断るのが苦手!身内の弔事を使い尽くした私のテッパンワード

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-10-14 06:00
投稿日:2022-10-14 06:00
 気分の乗らない誘いを断る時、みなさんはどうしていますか?
 私は「今日は体調が悪くて……」とか「どうしても外せない用事があって……」などとウソの理由を言ってしまいがち。
 そうすると「そうなの? じゃあいつなら空いてる?」と詰められて、ゴニョゴニョしてしまいます。体(てい)よく断るコツってないものでしょうか?

 

 

 

断る時こそ、ハッキリ明るくわがままに!

 スナックで働いていると、「じゃあ、次の休みの日に飲みに行こうよ!」なんてお客さんからお誘いを受ける機会も少なくありません。

 もちろん社交辞令な場合がほとんどですから、こちらも「いいですね! 予定があったらぜひ」と返します。

 しかし、中には「で、いつ空いてるの?」と予定を詰めてくる人もいるんですよね。

 私はこういう場面が大の苦手です。結局うまくはぐらかせず、歯切れの悪い返事をして、お客さんの気分を悪くさせてしまったこともしばしば……。

「自分」を主語にして断る

 これまで散々、「仕事が忙しい」とか「その日は予定がある」と誤魔化してきた私が思うのは、断る時は「自分」を主語に持ってくるのが一番良いです。

 用事や予定を主語にすると断りやすくはなりますが、その場しのぎでしか使えません(身内をそう何回も殺せないし……)。

 しかもその後、詰められる可能性がある。だから最近はハッキリ明るく、わがままに断るようにしています。

「私、休日に決まった予定があるの嫌なんです。気分屋なんで!」「私は休日ゴロゴロしてたいから無理かなー」みたいな感じです。

 そうすると、どんなお客さんも「じゃあしょうがないね」とあっさり諦めてくれたり、「もー仕事しろよー!」と笑ってツッコミをいれてくれたりするので、嫌な雰囲気になりません。

 断るのが苦手な人ほど、自分のわがままを理由にするのは抵抗があると思いますが、後先を考えればこれがベストだと思います。次に断る時は、ぜひやってみてくださいね。

登場人物紹介

コミ:どろんぱのホステス。お酒が大好きでいつも飲んでいるが、たまには飲まずに考え事をする時もあるみたい。営業時間の終わりにママと飲むのが好き。

ママ:どろんぱのママ。気分が乗らなければ、誰の誘いでもしっかり断れる。また、自分が人を誘う時もハッキリ答えてほしいと思うタイプ。ウイスキーはロック派。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


青空にオレンジボディが映え“たまたま”の見返りメンチにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「レンジでゆたぽん」人気じわり..足を温めると眠りやすい!
「レンジでゆたぽん」を知ったのは、年末年始に長野県の義実家に行った時。寒がりな私を気遣って、義母が用意してくれたのです。...
真似から始まったファッションも、いつか体に馴染むもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
仕事のサボりがバレた瞬間4選 リモートワークは意外と見られている!
 近年では、リモートワークやフレックスタイムなどの制度が導入されて、数年前よりも働きやすくなりました。  一方で、自由...
「とにかく盛り上がるやつ頼むよ」ってさぁ 先輩の無茶ぶりLINEがすぎる
 お笑い芸人の松本人志とその後輩芸人たちによるアテンド飲み会が話題になっていますね。  ニュースの真偽はともかく、...
2024-02-21 06:00 ライフスタイル
卒入学、彼岸、送別会【花屋が教える】予算内で理想の花束を贈る7カ条
「斑目さん、今年こそは頑張って期限内にお願いしますよ!」  お正月がなんとなく終わったばかり、なんて思っていたら、我が...
仕事のモチベが上がらない!30女40女のやる気スイッチをONにするテク
 どんなに好きな仕事でもモチベーションが上がらない時だってありますよね。気持ちが乗っていない時は、ミスしたり、時間が永遠...
年の差婚の弊害?夫の“昭和の価値観”を持つ息子の将来が不安すぎる件
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私の夫は10...
今夜は誰と出合おうか…人で溢れる街の隅っこに転がる心
 先に仮想世界(?)でお互いを見つけて、そこから顔を合わせるって最初は気まずくないのかな? と昭和の世代は思っちゃうけど...
菜の花の小道で一触即発! 道を譲るのはどっちの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
水商売の水は流水説 夜の街で働くホステスやホストだけが当てはまるの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
朝日に向かって飛び立つハクチョウにも悩みがあるとしたら…
 朝日を浴びて飛び立つハクチョウたち。並んで飛んでいるけど、それぞれどんな立場で、どんな関係なんだろう。  きっと...
イラッ!遅刻を許せない私は心が狭い? 穏やかな心を保つ3つの考え方
 会社や約束の時間に、平気で遅刻を繰り返す人を見ると「許せない!」と感じる人は多いはず。とはいえ、自分がイライラすれば周...
シャトレーゼ専用のポイ活は知らなきゃ損! 激アツ宿泊特典&賢い裏ワザ
 シャトレーゼのお菓子はよく食べているのに、シャトレーゼのポイント「カシポ」を知らないなんてもったいない! 「カシ...
贈り物に「無理して喜ぶ」はNG行動 本当にイイ女は“感動コスパ”の猛者
 誰かに喜んでもらえるのって嬉しいですよね。そして小さな労力でたくさん喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。それが“感...