幸せは庭やベランダから!春まで百花繚乱「秋に仕込む植物」

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-10-12 06:00
投稿日:2022-10-12 06:00

パンジーやビオラは…

 9月になると冬の代表選手であるパンジーやビオラが店頭に並ぶ気の早いお花屋さんもあります。きっと好きすぎて待ち切れないのでしょうな。

 そしてその時期にお買い求めになる方もいらっしゃいます。おそらく、お客さまも好きすぎるんでしょうね、とワタクシ思っております。

 というわけで、売ってはおりますが、、、パンジーやビオラの本当にオススメしたい植え時は11月~12月末の寒くなってから。10月もダメとは申しません。ですが、寒冷地ならまだしも、ワタクシの住む神奈川のような「寒さはまだそんなに……」というエリアは、もうチョイ待って。

 植えても咲きはしますが、根が張り成熟する前にワーッと一気に花が咲いて株が弱り、そのあとはヒョロンと間伸びしたり花がなかなか咲かなかったり……。

「そうなったら違う苗を植え直していろいろと楽しみたい!」という、身体もお財布も元気な方であれば何も申しませんが、「一度に決めたい!」というご希望であれば、本格的に寒くなり始めてから。そうすると、5月の連休すぎまで楽しめそうでございます。

 逆に、年が明けて霜が本格的に降り始める頃には、株ごと凍ったり浮いてなかなか根付かないのでご注意ください。

苗を植える前にやっておきたいこと

 今年の冬は予報ではやたら寒いとのこと。寒さに強いとはいえチョット心配だなあ。そんな心優しいアナタにお伝えしたいポイントは2つ。

 植え込む土には腐葉土や赤玉土を混ぜて、マルチングをしましょう。

 赤玉土や腐葉土を混ぜ込むと地中に細かな空気のポケットができ、暖かな空気を若干溜めるスペースを生み出します。

 マルチングとは、バークや藁くずなどを土の表面に蒔く作業のこと。これをすると寒さを避けられ、霜除けだけでなく保湿も確保されます。

 暖かくなったらマルチングを取り除く必要がありますが、とりわけ、たくさん隙間を空けて苗を植え込む場合はマルチングしてあげると、良い結果が期待できます。お試しあれ。

 年末に向かって残りのカレンダーは3枚。早いものです。イベントの多い楽しみな季節にもなってまいりました。可愛らしい花とともに過ごす冬の夜はまた格別!

 というわけで、可愛い花たちがアナタに幸運がやってくるお手伝いをしますよう……遠いお空の向こうから応援しておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


アラフィフ独女が『人事の人見』を見て思うこと。平成の働き方はもう通用しない…私たちはどう振る舞うべき?
 アラフィフ独女ライターのmiraeです。前回のコラムでもお伝えしたとおり、アラフィフである私は、氷河期世代として社会に...
夫のいびきがうるせえ! 約6割の人が悩んでいる睡眠問題、「対処法がわからない」は卒業しましょ
 眠い眠い眠すぎる! 「春眠暁を覚えず」昔の人はよく言ったもので、つい昼間でもうとうと…。  この眠気、我が家に関して...
2025-04-29 06:00 ライフスタイル
シッポがピン!「今日のご飯は鯛だニャン♪」ご機嫌“たまたま”たちが集結したよ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
脱「片づけられない女」宣言! この連休中こそ実行したい“断捨離”4つのコツ
 自宅の床には片方だけの靴下や、ぐちゃぐちゃのハンカチが転がり、デスク回りは書類と資料の山で作業するのも一苦労。そんなあ...
何気ない街の風景
 何気ない街の風景。  ここにいるよ…って呼ばれて振り返る。  心地良い風が吹いた。
【動物&飼い主ほっこり漫画】第95回「おーい! コテツ!」
【連載第95回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
夫よ「育休=自由」じゃないんだよ! 病む寸前まで追い詰められた女たちの叫び
 子供を出産してから、育休を取得する女性は多いですよね。また、出産後の妻を支えるために、育休を取得する夫は少なくありませ...
【女偏の漢字探し】「桂」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
アラフォー最強のすっぴん女優は? 北川景子らに学ぶ「見た目年齢が若返る」メイク術【プロ解説】
 美人女優たちの素顔が話題になっている。女優の北川景子(38)が21日に自身のXを更新し、主演ドラマ『あなたを奪ったその...
ごめん、フォローしきれない! 新入社員からの正直うざいLINE3選。電話魔、完コピ女、自分至上主義にゲンナリ
 右も左も分からない新入社員を迎えたとき、「自分もそんな時期があったな」と懐かしく感じるとともに、先輩や上司としてフォロ...
病み期のLINEは“黒歴史”の宝庫デス。「生きてる価値ないよね?」かまってちゃん化して大騒ぎ!
 悩みが多かったりつらい出来事が重なったりして心が病むと、いつもとは違う自分が出てくることもありますよね。そんなときに送...
金運=黄色だけ? いいえ「赤い花」もアガるんです。仕事運もゲットするベストな置き場所
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋、止まらない物価高騰のせいか「金運が上がる花ってあるんかい?」という質問をお客様からもら...
「猫島のアイドルは俺にゃ!」ニンゲンの寵愛をめぐり“たまたま”が大激突
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大阪万博にいざ! 情報がない、時間が足りない、日本館がひどい…それでも大満足だったわけ【現地レポート】
 4月13日に開幕した2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博。テレビなどのメディアでは大盛り上がりです。実は筆者、開幕...
「思われニキビ」に浮かれたおばさん、衝撃的な事実を知る。お前…更年期症状の一種だったのか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「一緒にいるの恥ずかしい」3カ月後に父が他界…今でも後悔している失言エピソード
 あなたは人生において「あの言葉をなかったことにしたい」と思う失言はありますか?  言ってしまった言葉はいくら悔やんで...