり、話したりすることは超重要。どうすれば、苦手な気持ちをなくせるのでしょうか?
 さて、どろんぱは営業終わりの雑談タイム。モジョ子がママとおしゃべりしています。

 

 

お金の話ができる人=お金の勉強している人

 お金が嫌いな人は、この世にいませんよね。

 節約・貯金・投資関連の記事や、SNSの投稿が気になる人は多いと思います。だけど、いざ実生活でお金の話題になると、小声でヒソヒソと話していますよね。その原因を掘り下げると、お金の話=“いやらしい”という心理が働いているのに気がつきます。この現象について、以前にお姉さんたちと話したことがありました。

「お金の話ってしにくいよねー」と言った私に対し、お姉さんたちは「なんで?」といったリアクション。あまり共感されなかったのをよく覚えています。確かに、お姉さんたちは、お客さんとお金の話で盛り上がっていました。そこで私は、ある傾向に気がつきます。それは、お金の話を堂々とできる人ほど稼いでいる。つまり、仕事ができる人なんです。これは、お客さんもお姉さん方も共通でした。

 私たちは、義務教育でお金の勉強は習いません。だから、自分で調べて学ばなければ、お金の知識は身につかないのです。学生だったころの私は、「お金、お金ってなんかイヤ!」と思っていましたが、大間違いでした。

 個人事業主になった今、どれだけアホな考えだったか身にしみます。当時の自分に会えるならば、何発かビンタ喰らわしてでもお金の勉強をさせるでしょう(笑)。まだまだお姉さんたちには程遠いですが、少しずつお金の話に抵抗がなくなってきました。これからも、お金の話題に対する“メンタルブロック”を解除できるよう努力していきたいものです。

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。お金の話をするのがとても苦手。お客さんやママがお金の話題で盛り上がっていると話に入れない。今回ママに教えてもらって、少しお金の勉強に興味が湧いてきた。

ママ:どろんぱのママ。自身が新人ホステスだったころ、先輩やお客さんに「お金の勉強は大事だ」と教わった。それ以降、お金の話を堂々とできるようになったので、モジョ子をはじめ店のホステス全員がそうなってほしいと思っている。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


それ、ミドルエイジ・クライシスじゃない? 40代の焦りや不安を乗り越える5つの方法
「40代、もう若くもないし体力もなくなってきたし、何をしても楽しく感じられない…」「毎日ルーティーンのような退屈な日々を...
並んだ猫の“たまたま”がキュートすぎる♡ シッポが上がった瞬間をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
幼き日、帰り道の記憶
 幼き日、帰り道の記憶――。  僕らのこどもの時代を思い出してみる。
嫁に「ブス!」「出来が悪い」モラハラ義母から身を守る4つの方法。なめられないために、どうする?
 義母との関係は、なかなか難しいものです。 中には、人をなめているのか、嫁いびりがストレス発散になっている姑も…。
【女偏の漢字探し】「振」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
トホホ…義母へのLINEは後悔の嵐。「いつでも来て」は社交辞令なのに!
 今回お送りするのは「義母への後悔LINE」。送るか迷ったときは少し時間を置いてからLINEしたほうがいいかも。「あんな...
2025-05-03 06:00 ライフスタイル
“会話下手”はそこがダメ! スナックママが指摘する「3:1」の法則とは?
 みなさんは自分のことを会話上手だと思いますか? スナックなどの水商売で最も大切なスキルがこの会話力なのですが、何をもっ...
理解不能!「外出キャンセル界隈」あるある。空腹は寝て解消、高級レストランよりカップ麺…ってウソでしょ
 お風呂に入るのが億劫になり、入浴を諦めてしまうクセがついている人を指す「風呂キャンセル界隈」。SNSを中心に話題になり...
なんて経済的! タフでお得な花々5選。おしゃれ植物「ラックス」はゴミ捨て場でも美しく咲く
 本日も猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に隣接している「ほっぽらかしラボ」(売れ残った二軍、三軍の花鉢商品の置き場)をボー...
もう嫌!「節約疲れ」する前に…ストレスなく試せる5つの貯金方法
「毎日毎日節約のために出費を抑えた生活をしていて、全然楽しくない」と感じているそこのあなた! それは、節約疲れが出てきて...
ツー“にゃんたま”撮影に成功!さらに茶色のイケ猫が…♡ 可愛いアクシデントあるある
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お客は昔の恋人か? 傲慢な一言に「じゃあ、あんたがやってみろよ」と反論するか問題
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
酔っ払い同士のLINEに爆笑! きのこたけのこ論争から記憶喪失コンビまで恥ずかしっ…
 人はお酒を飲むと日頃心に秘めている本音が出てきますよね。酔っ払い同士のLINEをのぞいてみると、本音同士の面白い会話が...
商店街で「縄張り荒らし」騒動が勃発! ムキムキお兄さんを近隣おじさまと奪い合う…顛末はいかに
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
中年のニラが歯に挟まる問題。口内インフラも老朽化するのだ。治療は保険治療か、それとも自費か
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ワーママも専業主婦も、みんな違ってみんないい。それでも女は“自分の収入”を持った方がいいと思う
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。