暑い夏!“NO.1”の青い花「デルフィニウム」で頭も体も冷やす

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-06-29 06:00
投稿日:2022-06-29 06:00

夏といえば…青色から連想する自然の風景

 夏を連想する色といえば青ではないでしょうか。美しい海の色や透き通った白い入道雲に映える真っ青な空を連想させ、自然の風景と関連が強い色だからこそ、開放感を与える効果もあるといわれております。

 また青色は好感度が高く、男女問わず世界的に見ても1番人気。好む方が圧倒的に多く、嫌う人が少ない、清潔感、誠実さ信頼も連想させる色でもあるゆえ、青はコーポレートカラーとしても使われる色でございます。

 青といえば集中力を高め、気持ちを落ち着かせてリラックスでき、睡眠作用を促進する色としても知られていますが、ワタクシの男友達が、

「青ってのはどうやら自殺者を踏みとどまらせる力があるみてぇで、飛び込み防止にホームの照明を全部青に変えた駅があるって話があるんですよ」

 と教えてくれました。そういえば、その男友達はいつ会っても頭に青いタオルを巻いております。

「女性を見ると妄想が止まらない俺は変態かもしれません」

 と言っていた元気ハツラツな彼は、常に自分の頭を冷やしているのかもしれません(笑)。

 そんな彼も暑い夏の日にワタクシのお店に遊びに来て、一番最初に反応したのは、抜群に花付きの良い青いデルフィニウムのお花でございます。

1日で花瓶の水がなくなる?

 デルフィニウム愛好家にも意外と知られていないのは、実は「大変お水を飲む花」ということ。びっくりするぐらい1日で花瓶のお水がなくなります。

 うっかり水を切らしてしまうと、たちまち花にシワがより、再び水を飲ませてもシワは残ってしまうのでございます。

 美しいデルフィニウムを一日でも長く保つためには、

1. 毎日花瓶の水替え
2. 茎を洗い、切り口を1センチ程度切って水の吸い上げをよくする
3. 水に浸かる部分の葉は除去
4. 口元がゆったりした花瓶にいける

 上記を守るだけで、断然花持ちが変わってきます。また、デルフィニウムはやや色落ちはするもののドライフラワーにも向いております。

 吊るして乾燥させるのが一番簡単ですが、少量であれば乾燥剤のシリカゲルを使うとさらに美しくお色が残ります。

 ワタクシは10秒ほど電子レンジでチンして干す、という“突貫工事”を遂行する場合もございます。チン時間が長いと焼けてしまうので、お気をつけくださいませ。

 そのまま飾るも良いですが、ドライフラワーとシャレたグラスを使ってオリジナルのアロマキャンドルを作ってみたりもしております。水をまいて涼しくなった夏の夜の庭で楽しんでおりますよ。ぜひお試しあれ!

 アナタが暑さにバテずに、毎日元気に健やかにお過ごしになってくださいますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


【ルポ】顔出し告白!ギャラ飲みで稼いだお金は「テニミュ」の推し活にぶっ込む26歳キラキラ女子
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
40代、あちこち不調が…老いを痛感した9つの瞬間、頭の感覚と体が連動しない
 40代になって、一気に体の不調が増えた人は多いはず。見た目が若くても、やはり加齢による体の変化はごまかせません。今回は...
冬の色の街で
 生ビールの文字が呼んでいる。  まだ早いかな?  もういいか。  
美人に使われる女ことば「柳眉倒豎」って読めますか?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
子どもが「メイクしたい」と言い出したら? 知っておきたいリスクとコスメ選びのコツ
 もし自分の子どもが「メイクしたい」と言い出したら、あなたはどうしますか? 自分のコスメを使ってメイクしてあげようと思っ...
会話泥棒はLINEでも絶好調だった3種。「私も、昔…」で流れを根こそぎ持っていく
 人の話を遮って自分の話にすり替える“会話泥棒”、あなたの身近にもいるのではないでしょうか? 承認欲求が強い人や、目立ち...
モーニング食べたら食パン1斤!? 勝負の2025年、心に刻む「岐阜のサービス精神」
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
返信に困る…体調不良自慢LINE3選。体温計の写メ付きで頑張るオレの猛アピール
 あなたの周りにいませんか? 体調不良のLINEにを自慢のニュアンスがある人…。心配されたいアピールが強めの人や、「私の...
ゾゾッ 真冬のスナック怪談。誰もいない店に足音が…ママの「強烈な一言」で霊も退散!?
 いよいよ来週はクリスマス、それが終われば年末ですね。みなさんが目にするコンテンツもロマンチックなものが増えているのでは...
40代の救世主か!?「美的GRAND」付録が私達の悩みを分かりすぎで困る
 40代からのネオ・エイジングマガジン「美的GRAND」は、付録も40代がど真ん中でヒットするアイテムばかりです。 ...
今しか聞けない子供の可愛い言い訳8選。胸がキュンキュンしてまうやろー
 子育てをしていると子供の言い訳を微笑ましく感じる瞬間があります。今回は、定番セリフやほっこり系、しんみりするものなど、...
買って失敗!ダイソー詰め替え容器の“天国と地獄”。オイルやシャントリ、小分けするのにベストな商品は?
 髪の毛用にボディマッサージ用に何かとオイルが手放せない乾燥肌の40代編集部員です。2、3種類をオイルを用途や気分に合わ...
忘年会キャンセル界隈に立ちはだかる壁。飲み会回避に使える理由6選
 12月も中旬に差し掛かり、もう年末も目の前。冬休みを目前にワクワクしている人も多いと思いますが、ちょっと待って。社会人...
今さら聞けないホテル&旅館でのNG行動5つ。テレビをつけたまま外出はありorなし?
 年末年始、家族や友人と旅行に出かける人もいるでしょう。でも意外に知られていないNG行動をしてしまい、旅館やホテルから嫌...
道路の真ん中が特等席! 宮城県・田代島の自由気まま“たまたま”に憧れる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
赤いガーベラ1本400円買える? “赤除外”で楽しむクリスマスフラワーを花屋店主が提案
 お歳暮とクリスマスと正月…お花の市場もごった煮のおかしな状態になっています。年中行事に敏感な花業界に身を置くワタクシで...