100均グラスを使い倒せ!個性派草花「スカビオサ」の飾り方

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-05-18 09:16
投稿日:2022-05-18 06:00

フラワーデザインには欠かせない逸材

色がキュートな目玉オヤジみたいな花やな byさぶ店長(C)コクハク
色がキュートな目玉オヤジみたいな花やな byさぶ店長 (C)コクハク

 私がフラワーコンテストに出ていた頃、よく使っていたなぁ……と思い出します。ふわふわと可愛らしい風情が好きだったのはもちろんですが、やはり魅力的だったのは、独特な花色と主張しすぎない存在感ですわ。

 主役というよりも引き立て役。全体のアレンジメントにフワリとした軽やかな雰囲気を出すくせに、独特な花色でちゃっかりと引き締めちゃったりなんかして、それでいて嫌味のない存在が特別な花というような気がいたします。

 今でこそスカビオサは年間通して手に入る商材ですが、これからが本来のトップシーズン。花も茎もしっかりと丈夫で美しいスカビオサが手に入る季節となってまいりました。

 比較的お安い価格で手に入るこれからの季節に、スカビオサを存分に楽しむ方法を、先日爆買いした100円ショップのグラス製品を使って伝授させていただきます。

100均グラスを使い倒せ! の巻

 スカビオサのもっとも素敵な部分はズバリ、「風情」。細く少し流れのある茎の先についた可愛らしい花と蕾を強調したアレンジ方法でございます。

 アナタのお家にアジサイがありましたら、差し障りのなさそうな一枝を手折ってください。これから咲く準備をしていたアジサイの蕾なら、なお最高。茎がグラグラしないための花留めとして利用しちゃいましょ。

【用意するもの】
・スカビオサ
・アジサイの枝(葉を主に使います)
・ワイングラス(小さめなタンブラーでもOK)
・ハサミ

アジサイ使いがポイント!

ワイングラスがなければ小さめなタンブラーでも(C)コクハク
ワイングラスがなければ小さめなタンブラーでも (C)コクハク

 アジサイの葉は重ねて使用します。これはスカビオサの茎がグラグラしないための花留めと、グラスの口元をグリーンで美しく装飾する2つの役割を果たします。

 ポイントは重ねた葉をグラスに入れただけでは口元は埋まらないので、最後にアジサイの先端部分の塊(アジサイの花があれば最高!)を入れて、グラスの口元を完全に埋め切ること。ここ、肝心でございます。

 口元がアジサイの葉で埋め切った後に、葉の隙間にスカビオサを差し込みます。本数は欲張らず、2、3本にとどめておくとスカビオサの風情が強調されて美しいです。咲いている花首は蕾に比べると重いので、長さを短く調節しながら様子を見てくださいませ。

アジサイだけでも可愛いけどね…(C)コクハク
アジサイだけでも可愛いけどね… (C)コクハク

 葉を花留めとして使うテクニックはさまざまございます。アナタのお家の観葉植物や、何気ないお庭の草でもできますので、いろいろと試してみるのも楽しい。お試しあれ!

 飾ることで仕事運や発展運、勉強運が高まるといわれる今が旬のスカビオサが、アナタに幸運を呼び込んでくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


ぽかぽか陽気♪ ノスタルジーな小道で見つけた“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「立ちんぼ女子」は売春行為や街娼を指すことばではなかった
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
朝立ち、オマン湖、チンチン!普通の会話なのに下ネタかました的なLINE
 普通に会話しているだけなのに、相手からしたらどう考えても下ネタにしか聞こえない言葉ってありますよね。引きつった相手の表...
大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...