元嫁は疫病神? “離婚”で人生が好転した男性のコクハク3選

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-03-31 14:04
投稿日:2019-03-31 06:00
 離婚を推奨する気は毛頭ありませんが、世間には、離婚したことにより、結婚していたころよりも、明確なハッピーを実感している人も珍しくはありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが「離婚によって人生が好転した!」と言い切っている男性たちの興味深いエピソードをお届けします。

1:健康診断の数値が劇的に改善!

「元嫁は、料理は手抜きをするタイプで加工食品とか出前、近所での外食が多かったんです。
そんな食生活が関係していたのか、40代になってから健康診断では、あまりいい数値が出なくなっていて、生活習慣を変えなくちゃなぁ〜と思っていました。

 ところが、離婚をして新しい彼女と付き合い始めてから、何もしないのに、健康診断の数値が、久しぶりにオールAになったんですよ!

 新しい彼女は料理が好きで、野菜中心の手料理をたくさん作ってくれる子なので、それを食べているうちに健康的になってきたのかも。

 改めて、元嫁と離婚して正解だったな……って思っちゃいました(苦笑)」(43歳男性/IT)

 ◇  ◇  ◇

 離婚によってストレスが減ったことも関係しているかもしれませんが、結婚していた頃よりも健康面でいいことが起きれば、確かに離婚を肯定する気持ちが強まっても不思議ではありません。

2:計画的に貯金できるようになった

「元妻と結婚していたときには、僕の給料は、全部妻が管理する形で家計をやりくりしていました。
で、離婚のときに財産分与をすることになって、貯蓄額を初めてちゃんと見てみたら、思ったよりもかなり少なくて愕然。

 結婚している間、そんなに浪費しているようには見えなかったんだけど、実は見えないところで、浪費してたっぽいです。

 共働きでしたが、貯蓄はほぼゼロ。

 離婚した今は、自分で計画的に貯金が進められるのでストレスもなく、そんな妻と離婚して本当によかったと思っています」(42歳男性/マスコミ)

 ◇  ◇  ◇

 家計管理を妻に任せている夫は「妻がちゃんとしてくれているはず」と思って当然。

 しかし世間には、夫に見えないように散財をして貯金ができていない妻もいますからね……。

3:飲み会に参加できるようになり出世できた

「元嫁は、かなり嫉妬深いタイプで、僕が飲み会に参加するっていうだけで怒るうえに、飲み会の場にもガンガン電話してきて帰宅を促すタイプでした。

 そのうちに、揉めるのが嫌で飲み会にも参加しなくなっていったんですが、気づけば独身時代よりも出世が遅くなっていて……。

 離婚を機に、これまでは断っていた飲み会にも積極的に出られるようになった途端、上司や取引先とのコミュニケーションもうまくいくようになり、出世をすることができました。

 あの妻とずっと一緒にいたら、きっとずっと出世は望めなかっただろうなと思うので、離婚して大正解でしたね」(39歳男性/建設)

