浅香航大は“理想の元彼NO.1”!本人自覚ゼロでも色気だだ漏れ

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2022-04-24 06:00
投稿日:2022-04-24 06:00

真犯人は誰とかぶっちゃけどうでもいい

 昨今、やたらと考察ドラマが多いと思いませんか。前クールの「真犯人フラグ」とか「ミステリと言う勿れ」とか「愛しい嘘~優しい闇~」とか。今クールも「卒業タイムリミット」とか「元彼の遺言状」とか「マイファミリー」とか……。真犯人は誰だ、とか、ぶっちゃけどうでもいいんですけど。仕事で疲れて帰ってきて、なんでまた脳みそ使わなきゃいけないの、って感じ。

 私たちに必要なのはゴリゴリの恋愛ドラマですから。くっついたり離れたり。離れたりくっついたり。たまに心にグッとくる名台詞や名シーンがあれば、もうそれで充分です。でもってヒロインは下手にしゃしゃり出ないこと。我の強いヒロインは共感できません。だってメインは、あくまでもイケメンなのですから。

 そんな都合のいいドラマ、あるの!? って思った、アナタ。あるんです。

疲れた女子を癒す“ビタミン”的恋愛ドラマ

 テレビ東京 木ドラ24「花嫁未満エスケープ」(木曜深夜0時30分~)。原作は小川まるに(ライブコミックス)。“結婚適齢期”を迎えたアラサー女子の主人公・ゆうのリアル過ぎるトライアングル・ラブストーリー。はぁ? “結婚適齢期”って誰が決めたの! というお怒りは、ひとまず横において……。

 ヒロイン・ゆうを演じるのは岡崎紗絵(26)。ミスセブンティーン2012に選ばれ「セブンティーン」専属に。その後「Ray」専属モデルになり、2015年からは女優としても活躍しています。前クール「ナイト・ドクター」では、柄本佑の妹役を演じていました。モデル系女優にありがちの鼻につく感じがないところがいいです。

浅香航大演じる元彼にしとけー!

 物語は、ゆうの28歳の誕生日から始まります。交際7年目、同棲5年目の彼に、そろそろプロポーズされるのでは、とウキウキでケーキを買って帰宅するも、そこにはいつものようにソファに座り、テレビゲームに興じる尚紀。誕生日を忘れられていたことでブチ切れたゆう。家を飛び出し、電車に乗って実家に……。夜も更けた田舎の駅で偶然再会したのが、高校時代の同級生で元彼の深見くん。しかも、彼はゆうのお誕生日を覚えてくれていた……。

 ゆうに甘えっぱなしのおこちゃま彼氏・尚紀を演じるのは中川大輔(24)。ライダー系イケメンです。そして、再開した元彼・深見くんを演じるのが、浅香航大(29)。深見くんがホントいい男なんですって。ゆうのことを今も想っているようで、なにかと気づかってくれるオトナ。

 今彼vs元彼のあいだで揺れ動くゆう。同僚たちに、お子ちゃま彼氏とは別れたほうがいと、自然消滅を勧められるものの、割り切れないようで。深見くんにしとけ! と、ついテレビの前で叫んでしまう今日この頃です。

風呂上がりの色気ヤバ!

 第3話では、風呂上がりの深見を見て、「風呂上がりの色気ヤバ! ゆうくんと全然ちがうんだけど」「その色気、しまって~」「もし、あの色気で迫られたら~、拒む自信な~い」とゆうの本音ともいえる心の声に、「わかるよ~」と。

 そうなんです。浅香航大は色気がだだ漏れなのです。しかも、本人にその自覚がないから困ったものです。役柄も相手を一途に思うものが多く、しかも、報われない。「今夜はコの字で」(BSテレ東)でも、憧れの惠子先輩(中村ゆり)に告白できないまま、別の人と結婚され、失恋するというウジウジくんのこじらせ系男子でした。

ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」嵩らの“腹痛”は史実とちょっと違う? 懐かしい2人の登場には狂喜乱舞! 生きていてよかった…
 東京に到着したのぶ(今田美桜)たちは、さっそく聞き込みを始めるが「ガード下の女王」はなかなか見つからない。みんなで屋台...
桧山珠美 2025-07-11 18:33 エンタメ
「あんぱん」メイコ、夢はお嫁さんでいいのか? 健太郎(高橋文哉)ともう1人の“三角関係”を妄想する
 東京出張の前日。みんなで取材する代議士の資料を確認していたのぶ(今田美桜)は、岩清水(倉悠貴)が話す「ガード下の女王」...
桧山珠美 2025-07-10 18:34 エンタメ
timelesz、新体制が“古参ファン”に受け入れられる日は来るのか? 旧ジャニ「シャッフルメドレー」不参加の賛否
 7月5日、櫻井翔(43)が総合司会を務める音楽特番「THE MUSIC DAY 2025」(日本テレビ系)が放送され、...
こじらぶ 2025-07-10 11:50 エンタメ
石田ひかり53歳、今を生きる女性に伝えたい“楽しく生きていく”ためのメッセージ|映画『ルノワール』
 1986年のデビューから、映画『ふたり』『はるか、ノスタルジイ』や、連続ドラマ『悪女』、連続テレビ小説『ひらり』、『あ...
望月ふみ 2025-07-10 11:50 エンタメ
『あんぱん』ツダケンの“にゃあ”が秀逸だにゃあ!「月刊くじら」には色々とツッコミどころもあるが
『月刊くじら』創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。...
桧山珠美 2025-07-09 17:00 エンタメ
【10万いいね】鈴木えみ、20年前→現在の比較写真が“美しすぎる”と絶賛「変わらなすぎ!」「今の方が可愛い説まである」
 ファッションモデルから俳優業まで、幅広い分野で活躍する鈴木えみさん(39)。2025年7月7日に自身のInstagra...
春ドラマの評判を調査!本命『最後から二番目の恋』は2位。1位は意外な快進撃。日常系が人気、刺激疲れか?
 2025年の春ドラマが、次々とフィナーレ。今期はSNSでバズった顔ぶれも多く、ドラマファンからしても楽しいシーズンだっ...
「あんぱん」嵩は受かるのか…って次週予告編でネタバレか? アンパンマン声優の姿もチラリ
 のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。そしてのぶも、月刊誌の刊行に...
桧山珠美 2025-07-05 08:00 エンタメ
『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ
TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