交際中の彼が別の女と結婚! 2年間尽くしまくった女性の悲劇

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2022-04-09 06:00
投稿日:2022-04-09 06:00

本命じゃなかった? 悲しすぎる「3つの根拠」

A子さん「彼がいきなり別れたいと言い出したんです」

 実は半年前に結婚していたというSM男。A子さんとの浮気が妻にバレかけ、えらい目に遭いそうになったため、A子さんとの関係を精算したいと切り出したそう。

「もう会えないから許してね」と、軽く別れを告げられたA子さん。知らぬ間に彼女→愛人に降格していたわけです。

 ココね、非常に重要なポイントです。自分が本命だと思っていても、実はセカンドだった、セフレだった、というのは珍しくありません。ですが、話の流れを聞いていると、筆者はA子さんはそもそも本命ではなかったと予測してるんです。その根拠は、

・自宅を教えてくれない
・携帯電話の番号を教えてくれない
・勤め先など詳しく教えてくれない

 この3つはオトナ女子が最低限交際が始まる時に、絶対に聞いておくべきことです(ただし、上記の3つを教えながら、一人暮らしでも自宅の鍵は渡さないという悪魔のようなツワモノ男もいるのでくれぐれもご注意くださいね)。

結婚式の前日も浮気していた!

 そんなどえらい事実を突きつけられ、ボー然としたA子さん。

A子さん「えっ? いつ結婚したの? 式も挙げたの?」

SM男「うん。●月×日に入籍して式も挙げたよ」

A子さん(えっ? その日の前日、私の三段重弁当を食べ、オイルマッサージを施され、SMプレイを堪能していたよね??)

  ◇  ◇  ◇

A子さん「私は彼が大好きだったので、尽くしてあげたくて合わせていたんです……。本当は映画も行きたかったし、記念日には安物でいいので指輪も欲しかった……」

山崎「彼は何もくれなかったんですか?」

A子さん「はい。私がもらったのは、大人のおもちゃをいくつか。それだけです……」

山崎「……」

A子さん「しかも実際は、自分よがりで下手くそなのに俺は凄いだろう! と言わんばかりに、私と2人の連絡ツールのアイコンは“俺様自身”だったんです」

  ◇  ◇  ◇

 女性を雑に扱う男は世の中に五万といます。そんな男に引っかからないよう気を付けるばかりではなく、そもそも、女性はなめられないようにしなくてはいけません。

 なめられないコツはずばり、「尽くしすぎない」ことです。

悲しみの次は怒りが! 彼女が選んだ復讐方法

 A子さんのご依頼・相談内容はSM男の住所を見つけることと勤務先を判明させることでした。調査依頼を受けて2週間後、判明事項を報告してA子さんとお別れしました。

 そして、数日後、筆者のLINEにこのようなお礼のメッセージが入りました。

<山崎先生、お世話になりました。A子です。彼にいただいたものを返したくて自宅と会社に送りました。伝票の品目欄には、『大人のおもちゃ、アダルトグッズ、SMプレイ拘束ベルト等』と明記しました。

 合わせて、彼の自宅には手紙を送りました。彼との交際期間もきちんと書いて、私の下の名前を添えて。もし奥さんが私を訴えてきても受けて立ちます>

 A子さんからのメッセージには、すがすがしく笑顔の顔文字も添えてありました。

 人をおもちゃのように扱うとブーメランのように自分に返ってくるーーそんな典型の事例です。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


なんで付き合ってるの? 友達の彼氏に“ドン引き”したエピソード。カスハラに束縛男って無理すぎ!
 友達の恋愛は応援したいですよね。でも「その彼氏はやめておいたほうがいい!」と思うときもあるはずです。今回はそんな体験談...
恋バナ調査隊 2025-08-20 08:00 ラブ
「優しい男はモテない」説の真実…女が語る“ガッカリした”5つの瞬間。神対応は私だけじゃなかったの?
 多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
彼氏に「見知らぬ土地で置き去り→バックレ」って最悪じゃん! 人間性終わってた男の最低エピ5連発
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ
鈴木亮平似のアドバイス男、“頼りがいがある”のは幻想だった。「いい女になれないよ」に絶句…!
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」  そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
おがわん 2025-08-15 11:45 ラブ
ダメ男を“理想の夫”にアップデート! 5つの成功例を教えます。プライド激高→「洗濯したよ♪」に変えたテク
 夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...
恋バナ調査隊 2025-08-15 08:00 ラブ
イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ
 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。...
内藤みか 2025-08-14 11:45 ラブ
違うのに~! 彼氏に「浮気」を疑われた5人の体験談。首元のこれ、キスマークに見えちゃうの?
 男性に彼女の浮気に寛大なのかと聞くと「彼女が浮気をしたら別れる」と考える男性はかなり存在します。  そんな相手に...
恋バナ調査隊 2025-08-14 08:00 ラブ
イケオジが豹変!暴走する“勘違いおじさん”のリアル。「今日もキレイだね」大量に届くメッセージに戦慄…
 SNSで頻繁に話題にのぼる“勘違いおじさん”。自己評価がやたら高く「まだまだ俺は若い、イケる!」という勘違いのもと、だ...
浮気男に制裁! 街中で壮絶な修羅場…からのプロポーズにえっ? 怒涛の急展開に妊婦が下した決断
 出会いのきっかけとしていまや定番のマッチングアプリ。近年ではその出会いが結婚につながることも多いそうで、純粋な恋愛に活...
くらげ 2025-08-12 11:45 ラブ
浮気じゃないの!? 彼を疑った4人の末路。朝帰りで暴言→マジで仕事関係だった…
 好きな気持ちが強すぎて、彼氏の浮気を疑ってしまうときもあるでしょう。しかし、勘違いで責めれば彼氏に冷められるかもしれま...
恋バナ調査隊 2025-08-11 08:00 ラブ
駆け引き大失敗! 送って後悔したLINE3選。匂わせが「遊んでる女」認定で終わった
 好きな人の気を引くため、あるいは言ってほしい言葉を引き出すためにLINEで駆け引きする人もいるでしょう。でもその駆け引...
恋バナ調査隊 2025-08-10 08:00 ラブ
「俺ね、経営者なんですよ」慰謝料を拒否する夫のバカげたプライド。妻を“勝手に逃げだ”と非難する心理
「冷酷と激情のあいだvol.258〜女性編〜」では、5年前に離婚をした元夫から一方的に悪口を言われ続けている里香さん(仮...
並木まき 2025-08-09 11:45 ラブ