怠惰な人にこそ効く!「やる気が出ない」を解消する3STEP

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2019-05-12 06:00
投稿日:2019-05-12 06:00
 どうしてもやる気が出ない時ってありますよね。脳科学を利用した「やる気を出す方法」がネットに多々転がっているものの、それすらやる気にならないから困っているのでは?でも、実は「やる気が出ない」はたった3STEPで解消できるのです!

【実践編】「やる気が出ない」を解消するための3STEP!

 さっそく、やる気を出すための3STEPを見てみましょう。

STEP1:タイムリミットを用意して視覚化する

 まず最初に、「◯月◯日◯時までに◯◯をやる」など、タイムリミットを用意しましょう。締切とタスクを紙に書いて視覚化すると、なお良いです。これをやる意図は、常に時間を意識するために行うものです。

STEP2:ひたすら怠けて現実逃避

 次に、ひたすら怠けます。テレビを見たり、寝たり、長電話をしたり、など、好きなことをしましょう。言ってみれば現実逃避です。ただし、この時、体力を消耗する行為やお酒を飲んで脳を鈍らせる行為はNG。いざ、やる気が出た時に力が発揮できないからです。

STEP3:あとは時間が解決:なるようになる

 あとは、時間が解決してくれます。STEP1で用意したタイムリミットが頭に刻み込まれてさえいれば、やる気があろうとなかろうと勝手に自分でやり始める、というわけです。

3STEPの考え方&注意点

「やる気」は出そうと思っても出るものではありません。「今すぐやる」ことが1番の解消法ということは誰もが知っていても、それができないのが「やる気が出ない」ということなんですから。

 でも、やる気があろうとなかろうと、絶対にやらなければならないことは訪れます。そんな時、実は、人は勝手に時間を逆算して「◯時から始めないと終わらない」、と分かっていると思うんです。

 どうせ、無理に始めたところで効率が悪く、ギリギリまで本気でやりませんから。だったらやらずに体力を温存すれば良いのでは?と思う、怠惰ならではの考え方ですね。

 ※以下の場合、この方法は向かないと思われます。

・時間が読めない&時間がかかるタスク

・自分を過信して失敗することが多々ある人

【応用編】やる気をより効率良く出すための方法

 次に、応用編です。より手っ取り早くやる気を出すために、もう1ランク上の方法を!

フリー時間を設ける

 タイムリミットをギチギチに設定するのはNG。計画倒れになってさらに自暴自棄に陥るため、「フリー時間」を設けるのがカギです。

 例)12時〜13時:5ページだとすると、「12時〜12時50分:5ページ」にして、10分のフリー時間を自分に与えるのです。このフリー時間は時間が押せば「猶予」になりますし、逆に時間が巻けば「ご褒美」になります。

「10分動いて、3分フリータイム」など、もっと細かく設定してもOK。

怠けることへの罪悪感がつらいなら

 STEP2の「怠けること」に罪悪感を覚えるようであれば、やれば確実に終わるという簡単なタスクを同時進行するのがおすすめ。実は私もこのタイプ。(罪悪感が湧くくらいなら、さっさとやれば良いのに)

 簡単なタスクは、「洗濯物をたたむ」「お風呂に入る」など、日常生活の些細なことでも構いません。タスクが終わったら紙にバツ印をつける、ビリビリに破く、など、終わった快感を用意しておくと良いです。

 簡単なタスクが終わるたびに気楽さが後押しして、不思議と「本当のやる気」が生まれることもあります。

ギリギリの「火事場の馬鹿力」を信じましょう

 やらなければならないことからは、逃げられません。もしも逃げられるようであれば、もともとやる必要・価値がない、所詮それまでのタスクだと思うのです。現実逃避をしっかりしたら、あとは、締切ギリギリにこそ起こる「火事場の馬鹿力」を信じましょう。

 いつも締切に追われる怠惰な私。偉そうに言えることではないですが、「余裕を持って仕事をした」経験がありません。でも、いまだ締切を破ったことがありませんし、逆に土壇場にこそ良いものが生まれたりもするのですから面白いです。ぜひ、参考にしてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ライフスタイル 新着一覧


騙された!一見“仕事デキる風”…でも実は? 有能ぶったLINEにご用心。“能ある鷹”の逆パターンも
 世間では仕事ができない風に見えるLINEを送ってくるのに、実は超有能な人材だった話もよくあります。その一方で、本当は無...
【漢字探し】「鰯(イワシ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
母が急病、社長の「帰りなさい」に涙…一生ついて行くと決めたLINE3選。元カレの言葉にホッ
「この人だけはどんな自分も受け入れてくれる」「この人だけは失いたくない」など、絶対的な信頼や必要性を感じる人に出会えると...
【マジかよ】ごま油×ミルクコーヒーに反響。老舗メーカーの“推しレシピ”にネット困惑「ヤバそう」「勇気でない」
「金印純正ごま油」などで知られる老舗メーカー「かどや製油」。企業公式X(旧Twitter)が2025年10月1日に投稿し...
「夜職だって立派な仕事」それ、本気で言ってる? 水商売への “本心”に気付いてしまったスナック嬢の独白
 最近は本当に“キラキラ夜職”が表に出る時代になりましたね。が、私は本当に危ないと思っています。 「そんなことない...
私が『愛の、がっこう。』に重ねた親との苦しい関係。振り返ってわかる“完璧じゃない”からこそ得られたもの
 フジテレビ系で放送されたドラマ『愛の、がっこう。』を観ながら、ふと「わたしの親も、今で言えば“毒親”だったのかもしれな...
スター猫になれるかな? 夢見るハチワレ“にゃんたま”の練習風景をチラリ☆
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
浮気を警戒したら逆ギレ!?  私が「絶対に謝りたくない」と思った瞬間7選。何でこっちが悪者なの?
「仕方なく謝ったけど…これ私、悪くないよね?」誰しもそんな気持ちになったことがあるのではないでしょうか。  今回は...
30代はご褒美ボディケア、中年女は塗り薬まみれ。色気から進化した風呂上りの「おばケア」事情
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
定時で帰っていいよ→役立たずってことですか!? 職場で出会った「めんどくさい女」図鑑。扱いに困るよ~
 あなたの周りに“めんどくさい女”はいませんか? 今回は体験談を交えながら、接し方に困る女性の7つのケースをご紹介します...
女性の“性”は「下ネタ」なのか? タブー視する社会に言いたい、語り合うことで生まれる安心感
 性の話題は「恥ずかしい」「隠すもの」とされがちですが、思い切って触れてみると、不思議と距離が縮まります。普段は口にしづ...
45歳、いつになれば楽になる? 自由に生きてるはずの私が、定食屋の秋刀魚で涙を滲ませた理由
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
月経不調はストレスで悪化する? “脳疲労”と生理痛を軽くするセルフケア【専門医監修】
「生理痛はいつものこと、仕方ない」「PMSは気のせい」--などとガマンしてそのままにしていたり、鎮痛薬でやり過ごしたりし...
“推し”は最初から決まっていた…元芸能人が明かす「オーディション番組」の過酷な裏側と選ばれる子の共通点
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。現在は清浄化が行われて...
「お尻トントン、もっと~!」可愛すぎる“にゃんたま”の甘えに抗えない♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「寝てるカナ!」「ぁりがとぅ」それ、なんとかならん? Z世代が震えた“大人のクセ強”LINE6選
 流行り言葉は目まぐるしく移り変わりますが、やっぱり受け入れられない言葉はあるもの。今回は、どうしてもモヤモヤしてしまう...