 ◇  ◇  ◇

 夫が飲み会に行くのを嫌がる女性は決して少なくないけれど、仕事で必要な場も満足に参加できない……となると、考えものです。

 離婚によってビジネスがうまく回るようになれば、離婚を肯定する理由になっても無理はなし、と言えるでしょう。

 本来、離婚は「できれば避けたほうがいい選択」であるのは、言うまでもないことです。

 しかし世間には「離婚してからのほうが、人生がうまくいっている!」と離婚によってハッピーな人生を取り戻せた男性も少なくないのも、また真実と言えそうです。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「最悪な事態」になる前に…彼氏への“罪悪感”に押し潰されそうな時の対処法。男の連絡先は全消去を
 彼氏のことが大好きなのに、お酒の勢いや元カレからの連絡に流されて、つい一夜を共にしてしまった人もいるかもしれません。そ...
恋バナ調査隊 2025-05-19 06:00 ラブ
LINE未読スルーに心が折れた…男が「俺がいなくても大丈夫そう」と思う3つの瞬間
「彼女は俺がいなくても大丈夫そう」。そう思った彼はあなたから離れていくかもしれません。求めたり頼ったりせずにいると誤解さ...
恋バナ調査隊 2025-05-18 06:00 ラブ
「妻は正論ばかり」48歳薄給夫がアルバイトを渋る理由。“中年の現実”に立ちはだかる壁
「冷酷と激情のあいだvol.246〜女性編〜」では、仕事の売上が激減した夫・ヨウスケさん(仮名)への不満を募らせる妻・紗...
並木まき 2025-06-04 11:01 ラブ
フリーランス夫を「ヒモみたい」と嘆く43歳妻。稼ぎ激減の貧乏男を嫌悪する日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-05-17 06:00 ラブ
「明日は休みで!」体調を気遣うLINE、嬉しかった3つのお手本例♡
 好きな彼が体調を崩したとき、あなたならどんなLINEを送るでしょうか? 彼が嬉しく感じるLINEを送れば、さらに距離が...
恋バナ調査隊 2025-05-17 06:00 ラブ
不倫相手は女装おじさんです。28歳ホステスが“女同士”の恋に落ちた理由「深紅のレースに目を奪われて…」#1
 不倫や婚外恋愛と聞くと、多くの人は男女のそれを想像するかもしれない。  しかし、夜の街には常識をくつがえす愛の形...
蒼井凜花 2025-05-16 06:00 ラブ
彼女の「露出の高い服」ってどこまでOK? 彼氏側の意見を聞いてみた
 夏に向けて開放的な気分になり、オフショルなどの肌をチラ見せする服を着る機会もあるかもしれません。ですが、露出度の高い服...
恋バナ調査隊 2025-05-16 06:00 ラブ
なぜ「マチアプ」で出会った男はアプリで浮気する? 恋人になってもやめないのはこんなタイプ
 マッチングアプリがきっかけで交際や結婚に発展したという話は、今や珍しくありません。  しかし、男性がなかなかアプ...
内藤みか 2025-05-15 06:00 ラブ
急ぐのは危険! マチアプの失敗談「LINE編」5選。まさかの元カレ発覚、ID晒しの危機も
 あなたは、マッチングアプリ(以下、マチアプ)で知り合った男性とどのタイミングでLINEを交換しますか? LINE交換し...
恋バナ調査隊 2025-05-15 06:00 ラブ
永野芽郁を「異常に叩く」人へ。不倫は絶対ダメ、でも…矛盾を生きている現代の既婚者たち
 夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  先日話題になった、永野芽郁さんと田中圭さんの...
豆木メイ 2025-05-14 06:00 ラブ
「ヨリ戻してやってもいいよ」ってキモいんだが? 元カレ&今カレからの激ヤバLINE6選
 元彼や彼氏の闇深LINEで怖い思いをしたという人も多いようです。そこで今回は、女性が震えた恐怖LINEを6つ、ご紹介し...
恋バナ調査隊 2025-05-14 08:33 ラブ
妻がブチ切れ!「バカ舌」夫の“無神経発言”5選。今日も料理にケチをつけ…
 家族のために手間暇かけたり、健康を考えて薄味に仕上げた料理も、夫がバカ舌だったり、文句しか言わなかったりだと、作る気が...
恋バナ調査隊 2025-05-13 06:00 ラブ
「付き合うタイプのセフレ」って何? マチアプ界隈に出現する新たな“女の敵”に気を付けて!
 セフレといえば、交際はせず体の関係だけもつ間柄をイメージする人が多いでしょう。しかし今、“付き合うタイプのセフレ”がマ...
恋バナ調査隊 2025-05-13 06:00 ラブ
恋愛で“キャパオーバー”になる人の特徴。「別れたい。疲れた」と相手を責める前に原因を探ってみて
 恋愛でキャパオーバーになると、好きでも別れを考えてしまったり、なんでもネガティブに考えたりしてしまうもの。そんな自分に...
恋バナ調査隊 2025-05-12 06:00 ラブ
40女が彼氏に“ドン引き”された7つの瞬間。「映え」のために借金って!
 今回ご紹介するのは、40代の彼女を持つ男性の不満。直接彼女には言えないけれど、ひそかに蛙化することがあるようですよ…。...
恋バナ調査隊 2025-05-11 06:00 ラブ
距離の詰め方でバレてるよ! 男性の「下心LINE」を見抜く3つのポイント
「真剣交際する気がない下心満載の男は、相手にするだけ時間の無駄」。そう考える女性たちに、LINEで男性の下心を見抜くポイ...
恋バナ調査隊 2025-05-11 06:00 ラブ