小島瑠璃子のあざとさに敬服!賛否呼ぶ中国留学後に活躍の場

コクハク編集部
更新日:2022-08-13 06:00
投稿日:2022-08-13 06:00

アジア圏で成功した“逆輸入”俳優

逆輸入俳優の矢野浩二(C)日刊ゲンダイ
逆輸入俳優の矢野浩二 (C)日刊ゲンダイ

 俳優であればアジアで成功し、逆輸入するパターンはある。台湾を拠点に活動した俳優のディーン・フジオカ(41)や韓国でブレイクした大谷亮平(41)がそれ。中国で活躍した逆輸入俳優の矢野浩二(51)は、若手のころ、日本でエキストラ出演する日々を送る中、中国ドラマ「永遠の恋人」(2000年)の話が舞い込んで移住した。

 元プロボクサーで俳優の木幡竜(45)も、日本でオーディションをしていた中国映画「南京!南京!」(09年)の出演で高い評価を得たのがきっかけだった。だが、与えられた役は抗日的なドラマの日本兵などが中心だったという。

演技や容姿ではなく情報番組で勝負

2018年に巨額脱税騒動があったが、人気健在のファン・ビンビン公式Instagramより
2018年に巨額脱税騒動があったが、人気健在のファン・ビンビン 公式Instagramより

「アジア圏での女優さんの逆輸入は成功例が少ないのです。中国の女優はモデル体型で美人という典型的な容姿が求められ、日本人女性は役柄含めて入る隙があるかどうか。そもそも、小島さんは日本でも女優業で評価されていたわけではありませんからね。

 ただし、帰国後の日本の芸能活動は順調に行くでしょう。大学で歴史や政治を学べば、中国の話題は情報番組のコメンテーターとして需要は高いし、ライバルもほとんどいません。

 留学中もコロナ禍のように“鎖国状態”になったり、日中関係が悪化したタイミングで、情報番組への中継出演依頼は相次ぐでしょう。いくらでも経験者がいる欧米留学とは異なり、売り方次第では恩恵は十分受けられると思います」(前出の川内天子氏)

頑張って!(C)日刊ゲンダイ
頑張って! (C)日刊ゲンダイ

「あざとい」女性タレントとしても知られるこじるり。留学先に中国を選ぶセンスと計算高さはさすがかも。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

エンタメ 新着一覧


タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ
制作費の都合?「夜来香ラプソディ」音楽会シーンなしは残念すぎる
 上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽...
桧山珠美 2024-01-04 17:50 エンタメ
【2023年人気記事】マッチ様は逃げ上手と無責任のプロだった
【「残念プロフェッショナル」の流儀】  2023年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大き...
堺屋大地 2024-01-02 11:44 エンタメ
辻希美&杉浦太陽はニベアのCM…仲良しラブラブ芸能人夫婦はお金を生む
 元モーニング娘。のなかで1番の勝ち組は、やっぱり辻ちゃん(辻希美)でしょう。  先日も元モー娘。の中澤裕子、保田...
スズ子と愛助の無償の愛、平和ボケの今とは違って生きるも愛するも命がけ
 東京に戻ったスズ子(趣里)は、空襲で一面ががれきになっている惨状を目の当たりにする。  スズ子が三鷹の家に戻ると...
桧山珠美 2023-12-28 14:10 エンタメ
東京大空襲、愛し合うスズ子と愛助の運命は…金曜放送回を前におさらい
 トミ(小雪)の許しが出て、山下(近藤芳正)が正式に楽団のマネージャーとして加わることになった。  スズ子(趣里)...
桧山珠美 2023-12-27 17:40 エンタメ
コワモテ黒田の起用は大正解! スズ子派に寝返り、顔芸と手振りが秀逸
 結核が再発した愛助(水上恒司)の看病を、三鷹の家で続けることになったスズ子(趣里)は、日々愛助のために身を尽くしていた...
桧山珠美 2023-12-26 15:50 エンタメ