「ああ、彼の肉の味」不倫上司が焦らされ女体に被虐プレイ#6

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-05-13 06:00
投稿日:2022-05-13 06:00

これまでのあらすじ

 ダンディな上司と社内不倫中のU子さん(32歳広告代理店/独身)。自らを「肉食女子」「不倫体質」と公言する彼女は、コロナ禍で彼に逢えない寂しさを、ピンクローターでの自慰で紛らわせていた。

 それを上司である彼ーーZ部長(51歳広告代理店/妻子アリ)に告白すると、「明日のオンライン会議ではノーパンで、ローターを挿入して参加するように」との命令がくだる。

 そして当日、二人はLINEで連絡を取り合い、彼の指示通り、U子さんは会議中にオナニーをし、絶頂を迎えた。

 オンライン自慰の淫らな一件に興奮したZ部長は、やっと逢えたリアルデートの待ち合わせの喫茶店で、「これを入れて欲しい」とU子さんにリモコン式のピンクローターを贈ってきた。驚きと共に高揚するU子さんは化粧室に行き、ローターを膣に挿入。

 再び席に戻り、リモコンだけを彼に返す。こうして淫らなリモートプレイのデートが始まった。

 U子さんの膣内に入れられたローターは、喫茶店ではもちろん、歩いている時やディナー中も、彼が操作するスイッチ一つで震え、女体に激しい振動をよこしてくる。心も体も昂揚しながらのディナーを終え、二人はついにホテルの部屋へーー待望の最終話!

 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話第4話第5話

「逢えて嬉しい」のキスに募る恋しさ

ーー淫らなリモートデートを終え、やっと二人きりになった。その後をお聞かせください。

「はい、高層階の部屋に入ると、きらめく夜景がとてもきれいで……同時に、やっと二人きりになれた嬉しさで、彼に抱きつきました。

 彼も『待ち遠しかったよ』ってキスしてくれて……オンライン会議の自慰や先ほどまでのリモートプレイとは違って、とても純粋に『逢えて嬉しい』という気持ちが伝わってきましたよ。舌を絡め合わせて、唇を押しつけ合って……『ああ、彼の匂い』と恋しさがさらに募ってきて……。

 二人で体を密着させていると、私の下腹にはズボン越しに彼の勃起が当たっているんです。

 さんざん焦らされた体ですから、今すぐにでも欲しくなって……今、私の中に入っているローターを引き抜いて、彼のものをぶち込んで欲しいくらい、私も欲情していました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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