障子がビリビリに…子どもから家を守るには 2022.7.16(土)

コクハク編集部
更新日:2022-07-16 06:00
投稿日:2022-07-16 06:00
 持ち家でも賃貸でも、家にはなるべく傷つけずに過ごしたいものですが、それは大人の都合のようです。悲しいかな、大切にしているソファーも、悩みに悩んで選んだフローリングも “遊び場”にしてしまうのが子どもというもの。
 小さな子どもと生活する上で避けられない状況ではありますが、できるだけ家を汚さない&傷つけないため、我が家が実践している対策をいくつかご紹介します。

和室の障子、ビリビリにされる前に…

 過去に和室のあるマンションに住んでいたとき、当時1歳だった上の子に障子をビリビリにされました。部分的に補修してもまた破られて修繕を諦め、子どもの手の届く範囲は障子としての機能を果たせない酷い状態でした。

 でも、よく考えたら仕方がないですよね。そもそも、子どもって紙をちぎったりするのが大好きなんですもん。爪を立てればスポスポと簡単に穴が開く障子なんて、楽しくないはずがないんですよね。

 そこで、我が家では「破らないでね」と言い聞かせるのをやめる代わりに、障子の枠ごとはずしました(笑)。今は子どもの入らない部屋に保管していて、彼らが「障子は破ってはいけない」と理解できるようになったら、また取り付けようと思っています。

 現在、和室を子どもの寝室にしているのですが、朝はさすがにまぶしかったので、ネットで日よけを購入。微妙にサイズが合っていませんが、今のところは困っていません。

 実は、後から知ったのですが、プラスチックでできた「破れない障子(ワーロンシート)」というモノがありました。普通の障子紙よりは割高ですが、柄も色々と選べて、なかなかいい感じだったので、我が家も最初からこれにしておけば枠ごとはずす必要はなかったかもと、少し後悔しています。

お気に入りのソファーは「ソファーカバー」で守る

 我が家のソファーは夫が20代のとき、当時のお給料からするとちょっと無理して買ったもの。夫は40代なので、そろそろ20年モノになります。

 ソファーの生地と中のウレタンが痛んでいましたが、夫婦ともに気に入っているので、新しく買い替えるのではなく、家具の張り替え修理を行う業者さんに生地を張り替えてもらい、今後も使うことにしました。

 以前から家にあるものなので、子どもたちは気軽にダイブしたり、汚れた手で触ったり……。基本は、ソファーの上での飲食を禁止しているのですが、我が家の子どもたちが素直に聞くはずもなく。張り替えてもらったばかりのソファーを汚されたくないので、通販でソファーカバーを購入しました。

「3人掛けサイズ」で約1万7000円也。なかなか痛い出費でしたが、もとのソファーの色とは全く違う色にしたら、リビングの雰囲気が変わって気分転換になりました。撥水機能付きなので、飲み物をこぼしても大丈夫なはず(と思いたい)。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


そう来る!? AI提案の「酷暑の乗り越え方」に笑った。私が考えたオリジナル“心理的”対処法も教えます
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
終わった…海外トラブルで冷や汗。20代女子のリアルな旅行ハプニング、消えた荷物はどこに!?
 日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
なぜ40~50代に参政党がウケたのか? 参議院選挙の"もうひとつの争点"、氷河期世代の本音
 2025年参院選で争点のひとつに「就職氷河期世代」の支援策もかかげられた。  1993年から2005年にかけて社...
正直いりません!ダサい服を送ってくる義母。悩める主婦がとった“仕方ない”手段「どうなんだ? とは思うけど…」
 令和を迎えた今の時代にも、姑の行動に深刻な不快感を示す妻もチラホラ…。一方、激しい対立をするほどの事柄ではなくても妻が...
やば! ブラ紐が“チラ見え”した時どうしてる? スマホ使ったスマートな技も
「えっ、ブラ紐見えてたかも…?」ふとした瞬間に自分のブラ紐が見えていることに気づくと、恥ずかしさで焦ってしまいますよね。...
「帰省キャンセル界隈」は親不孝じゃない。実家に帰らないための冴えた言い訳
 色々な理由で帰省をしない人はたくさんいます。帰りたくない理由があるのなら、無理にしなくていいのかも。 (コクハク...
ポンポン尻尾にメロメロ♡  “にゃんたま”丸見えの姿に心をくすぐられちゃう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第101回「くまさんスイカ!シャクシャク」
【連載第101回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【“偏”探しクイズ】共通する偏をみつけて2文字の熟語を2つ作ろう(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「頑張りが伝わってきたよ」ママ友の言葉にホロリ…思わず嬉し泣きしたLINE3選
「LINEに救われた」という経験、あなたにもあるのではないでしょうか? 連絡手段として用いられるLINEが、救世主のよう...
浴衣の下って何を着ればいいの? 下着をつけたくない場合の最適解とNG行動
 夏休み、家族や友人と旅行に出かける人もいるでしょう。でも、意外に知られていないNG行動のせいで、恥をかくことも…。 ...
「来月はハワイ♡」ってダルっ…。“幸せアピ”がウザい女友達のLINEエピソード
 自分が幸せの中にいるとき、周りに話したくなったりアピールしたくなったりする人もいるはず。でも、相手に「ウザい」と思われ...
「スナックのママ=不美人」説は本当か? 超納得のシンプルな理由を解説します
 「スナックのママって、そんなに美人いないよね」  これ、みなさんも思ったこと or 聞いたことないですか? 私は...
4割が「事故物件に住み続ける」と回答。それぞれの“ワケあり”事情とリアルな体験談
 夏といえば怪談。その中でも近年、特に目立って増えているのが「事故物件」をテーマにした話だ。  松原タニシの実話怪...
猫の「まなざし」に恋をした…“にゃんたま”には何が詰まっているの?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「お母さん、暇ー!」攻撃にヘトヘト…。夏休み、私は“宿題やる気スイッチ”をこれで押してます
 夏休みシーズン到来! お子さんの夏休みの過ごし方で悩む方も多いのでは。ことあるごとに「お母さん、暇ー」の訴えに、「暇な...