遠距離恋愛の彼はいるけど
――続けてください。
「前回もお話ししたように、Yさんは既婚者です。そして私にも遠距離恋愛の彼がいます。心は冷え切っていましたが、別れ話を持ち出すと逆上されそうで、結局うやむやなまま。複雑な思いでしたが、フライト中は夜のデートに心を奪われていましたね。
やがて、飛行機は無事福岡に到着。降機するお客さまを笑顔で見送る際も、Yさんには『ありがとうございました。後ほど』と、とびきりのスマイルを向けました。ワイルドで素敵なYさんも笑みを向けてくれて、いっそうときめきました」
今日ほど制服を愛おしく思ったことはない
――続けてください。
「フライト後、CAたちはミーティングをして、タクシーで博多駅前にあるSホテルに向かいました。時刻は14時を過ぎていたでしょうか。
Yさんとの食事は18時からで、その前に彼がホテルに迎えに来てくれる約束になっていたんです。福岡ステイはグルメや観光、ショッピングとCAたちには人気の街なので、皆ご機嫌でしたね。
パーサーが『お疲れさま。明日は13時にロビー集合です』と言い、CAたちは各々の部屋に向かいました。
部屋に入ると、制服を脱いで軽くブラッシングをし、ハンガーにかけました。Yさんが褒めてくれた制服を今日ほど愛おしく感じたことはなかったかしら。
そして、バスルームでシャワーを浴び、フライトの疲れを癒しました。シャワーを浴びる間、いつもより念入りにワキやアソコをボディソープで洗ってしまいましたね(笑)。
それから湯上りの裸を鏡に映して、まじまじと見たんです。女ならこの気持ち、分かりますよね?」
何も始まってないけど「負けられない」
――すごく分かります(笑)。
「私はどちらかというと細身の体型で、バストはDカップです。でもお尻だけはちょっと大きめでコンプレックスなんですが……。歴代の彼は『この大きいヒップがセクシーだ』って褒めてくれることが多くて……。もし、Yさんに抱かれることになったら、どんな風に思われるかしら……と考えていましたね。
彼は上海やシドニーに赴任経験もあるから、海外の美女ともエッチしたことがあるのかしらとか……。まだ何も始まっていないのに『負けられないわ!』なんて思ってしまって(笑)。
不倫してしまうと悩んでいたのに、いつの間にか心は彼に抱かれることが前提に変わっていて……。自分でもよく分からないまま、ボディークリームを塗って、ヘアメイクも時間をかけて仕上げましたね。当時からボブヘアでしたからブローも念入りに」
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