【尿漏れに悩む女性におすすめの漢方薬】
・八味地黄丸(はちみじおうがん):疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少または多尿でときに口渇がある方に
・猪苓湯(ちょれいとう):排尿障害があり、ときに口が渇く方に
・補中益気湯(ほちゅうえっきとう):体力虚弱で元気がなく、疲れやすい方に
ただし、漢方薬を選ぶ際には自分の体質に合ったものを選びましょう。体質に合っていない場合は、効果が出ないだけでなく、副作用が起こることもあります。購入時には漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談ください。
お近くに漢方に詳しい医師や薬剤師がおらず、時間がないという方には、スマホで気軽に専門家に相談できるサービスがおすすめです。お手頃価格で漢方のプロが効く漢方を見極めてくれ、自宅に郵送もしてくれます。
4. 尿漏れの不安をなくして快適な生活を!
「これなら私でもできそう!」
「現代女性は生活に不摂生が多すぎる。それでホルモンバランスが乱れやすいの。なに、難しいことはない。まずは1日1日、丁寧な生活を楽しむことが大切よ」
「養生って難しい言葉だけど、ツボだったり食事だったり、健康的に過ごしたりすることなんですね。それにプロが選んでくれた漢方薬があれば、からだにも負担をかけずに改善できそう!」
「もう無理にトイレを気にしなくてもいいのよ。さあ、気にせず飲みなさい」
そういえば尿漏れを気にして、出された水にまったく口をつけていませんでした。
えりのボスはいつから気づいていたのかしら、と少し驚きながらカツミさんは、口元にグラスを運びます。
「ああ、なんておいしいのかしら」
「そうでしょう。日本の水っておいしいのよね。最近とみに実感するわ」
いまのえりのボスのことば、何だか含みを感じる、ますます得体が知れないな……と、心の中でつぶやくカツミさん。
「また気になることがあったら、サロンへいらっしゃい」
えりのボスはにっこりそう言うと、また一口、水をゴクリーー。
★サロン「コクハク」のオーナー えりの
顔と口調は若いものの、年齢不詳。タヌキか妖怪の噂も囁かれる謎めいた主人だが、ココロやカラダ、健康に関する知識はズバ抜けており、何気にハイスペック。ムスメ時代に苦労してるため、自分より“後輩”の女にはしあわせになって欲しいと願っている。愛称は、えりのボス。
(漫画/腹肉ツヤ子)
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<この記事の監修者>
あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 竹田由子
元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。
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