高額初期投資でも損なし!? リピート続出のスーパートレニア

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-09-21 06:00
投稿日:2022-09-21 06:00

さらに驚きビックリ! 実は○○で増える

こぼれた種で我が家に庭は解決 高齢のさぶ店長の兄貴分が並んでます(C)コクハク
こぼれた種で我が家に庭は解決 高齢のさぶ店長の兄貴分が並んでます (C)コクハク

 とここまで、スーパートレニアの凄さをつらつらと綴ってまいりましたが、今年改めてビックリしたことがございます。

 あまりいいたくはないのですが(いうけどね)、スーパートレニア、さし芽でどんどん増えます。全く花屋にとっちゃぁ甚だ営業妨害でござんすよ。

 従来のトレニアは、こぼれた種が芽吹いて来年もまた……なんてことがありますが、スーパートレニアは種はこぼれませんが、多年草。非耐寒性なので越冬するには地域差がございますが、5℃以上で越せれば、来年も期待が持てます。

 とはいえ、花屋のワタクシとしては、毎年キレイな状態のものをお買い求めいただきたいところでございますわよ(笑)。

 ただ申し上げたとおり、さし芽ができます。グランドカバーにもなるスーパートレニアは、伸びていく茎には随所に発根箇所がございます。っていうか、すでに勝手に発根しております。

 たとえば、茎を適当に切って水を入れた透明のグラスで切り花として楽しんでいる間にはどんどん伸びていきます。これが、とってもキレイ! 根花が散っても爽やかなグリーンと、発根した根が光に透けてこれまた新しい発見でございます。

季節が変わっても…

こちらは可憐なトレニアの花(写真:iStock)
こちらは可憐なトレニアの花 (写真:iStock)

 トレニアの花言葉は「ひらめき」「可憐」「温和」「愛嬌」など、見た目そのもののような花言葉でございます。

 別名「夏スミレ」と呼ばれるトレニアは、スーパートレニア同様、可憐でかわいらしい見た目からは想像もできないような強健な生命力でワタクシたちを楽しませてくれます。

 夏が終わって秋が深まり始めると、徐々に秋色に草姿を変え、さらに癒しの空間を演出してくれます。今、最後の駆け込み需要で販売しているお花屋さんも中にはいらっしゃいます。

 また、来年の楽しみにトレニアの顔を見かけたら、「そういえばスーパーが頭につくトレニアもあったなぁ」とアナタの記憶の片隅にでも置いていただけたら幸いでございます。

 幸運を呼び込むトレニアの花が、アナタのお家を彩りと癒しで包んでくれますことを……遠いお空の向こうで応援しておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


大人は「さようなら」とハッキリ言わないけど…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
春の行楽、御朱印集めはスタンプラリーと何が違う? 作法やタブーとは
 山形県東部にある山寺(山形市)で自らの行いについて考える出来事がありました。我よ、御朱印集めがスタンプラリーと化してい...
この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...
人は「趣味が合わない相手」と恋に落ちることがある
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
結婚、出産、身分の違い…仲良かった友達に会いたくないのはダメな感情?
 学生時代を毎日一緒に過ごした親友。でも、年齢を重ねるに連れて「あんなに仲が良かった友達なのに、今ではもう会いたくない」...
かわいい“たまたま”が大集合!夕暮れの集会の議題はなあに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
立ち止まっていても時間が進むのなら…
 立ち止まっていても時間が進むのなら、いっそのこと急がなくても良いのかも。  人は人、自分は自分。
「委ねる」は読めるかも? 「委しい、委せる」はなんて読むのかな
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
仕事帰り、ぶつかりおじさんのちかん被害に遭遇!?  私はどう対処すれば…
 先日、電車の中で「ぶつかりおじさん」に遭遇し、周囲に分からないような形で身体を触られました。あの時、自分はどんな対応を...
選ばなかった人生を歩む「もう1人の自分」と話してみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
魅惑の“たまたま”の横から…モデル!? に立候補した茶トラ君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“刺身のツマ”じゃございません! 存在感爆上がりの「かすみ草」最新事情
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、神奈川の片田舎にあります。  大企業の研究所が多数点在しているせいか、他民...
同僚A「昨夜、課長と歩いてました?」同僚B「私も見ました」って…。職場グループLINE公開処刑!!
 グループLINEは、仕事上でもとても便利な連絡ツールですが、時に意地の悪い人がいるのも現実…。  職場での公開処...
ギャラ飲み収入だけで年400万円の貯金達成!元キャバ嬢が浪費しないワケ
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
【求む2期生!】頑張るシンママの収入UPをサポート☆応募して豪華プレゼントGET!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第2期生」...